丸善とジュンク堂と連携している ネット通販もやってる hontoさん
3月末日をもって 紙の通販やめたのをきっかけに
もう 気軽に ネットで 本買わないことにする
hontoさんから 紹介された トーハン関係の e-honさんは
検索してみたものの
新刊予定本について「検索できません」表示になりがち
ちなみに「取り扱いできません」表示ではあるものの hontoさんでは 検索できたってばよ
…むうぅ 使えんな…
そんなこんな言ってたのに この間 助さんが紹介してた本 検索したら出てきたもんで
試しに 買ってみてしまったよ
ぎゃぎゃぎゃ…なにやってんのよ…やまいだれめぇ
コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃
お家滞在時間を たのしく♪とか
読書文化復活を!とか
#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって
7日間
本の表紙のみ紹介だとか
誰かに 繋いでタグ付けするとか
いろいろ 制約あったのだけど
やはり 読んだ気持ち 言いたくて
制約取っ払い
そこから 勝手に 派生させた
#7daysbookcoverchallengeSpinoff
飽きずに やっとります
2024年 その53
『味なニッポン戦後史』澁川祐子(集英社インターナショナル新書)
ちょいと前に ネットにて うま味調味料を よく用いてる という 料理家が むちゃくちゃな 誹謗中傷されている話を 聞いて
そのあたりのことを 覗いてみた
吉本隆明氏の 娘さんたちが 書いた『隆明だもの』に 「先輩が開発に携わったし これは良いものだ」として 隆明氏が 山のように 味の素を 食べ物にふりかけていた話を 読んだ
とあるものを食べた と 話したとき
自然食信者みたいな人から「あれはよろしくない成分が入っているのに気軽に食べるなんて…森さんはもっと 食べ物に気をつけていると思っていたのに 裏切られた気分です」とか 何いってんのこの人!?てことがあったり…
なのですが 別にこの本が それらのことを 解決してくれるわけではなくて
どんな流れで 流行って廃れてまたもりかえして…て あるんだろなぁ と 興味があったのでした
戦後史なので
科学的解明をしてくれる とか そういうことではない
そういうあたり 知りたかったら 専門書を読んだほうが良い
でも 科学的なことって 日々 更新されてゆくことなので
今 正しい とされたことが
時が経つと「実は…」と 覆ったりすることも 多々あるし
そこらへんのこと つねに アンテナ張れる人は 張っててくだされ(そっちはまかせた)
幅広く 文献やら 新聞記事やら
よくぞ調べてくださった と 思う
過去の日本食が ベスト とは思わない
しかし
アメリカの余剰小麦を押し付けるために粉食奨励が始まった とか
一日一回フライパン運動 とか
良からぬとわかってきたのに「業界の反対の声」に 規制を渋る とか
本当にいいことのためだけに 流れができているのでもないのだな と
やれやれ 大きな力たちめ とか 思う
でも あとがきにもあったけれど ついつい わたくしも「料理に正しさを求めてしま」い勝ち
かつて 父にも言われたっけな「身体にいいから食うんでねぇ んまいがら食うんだ」てことだ
それが明らかな毒なら なんとしてでも阻止するけれど
相手によって 辛い思いさせぬ程度に ほどほどに 気をつけて
食べて うれしくおいしく健やかにこにこな ひとときになれるように
かけがえのない いのちをいかす 「食べること」を 楽しんでもらいたい と 思う
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