2009 年 10 月 のアーカイブ

思いの 切れ端

2009 年 10 月 31 日 土曜日

ひとの日誌を 見るなんて 後ろめたさみたいなものが つきまとうけど
正しく記憶を繋ぐための 添削をせねば・・・の 義務感と
今日は どんな世界が展開してるんだろ・・・という 物見高さ ないまぜで
あんちゃの日誌を 見せてもらう。
このごろ 以前ほどの 突飛な ファンタジーはなく 
それも嬉しいような さびしいような。
「祖母は六年位前に亡くなったという。それなのに 姿が見える。祖父の姿さえ見える」
・・・そんな記述は ここ数日 見られない。
とはいえ、『野鳥の世界』を 持って行ったあとは 
リハビリの記録が 何故か「巣から落ちた雛を助ける」・・・なんて 話になってたりするけど。
「ふいに 虫の声がきこえる/なんという虫か わからないが かすかに/しかしここは三階/ここまで聞こえてくるだろうか」
こりゃ 詩ですかね。
室生犀星の「なんといふ 虫かしらねど 時計のはりにはいのぼり つうつうつうとなく 虫けらもののかなしさよ」・・・でしたっけ?うろ覚えの 詩を 思い出した。
たみおばの 中国土産「マカダミアナッツチョコレート」(ハワイでもグアムでもなく 中国のマカダミアナッツチョコレート・・・パンダ&万里の長城の写真の箱!こてこてぶり180%)の 1/4を こっそり 差し入れたら、「君は食べたの?」と 気遣ってくれつつ ぺろんと たいらげた。
こんなに すぐ食べちゃったら 記憶に残らないかも・・・と 日誌に書いてもらった。
以前 お友達の 真壁君から いただいた お菓子は
わしらが 見る前にもう なくなっていたけれど
日誌に「文とさなおばが 気に入って 全部食べてしまった」ことになっていた。
いや、食べてないですかんね わしら。
でも あんちゃのなかで「いやすこ」(くいしんぼう)なんだろうな、わたくしと さなおばは。
印象が紡ぐ ことどもを 語る 物語って そういうこと。
事実ではなくても 嘘ではない。
もしかしたら 真実なのかもしれないな。

運転中は酔っちゃいかん

2009 年 10 月 31 日 土曜日

いや アルコール摂取してませんけど。
疾走感あふれる曲なんて かけながら 走ると
少~し 何かになりきっちゃったみたいな 自意識が こっぱずかしい。
風切って 走ってるのは わたくしでなく 機械(車)のほうなんで、
いくら 操作は自分がしてるからって 偉いことは一個も無い。
偉いのは こういうの作った エンジニアさんだ
そこんとこ勘違いすんなよ 若造どもがぁっっ!
はあはあ・・・すびばせん ちいとばかし 今日の国道運転で 気持ささくれだってしまいましたもんで。
横道それましたが 近々 TAP で使う ルパン三世の 参考CDかけながら 運転してたら
気分が ルパンになっちゃいそうで 危険!だった。
小学校の頃 なんだか 大人な展開で どきどきしちゃったなあ ルパン三世。
ま、運転が 大人な展開になるわけぢゃないんだけど
身の程知らずに 疾走しそうなもんで
のせられやすい わたくしとしては あまり テンポの速い
かっこいい 音楽かけて走るのは よくないな・・・と 反省しておりますだ。

果物の酸味

2009 年 10 月 31 日 土曜日

ご近所の方から 林檎をいただいた
すっぱいのと あまいの。
酸っぱものに弱い父 額の皺 縦も横も 総動員して う~・・・なんていってた。
でも 懐かしいような 嬉しい気持ちになったわたくし。
このごろの果物って やたら 甘く甘く 改良(悪?)されちゃってるざんしょ?
なんか 嘘くせえ。
自然界のものって あまからすっぱしょっぱにが・・・て すべての味が
ちみっとずつ全部含まれてる と 聞いたことがある。
ちょみっと 渋いようなすっぱみのある 林檎の味
これとて 大分 品種改良されてるものなんだろうけど
噛んだ後に ごわわっと よだれが 喜んで出てきた感じ。
わ~い!て 声まで 聞こえて気がする・・・なんつったら 大げさだが。
昔 ダメ といわれていたのに 
こっそり つまんだ 庭先の姫林檎や 石榴 
神社の裏の グミや スグリ・・・確か こんな味の片鱗が あったなあ なんて思う。
目に見えない「味覚」に そんな ほこりくさい 思い出まで 呼び出されちまった。
物思う秋ですかね

