‘ご本のこと’ カテゴリーのアーカイブ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その82

2024 年 9 月 16 日 月曜日

あぁ!と 心が動く

付箋を貼る

動くポイントは その時の 己の心境に通じるようなことや

輪郭が見えぬまま抱えていた思いに 光があたったようなとき

でも あとから 見返して

「なんでここに付箋?」という 謎なときもあり…

まぁ 見返すことも あまりないのだけど

もしかしてもしかしたらいつか先々で あぁ て また その時に 立ち返って うれしくなることもあるかもしれないから

未来の自分への お土産に…な 気分で 貼ったりもする

そのまんま 誰かに貸したり 上げたりしてしまって「なんでここに?」て もやもやした気持ちにさせてしまうことも多々ありなのだけど…

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その82

『詩的言語が萌える頃』森崎和江(葦書房)

ちょっと前に 無性に読みたい知りたい!衝動にかられて

今 新品で手に入れられないため 日本の古書店サイトで 取り寄せたった 一冊

森崎和江さんに関して

ジェンダー関係の本の中で 触れられていて

それは 功績を称えるばかりではいかん…てな 若干 批判的な一文に登場していて

名前聞いたことあるけど 著作読んだことなかったっけな…と

手繰り寄せ始めたばかり

これはまだ 多分二冊目

一冊目『慶州は母の呼び声』で 概ねの 動向 知った気になっていたけど

読後 だいぶ間が空いてしまったため

ん?これってなんだっけ?とか

何をどうなさったのだったっけ?な 迷子になり

つくづくと 記憶力のあやうさがかなしい

でも 谷川俊太郎さんについて 触れた言葉やら

あぁ そういうことだよね!とか

思いを 言葉に結ぶ 真摯さ

状況から それのそこにあるものを汲み上げることば選びの 美しさを 

ほれぼれと 受け取る

んで これ「痕跡本」でして

もとの持ち主の方の 線を引かずにいられなかった思いが 重なったり ずれたり

見知らぬ人のことを 思い浮かべたり

ふいに 盗み見てしまったような どきどきな気持ちになったり

無闇矢鱈な 付箋貼りを 浅きわたくし…などと 恥じてみたり

興奮状態!ではないけど なかなかに 揺さぶられた 読書時間でもありました

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その81

2024 年 9 月 3 日 火曜日

母の 歌稿(東北アララギ会 会誌『群山(むらやま)』への 短歌書き)の 助太刀は

がんばれがんばれ 励ましすぎても 待ちすぎても

己が 焦れてしまうばかり

これを好機に 

こことこの ゆっくり本など読んでる場合ではない…なんてな 気持ち 払拭して

本でも読んで 気持ち鎮めたほうが よっぽど 次への切り替え 新展開への 底力がつくであろ と

待つだけでなく 読む時間へと スライドさせておりました

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その81

『湯気の向こうから』今村欣史

震災の 2年程前

わたくしが ホームページ 新月兎企画を はじめて ほどなくして

なにかの言葉を探しておられたか

その検索に わたくしの ブログが引っかかった…という

棚からぼた餅的な 出会いをくださり

以後 ことばの 思いの 恩人として

そして 勝手に 親しみさえ 感じて いきなり訪ねて行っちゃったりしたという

「あの」今村さんの 最新著作

「喫茶・輪」に 集う 味のある人たちの ことば 心模様を 掬い上げた『コーヒーカップの耳』

敬愛してやまぬという 宮崎修二朗翁の 文学史秘話を 纏め上げた『触媒のうた』

あまりにも 温かく 愛しすぎて どきどきしてしまう『恒子抄』

などなど どれをとっても 温かく 敬愛の思いに溢れているのだけれど

今回のは それらにも増して 今村さん ご自身の「渇望」のような思いが 文学へ 書き記すことへ 

学び続ける力を 今も 燃やし続けておられるのかもしれない と 思ったりした

手に負えないほどの 多くの学び

見失ってしまったかのような 種子たちが

なにかの折に

言葉をきっかけに

「あっ!」と 声を上げつつ 思い出される 驚きよろこび に

うれしさの 共振を いただく

いつしかそれが芽を出し 花咲き 実を結んで 著として 織りなされる

開かない引き出しにしまい込むではなく

引き出しやすい書架に 並べられたような 学びっぷりであるのだろうか

己の記憶のしまい込み方を 省みたりもする

「本の傍線」では 肝に銘じなさい と 言われた気がして

付箋など ぺたぺたと 貼りまくってしまった

他人事なのに

愛を持って すくい上げられる出来事に

個人的な日々のことが 引きずり出される

父上が 逝かれたことのくだりでは

うちの父と重なった

父が用いていた 導尿カテーテルがあったなら また違った道もあったろうに…なんて思いつつ

ふいに いつも傍らにあった おしっこ袋ちゃん(ウロバッグ)が 目の前に浮かんで

呆然とするほどに 突如涙

が 溢れ出てしまった

…いやはや…

…ところで 168ページの「”無遊”」は 前出したろうか?と 前に戻ってみたものの 見当たらず

もしかして「夢遊」でしたか?

