2015 年 6 月 6 日 のアーカイブ

2015 年 6 月 6 日 土曜日

打ち込んで

分かつほど 鋭くもなく

揺るがない よすがになるほどの しまりもなく

ただ ぼってりと 

鈍く 重たく

なまくら楔?

まるで わたくし

いや それだからこその

用いかたもあるであろうか

飛び立つ日のための 羽衣が ため息に飛ばされぬために

重しになり

錆び滲み出る汁で 地球の落とし子の 

証しなどして

日々の営みに かけ離れたようなところで

何をか つないでゆく

えすとろげんのせいになどして

ずずずり と ひきずりつつも

すすむ

すすめ

どら焼きピン

2015 年 6 月 6 日 土曜日

昨日

merry merry christmas land さんで 買った

仙台 どら焼ピン

ずんだと あんこ

どっちも あむっ て してある 食いかけ

なんか 愉快

滞る息を

ふ… て

漏れ笑いとともに

吐き出す きっかけにして

建築中

2015 年 6 月 6 日 土曜日

柚子の木の

奥の方に

ふたもんあしながさん

小さなおうち構えてますけんど

もしかして このお方

ちょいと前に このあたりにおった

ナミアゲハ 鳥糞幼ちゃん…くっちまいましたかね?

どうも あのあと みどりこさんに なった姿 見かけてないのだよね

うううううむ…

みどりこさん 見たさに

駆除など 迷いかんがえはじめたりして

身勝手

心の筋肉鍛錬なのか?

2015 年 6 月 6 日 土曜日

一人称で 語ったのに

一般論で 語られて

あぁ と ため息

ここの話なのに

どこへいくんだろう?

ここにいるのに

何をみているのだろう

近くて遠い人

多くを分かち合えないのに

なぜに寄りあうのか?

分かち合えないと わかっているから

触れられるものだけ 触れあうのか…

思いもかけぬ こころの筋肉が 鍛えられたようでもあって

それもまたよし と

嘯いてみた

人と人との すりあわせの妙味

珠に魂

2015 年 6 月 6 日 土曜日

珠に

魂やどるなら

数えきれぬ そちこちに

やどってくれ

そこいらじゅうから 

みつめていてくれ

雨に

露に

涙に

どこを向いても

安心できるように

撫でる猫の手 貸しちょくれ

2015 年 6 月 6 日 土曜日

真夜中過ぎの 2時

母から電話

んで おしっこ助太刀 出動 

階下へいったら

トイレから出てきて父「なんで 二人も起こさなくてねぇんだ!」と えらい剣幕で 母に 声 荒げる

真夜中 父は 母に 起こされると

すぐに助太刀するでなく

まず 己が トイレへいってから…なんだな

父も色々と 抱えてますしね

しかし 一昨日 父が 夜 転んで 背中をぶつけた…なんてなことも あったもんで

母としても 不安やら 心配やら…もしくは ゆめうつつの狭間の 寝ぼけも相俟って

わたくしにも 助太刀頼んできちゃったのだろうね

仕事にいかなくちゃ…の前の日は

真夜中以降の 助太刀は 

なるべく 父に バトンタッチが 定着してたのだけど…す

ちょうど ぐすぐずめそめその 波に呑まれて 眠りの尻尾 掴みそこねてたところ

気持ちの切り替えになったりもしたので

こんなんもありかな…なんて 思ってるで

そんなに 怒らんでもいいのに…なんて

はじめは んもぅ…なんて 

ちみっと むぅ と してたくせに

人の 怒るさま みると

ひうぅ て 波 引いてゆくのね

不思議なり 人の心持ち 

撫でる猫の手 貸しちょくれ

迷子のまま

2015 年 6 月 6 日 土曜日

ゆくえを?

たましひの ありかを?

何を知りたいのだろう いま

知ったら

どうにかなる?

しらなくてもいいや

また その 温みに

湿り気に

息づかいに

また 触れることができるなら 

それでいいや と

ただ 手を のばす

闇へ

光へ

迷子なのは

わたくしだ