勝手に 験かつぎ

2009 年 10 月 31 日 土曜日

うちの近くにある 横倉の用水掘り
こ汚いのだけど そこに 美しい鳥が やってくる。
白鷺 青鷺 五位鷺 バン ・・・なんと 空飛ぶ 翡翠・カワセミまでも!
ふと目をやって かわせみの ひらりすいっと 流星のような 姿を見た後は
なんとなく いいことがやってくる。
おととい見たんだ♪
そういうのって 独り占めしないほうが いいこと 倍増する。
この ブログ見てくださってる方にも ラッキーおすそ分け~! 

待ち時間

2009 年 10 月 31 日 土曜日

ぴちが 外に出たい・・・てんで 一階の 茶の間のガラス戸 開けて 戻ってくるまで待つ。
夜気が ひやりと 流れ込む・・・晩秋の匂いになってきたかも。
ただ待つと んも~と じれったくなるので
日中うまくいかなかった 「ブログに 画像挿入」を 試みる
できねえ!
何度も 接続切っては繋ぎなおし・・・いらっ なめとんのか われぇ!
気を取り直そうと スパイダーソリティア(パソに もともとはいっていた カードそろえゲーム)始めてみた・・・できねえ!!
うにゃうにゃな気分になってたら 一回戻ってきた ぴちが 再びおでかけ
おいっ! なにやっとんぢゃ 自分!?不毛の極み。
再び 画像挿入試み始めたら やっと おかえり ぴち。
後一回 やって 挿入できなかったら もう諦めるもん
・・・なんて ふてくされたら できた
いつもの携帯電話 ぼけぼけ写真ですけんど。
ぼけぼけだから なかなか 上手く挿入できない・・・とかないよね?

猫のおやくそく

2009 年 10 月 30 日 金曜日

キッタティー タダーキラ アルルガッタ アルアラビイヤタ猫そっちのけで やろうとしてることがあると
なに無視しとんぢゃ・・・てな感じで 目の前に どん!と やってくる。
新聞なんか 丁度 読んでる場所へ のさり!と 横たわったりする。
アラビア語宿題でも・・・と 開いたら ぴち ずずずいっと ノートへ。
おお、君の手でも借りようかい・・・て 役にたちゃしませんが。
それでも「わたくしが アラビア語のノートを開いた時 うちの猫がノートの上にあがったので しばらく書くことができませんでした。しかし 彼女が アラビア語を勉強しているようで おもしろかったので 携帯電話で 写真を撮りました。」という 意味の 文を 宿題作文に書いた。
今回は 役立ったかな。

小騒ぎ

2009 年 10 月 30 日 金曜日

あんちゃ見舞いにて
シャワーに 行く・・・てんで、その後 洗濯物受け取ってから帰ろうと
病室にて 待つ。
しばらくして シャワーにどうぞ・・・と 言ってくださった ヘルパーさんが
「あれ・・・森さんは?」なんて 来たので、まだ戻ってきてないんですけど
・・・といったら え!?なんて顔になった。
「シャワー室に いないんですよ」と 小走りで ナースステーションへ。
ありゃま、迷子になっちまいましたかね?でも そんなに遠くへはいけまい
ふと見ると 病室横のトイレが 「使用中」に。
もしかして・・・とは思ったものの、違ってたらやだしな と
わたわた ナースステーション周りを ぼんやり眺めながら
トイレ前で 待ってみた。
程なくして トイレから するりと あんちゃ・・・ほれ やっぱり。
あの~こっからでてきましたぁ~ と 告げると
はっ!?と 注目 ヘルパーさん&看護師さんたち。
ご心配してくださる 真剣な態度 痛み入りまする。
ま、そんだけ未だ 心配しなくちゃいかん状態なんだな。
当の本人は なんでやねん?てな感じで 笑ってた。
あんちゃの 日誌に 昨日 わたくしが持っていった『野鳥の世界』のこと
「真壁(あんちゃともだち)が 買ってくれた」なんて書いてあって
それ わしだっちゅうのに なんでやねん?て思ったが
ま、わざわざ蒸し返して訂正すんのもな・・・と、こっそり 「それ買ったのは わたくしで
真壁君が下さったのは 別の本だよ」と 添削して 日誌閉じる。
穏やかな 午後であった