もしかして 訂正の言葉 投稿なさってたかしら?

…ま そんなことは 些末なはなしで

文学者のことに 明るくなくても

敬愛 尊敬 渇望 慈愛に満ちて 読み心地の やわらかく 温かなる 一冊として たのしませていただきました

ありがとうございます〜♪

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024 」その80

2024 年 9 月 1 日 日曜日

ここ一ヶ月以上

「本読んでる時間あるならばもっとやらにゃならんことがあろう」的な 思いで

ゆっくりと 本を読んでおりませんで

…とはいえ 数ページ 捲ったり…てのはありましたる

そんなこんなで

ちょ と 時間かけてしまった 一冊

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その80

シリーズ ケアをひらく『どもる体』伊藤亜紗(医学書院)

ちょっと前に読んだ『わたしの身体はままならない 障害者のリアルに迫るゼミ特別講義』(河出書房新社)で

あと なんにゃらかへの寄稿で 伊藤亜紗さんの ご著書をもっと読みたい と 思って 入手していたもの

自分の中で 思いの速度と はなすことの速度のズレや

言い換えがあるし

とある 役割 立ち位置をつかまえられたときには 難なく 滑り出てくれる実感もあるので

「どもる」ということに 親近なる思いはあったりする

なにか問われて

「え〜と…」とか

「そうですねぇ…」なんて 探る間合いも

ある意味 近似な気がするし…

単に どもる 吃音 ということにとどまらず

発声するメカニズム

モーフィングのこと

かなり 深く取り上げていた

中に「古代ギリシャで黙読が発見されたのは、遅く見積もって紀元前五世紀。それ以前は、声に出す以外、文字から意味を取り出す方法」はなかった

「読むということは、自分の声を書かれたもののために役立てること」

「読んでいる限りは、自分の声を相手に引き渡している」

…という 一節は なるほどな と 改めて 思い巡らせてしまった

昨日の「朗読の旅」では 物語が生まれなおし

誰かに 引き渡されていた

受け取る人が そこで 改めて 感じる扉を 開いて 

そしてまた その思いを 物語り 受け渡していた

うけわたしあいたいおもいがあるからこそのことば というものを 思う

かつて 知り合った方が 吃音を持っておられたようだけれど

それに気づくのに ちょ と 間があった

はじめ 噺家さんみたいだなぁ て 思って そう伝えたら

「そんな事言われたことないっすよ」と 照れておられた

事務的やり取りをせねばならないときに

その方が「難発」になることに 気づいたのだったな

かなり 役柄の設定のようなもので 乗り越えておられたのかもしれない

今はもう会えなくなってしまった その方のことなど

思い出したりもした

とりとめなく

でも どこかしらつながっているなぁ

朗読の旅へ ぜひ

2024 年 8 月 16 日 金曜日

ドリアン助川さんの 朗読の旅

これまでの会場は

ラーメン屋さん(「あじぶか」さん)を 皮切りに

ギャラリー

カフェ

本屋さん

お家の庭

お寺…などなど

なんとも バラエティーに 富んでいて

その場所に 

集う人々に 想起された 言葉たちに彩られた

唯一無二の ひとときが繰り広げられていったそうです

『動物哲学物語 確かなリスの不確かさ』からの 朗読

ただ文字を 読み上げるのと違います

魂が 宿ります

かつて 古代ギリシャにて 黙読が発見されるまでは

音読されぬことは そこに 物語が存在しないことであったとか…

まぁ 今では ほとんどの人が 文字を読むことができていたとしても

やはり そこにある物語に 魂が吹き込まれるのは

読まれてこそ…しかも 作者の方自らが 込めた思いを 声に乗せるのですから

一人で黙々と読むのとは 違う

いきいきと息づく ひととき しかも 極上の味わいになるのは 間違いないことなのです

ドリアン助川さんの 声に乗せられた言葉を 受け取ったことのある方は 大いに うなづかれることでしょう

そして 未体験の方は ぜひぜひ!

朗読と 講演(トークとも言う?)

