あぁ!と 心が動く
付箋を貼る
動くポイントは その時の 己の心境に通じるようなことや
輪郭が見えぬまま抱えていた思いに 光があたったようなとき
でも あとから 見返して
「なんでここに付箋?」という 謎なときもあり…
まぁ 見返すことも あまりないのだけど
もしかしてもしかしたらいつか先々で あぁ て また その時に 立ち返って うれしくなることもあるかもしれないから
未来の自分への お土産に…な 気分で 貼ったりもする
そのまんま 誰かに貸したり 上げたりしてしまって「なんでここに?」て もやもやした気持ちにさせてしまうことも多々ありなのだけど…
コロナ禍…と言われ
外出の制約やら 自粛始まった頃
お家滞在時間を たのしく♪とか
読書文化復活を!とか
#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって
7日間
本の表紙のみ紹介だとか
誰かに 繋いでタグ付けするとか
いろいろ 制約あったのだけど
やはり 読んだ気持ち 言いたくて
制約取っ払い
そこから 勝手に 派生させた
#7daysbookcoverchallengeSpinoff
飽きずに やっとります
2024年 その82
『詩的言語が萌える頃』森崎和江(葦書房)
ちょっと前に 無性に読みたい知りたい!衝動にかられて
今 新品で手に入れられないため 日本の古書店サイトで 取り寄せたった 一冊
森崎和江さんに関して
ジェンダー関係の本の中で 触れられていて
それは 功績を称えるばかりではいかん…てな 若干 批判的な一文に登場していて
名前聞いたことあるけど 著作読んだことなかったっけな…と
手繰り寄せ始めたばかり
これはまだ 多分二冊目
一冊目『慶州は母の呼び声』で 概ねの 動向 知った気になっていたけど
読後 だいぶ間が空いてしまったため
ん?これってなんだっけ?とか
何をどうなさったのだったっけ?な 迷子になり
つくづくと 記憶力のあやうさがかなしい
でも 谷川俊太郎さんについて 触れた言葉やら
あぁ そういうことだよね!とか
思いを 言葉に結ぶ 真摯さ
状況から それのそこにあるものを汲み上げることば選びの 美しさを
ほれぼれと 受け取る
んで これ「痕跡本」でして
もとの持ち主の方の 線を引かずにいられなかった思いが 重なったり ずれたり
見知らぬ人のことを 思い浮かべたり
ふいに 盗み見てしまったような どきどきな気持ちになったり
無闇矢鱈な 付箋貼りを 浅きわたくし…などと 恥じてみたり
興奮状態!ではないけど なかなかに 揺さぶられた 読書時間でもありました
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