黒いたべもの 

2009 年 10 月 30 日 金曜日

うちで使う 海苔は 見事に黒くて分厚いやつ
松島や 相馬のあたりのものを いただいたりまとめて買ったり。
昔からずっと それで育ったもんで
薄くて ぱりぱり・・・と すぐ割れてしまうものや
青いやつは「こんなの 海苔じゃねえ」なんて 思ってしまいがち・・・ごめんなさい。
おにぎりは、その 黒くてがっちりしっかりした海苔を 
ご飯見えないように 満遍なくふさぐ 爆弾タイプです。
本日 昼飯で あまりやったことない 
俵型おにぎり~海苔帯状ひと巻き くるりタイプ~
三角おにぎり~よく 記号で使われる四角海苔ぺたりタイプ~
を作ったら「なんか よそのご飯みたいだね」・・・だった。
やっぱり まっくろおにぎりだよね~・・・て 満場一致で 和やかムードだったけど
ちちが「でも 黒い食べ物は いやだ」と。
なんのこっちゃ?と 思ったら 二、三日前に 私が作った 黒豆豆腐&黒豆おから のことだそうで。
食欲湧かない どぶ色・・・なんて 言われて とほほでやんす。
でも あたしゃ 美味いと思いましたわよ。
あと 何豆でなら 豆腐&おから 作れるかなあ、小豆やおたふくとか 鶯豆のような
ざらりと 煮崩れるタイプは できないもんだろかね・・・と 言うと
「食べ物無駄にすんなよ」など 言われる。ちっ
ちゃんと全部 食べるもん。

「チリメンモンスター」っちゅうのは

2009 年 10 月 30 日 金曜日

ちりめんじゃこに 混じっている それ以外の 生物のことね
興味ある方は 『チリメンモンスターをさがせ!』(先日 ブログでも紹介しますた)を みてくだせい。
昔から シラスの中の ちみっちゃい 蟹や海老 蛸が見つかるたび
得した気分になって 小躍り!
なんでそんなもん・・・と たしなめられつつ
ちっこいのに ちゃんと 蛸・・・とか これおっきくなったら どのくらいになるはずだったんだろ?
・・・なんて 食卓にて トリップしてしまい のろのろ食事が さらに 滞っていた 幼い頃のわたくし。
時折 貝の中にも ちっこい 蟹や 蟹っぽい子(稚蟹・・・「メガロパ」とか ぞくぞくするよな専門用語あり)もいるもんだから
海のものの 中身は わたくしにとって「どこでもドア~ただし海に繋がる~」が 開く 危険な魅力 てんこもり。
生き物のなかに 生き物が 姿のままある・・・て 
食物連鎖を わかりやすい形で見られる 命の学びだよなぁ。
哺乳類とかでは グロになっちゃいがちだけど
美しい形のまま見せてもらえるものね。
性教育を 「花~めしべとおしべ~」で 抽象的に導入するより わかりやすい感じ・・・ちょっとちがうか?
教材としての かえる・さかな を ただただ 解剖して からだの仕組み 見るより
市場の魚 さばいたりして 仕組み見てから 調理して食べる・・・て
いいやり方だと思う・・・なんて 思い巡らす。
ものを喰らって~命をいただいて~生きる・・・ということに 無頓着な人が増えている 今日この頃、知恵と生命力のための教育を どうかひとつ!
・・・なんか 選挙の演説みてえだ ぷっ
  

菓子鉢に どんぐり

2009 年 10 月 29 日 木曜日

用足しついでに「目黒パン工房」のりんごカスタードパンと、紅茶ロールを買う。
ちなみにここ 親戚なんですわ。
最近 娘様 修業から帰ってきて 菓子作りに精出してるとのこと。店の名前も「ブローチ」にしたってえけど、どこにもまだかいてない。
・・・それはさておき、帰り道の道草遠回りの みやげに どんぐりひろった。
荷物いったん 家に置いて 本屋へ行って
昨日買った 『野鳥の観察』一巻・・・実は バインダーつきだったのに
わざわざ 外して買っちまってたこと判明、近所の本屋へ 取りに行く。
帰宅すると、さっそく パンにかぶりついてた父
さっさと1人で食べるの 悪いと思ってか
ははとわたくしのぱんを 皿に乗っけててくれた。
よくみると 袋の隅っこに入れてた どんぐりが 菓子鉢に ころり
間違って 食うてしまうぞ。
水鳥の まろい胸のようで 美しな~なんて なでてるうちに
つい 口に入れたくなったのは わたくし