生きる日々を 内面的に豊かにしていく創作の秘密…も 聴けてしまうらしい…

8月31日(土)

宮城県仙台市青葉区北山一丁目13−1

14:00〜(開場13:30)

資福寺にて

参加費 3000円(…うち 書籍代2000円を 含む)

チラシの申込み方法が うまくいかなかったというかたも おられるようなので

新月兎企画 もりあやこも 承ります(コメントやら メッセンジャーやら あれこれにて コンタクトぷりーず)

ぜひぜひ おでかけくださりませ

猫文鎮ズ

2024 年 7 月 18 日 木曜日

ちょ と した用達で 出かけたあとは

ほぼ の〜ん と 座り居り

身体も心も あまり 動いていない上に

むわり と 蒸し暑くて

食欲もいまいち

…と思いきや

亘理の 野菜のおばちゃんが 売りに来てくれたので

野菜食べたいわ〜♪と 動き出せた

ありがたい

その後 本読みながら お茶こ(発音は「おぢゃこ」)飲むかな と 湯を沸かしたりして

振り返ったらば あらやだ 猫文鎮ズ 集合になってた

文鎮…とはいえ

本よりもでかいので

本が見えなくなっとる!

もっと 涼しい場所あるだろに

もおぉ 

…とかいって 

うれしいんだけどさ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その79

2024 年 7 月 18 日 木曜日

ちょ っと 疲れているとき

やさしい本が読みたくなる

よみやすい

こころにやさしい

…それって 絵本であることが 多いかもしれない

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その79

『たろのえりまき』きたむら えり(福音館書店)

財団の お荷物整理の折に ご自由にどうぞ箱に出されたところから 引き取ってきた一冊

こぐまのたろ…作者が ある時 知り合いのうちの子どもに 黄色いくまのぬいぐるみにお話を添えて プレゼントしたのが もとになって 生まれたシリーズだそう

幼少期を牧場で過ごし

大学の園芸科を卒業して

北海道大学農学部附属植物園に務められたという 経歴

ちょ とした 落描きみたいな 絵だけれど(失礼千万ごめんなさい!)

確かさを感じるのは 

暮らしや 知識と経験に裏打ちされているからだろうか

あまったるすぎず やさしい

おともだちのうさぎのなまえが「なーちゃん」て なんかいいな

関係ないけど うちに共暮らししてる 猫の「だーちゃん」(避妊済 5歳)の お母ちゃんは

侵入猫 第一期で

「なーさん」と呼んでいたんだ

どうしてるかなぁ…なんて思い出した

このシリーズは あと 二冊あるらしいけど

閉園した 幼稚園から譲り受けたものもののなかに あるかな?(もう 数年経つのに すべて確認できてない) 

読みたいな

なぐさめられた感じ

ありがとう

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その78

2024 年 7 月 17 日 水曜日

おのれの 心身の状態によって 

読みたい 読みやすい本てのが 違っていたりするとは 思っていたけど

なんにせよ 気持ちに余裕がある時

何があっても なんとでもなるでぇ…てな 心持ちの時は

どんな難解な本でも 読み越えられる

…いやでも そういうのって 日本語わかるけど 意味わかりません なんてことが ほとんどなんだけどね

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その78

『福音と世界 6月号 特集=依存と信仰』(新教出版社)

先日の 仙台YWCA けんぽうカフェで お話いただいた 齋藤篤牧師さんが 寄稿しておられる てことで 求めましたる

そしたらば なんと!特集が 栗田隆子さん 責任編集ですて♪

ちょ と前に読んだ 栗田さんの『ぼそぼそ声のフェミニズム』が たいそう面白かったもんで うれしや♪

齋藤篤牧師さんの「カルトとの関わりのなかの依存」も 

講演のとき 受け取った 納得を 改めて 確認させていただける思い

カルトというのは 特殊な 宗教に 限らず

人と人とのやり取りの中で

力加減が 偏って

抑圧 搾取などが 起きてくること

日常にも あり得る 力関係なのだな と しみじみ

人と人とが 支え合うことと

依存と 括れてしまうことの 境界線は きっと はっきりとあるわけではないのだな

「それなくしては立てない状態」にならず

己を支える力は 残しといて

なにかに 支えてもらえる 支えたりもするあり方のことを 思う

クリスチャンでないと なんですかこりゃ?なんてな 理解に届かない 内容も 多々あって

申し訳ないけど 斜め読みしてしまった頁もある

でも 深く聖書を読み解きたい…なんてな方には きっと すんばらしい 雑誌なのだろうな

きっかけを ありがとうございます

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その77

2024 年 7 月 9 日 火曜日

蒸し暑いって つらいけど

そんな中で

そよ と 風未満が 吹いてくれるのがうれしい

ぐえぇ と 思う時ほど

そんな ささやかな変化に 目を耳を皮膚を 凝らすようにして

ささやかを よろこぶ

つらさから をそらせるように

…て あんまり そんなことばっかりやってると 疲れるけどさ

雨上がりの風が 

頑張って喜ぼうとしなくても 心地よくて

心身がよろこんでいる

そんな 夕方の ひととき

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その77

『くさはらのこびと』ぶん え エルンスト・クライドルフ やく おおつかゆうぞう(福音館書店)

先日「色々整理した」仙台YWCAの

「ご自由にどうぞ」箱から 引き取ってきた 一冊

スイスの作家さん

妖精の絵とか 素敵な自画像の印象はあったものの

このご本を読んだことはなかった…たぶん

美しくて素敵な物語…というでもなく

どっちかというと めんこぐねぇ おずんつぁん顔の こびとが 暮らして 

いがみあったりもして

もんのすごくドラマチックな展開があるわけでもなくて(ちょ とした どたばたはある)

でも まぁ なんとかそんなこんな暮らしているんだとさ てな感じで

こびとだからとて 特別でもなくて 

わしらとおなじぢゃのぉ…て 

ご近所の話聞いてるみたいな感じ

これ こびと設定でなく

そこいらの ご近所話として 

ものすごくさりげなくいとおしいにんじょうものに リライト できなくもないかもな

そうするなら も少し 力のある 逸話とか 可笑しみみたいなもんが ほしいかな

…なんてね

なんとも ほにゃん とした 読後感でした

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その76

2024 年 7 月 9 日 火曜日

こう蒸し暑くちゃ ぐいぐい読む 気力体力 減退しますがな

でも のろりのろり めくってました

夏の話だし…と

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その76

『少女ソフィアの夏』トーベ・ヤンソン 作 渡部翠 訳(講談社)

トーベ・ヤンソンさんの『彫刻家の娘』を 読んだあと 

これも 買っていた 気がした

…のにみつからない

そして見つからないとかいうことを すっとんと忘れていた 昨年夏

ふとしたことで この本の名前を 聞き

あぁ 持ってたはずだが 探せないな 読みたいな どうしてくれよううむむむむ

…つって 買いました

あとからでてきたらきっと悔しいだろうけど

出てきたら出てきたで どなたかに プレゼントしてしまう手もある と 切り替えた

原題は『Sommar boken』…夏の本

そのままでもよかったのに 敢えて 少女ソフィアを 持ち出してきたのは

少女周辺読者に アピールしたかったのだろか?

フィンランドの しきたりや 風土に 明るくなくても

あぁ きっと そういうことなのだろう と その世界の空気が 流れ込んでくる

美しい 詩のような ことばから

うつくしさ きびしさ やるせなさ ざんこくさ…光と影が 浮き上がってくる

生きている今の ソフィアと おばあちゃんと 

それぞれの 思いが

小島のように 浮かんでいる

そして ひとごとではなくて

いつかの夏の 自分の 残酷で 躊躇いがちで でも 全能感に満ちて 苛立ちながらも 愛しくてしょうがない思いを持て余していた 苦甘い味を 思い出したりする

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その75

2024 年 7 月 1 日 月曜日

たくさんの時間をかけて

丁寧に 真摯に 現場に足を向けて 物事に 人に 会い

本当のことはどうなのだろう どうしてゆくのがよいだろう と 考え抜き

記されてゆく

そんな 気の遠くなるような 時間 労力をかけて つくられた ご本…

なんてことなく手にできたとしても

出版に 漕ぎ着けるって 並々ならぬ あれやらこれやらそれやらあって

それは どこかに所属している などという 立ち位置によって 困難を極めたりもするのだな

むむむ

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その75

『なぜ日本は原発を止められないのか?』青木美希(文春新書)

「原発ムラ」といわれる あれこれの利害が入り組んだものへの 対峙

震災後 今も苦しんでいる 人たちへの 思い

大手新聞社所属が 枷となるのか

検閲か!?

「イエス、バット」なのか 「あさひ」も…

立場を揺るがされたくない と 守りに入ったり

既得権益を 脅かされそうになると 脅すやつもおるのだなぁ

そういう「ずるさ」に 頼らなくても

いろんなことが 気持ちよく 明快に すすんでゆけたらいいのにな なんてことも思う

妨害とも思える 力に 屈することなく世に送り出してくださって ありがとうございます