2014 年 11 月 のアーカイブ

ぐっときすぎた

2014 年 11 月 30 日 日曜日

金子光晴の 詩「寂しさの詩」から 生まれた

…と言われても それを読んだことがないまま

繪魯洲さんの作品に 会いにいったわけですが

読んだら読んだで また何らかの 着想の妙やら 納得にも たどり着けたりしたのでしょうが

なんかもう そんなこと どうでもよかったのですわ

そこがもう 世界だったから

宇宙の 

胎内の

思いという 海のうごめきを

蝋けつ画というもので あらわしつつんだ空間に

たゆたい たたずむだけで

なにかが揺さぶられる

絵が 息づかい 吹き掛けてくる

描いてある 繪の中の字を 読もうにも

別の ざわめきに かきけされる

今は 読まずともよい…そんな感じか?

デザイン的な 仕切りのような線が

ここは 作品の世界だと 思い出させてくれる

でなければ そのまま吸い込まれそうだった

このまま ここをねぐらにしてしまいたい なんて 危ないことさえ思うような 安堵

…でも きっと言葉や作品の 奥に見え隠れする 熱く痛く身を切る思い…

繪魯洲さん ご本人とも お話しできて

その 物腰の柔らかな 余白がたくさんあるような 広々した感じ

うおおぉ 素敵な方に お逢いしてしまったぞ

入り口の ブランコやら照明も 繪魯洲さん作ですて

乗りたいっ!と思ったら

「写真撮りますよ」て

すっかり はしゃぐ こどもだこりゃ

迷子の 心配までして

帰り道は 駅まで 車(かっちょいい ちゃんと鉄でできているのがわかる 繪魯洲さんの作品と似た匂いのする しとろえん)で 送ってまでいただいてしまい

きっとまた来る 会いに来るぞ などと

こっそりきっぱり 思う

鉄の馬の ちょっとしたもの 鞄に入れて

撫でたりしてみる 余韻…

傷負いてなお 血流してなお 命の焔もやし たぎる思い 形成す 言葉成す なにをか作るという 不毛で生かされる この身に宿るものを 思ふ

…そんな 思い ぼこりと うたかたに 湧き上がる

迷った後

2014 年 11 月 30 日 日曜日

迷った挙げ句

なんとか たどり着けましたる カフェレストラン shu

中里繪魯洲さん 個展「馬の『ち』房」

ゆく前に 顔本(Facebook)メッセージで

連絡くれたら お迎えにいきますよ…てなことをいっていただき

そんな お会いしたこともなく勝手に訪ねてゆくわたくしを 迎えに出るなんざ 作家ご本人目当てに ゆかれるお客様たちに 失礼であろ…と 辞したわけですが

そんなまで いってくださった わけがわかりました

遠くて わかりづらいとこですもん

…いや そんなこたぁないか

わたくし 書き写した 地図のいい加減さと ぼんにゃり歩きのせいだわね

でも そんなこんな 迷ってまでも たどり着いて よかった

ちょっとした 宇宙というか 胎内というか

なんか 確実になんにゃらかが満ちている空間に ひたることができて

ちょっと 嬉しくて 深呼吸などしてしまいましたよ

繪魯洲さまにも お会いできてお話しできて

あぁ なんかとってもいいぞ

あとで ゆっくり思い返してみよう

…でないと このあと 人と約束した場所にたどり着けなくなりそうなもんで…

つぎも 迷うなよ…と いいきかせること 精一杯

だよよよよーん

2014 年 11 月 30 日 日曜日

うちの男の子チーム(ちち あんちゃ)

パン好きで

菓子パンなど特に 

状況判断の前に 口に入れがち

家族四人で 4個のパンがあるとき

同じものなら ひとつずつ

違う種類のものなら 話し合いののち それぞれのものをとるか 何等分かにして 味を見せあいっこしながら

二つしかないときは それぞれを 二等分にして 半分ずつ…とかね

小学生の 算数問題的 割り方をしますけど

ときに おのこら

「違う種類だったから 全部食った」みたいな 過去あり…それも何度も

父なんて わかってて しらばっくれたりもするし…

昨夜 あんぱんとクリームパン…二種類のパンを 一個ずつ なんてな みみっちい お土産の買い方したもんで

それぞれを 四等分にはせずに

あんパンは 父とわたくし

クリームパンは 母とあんちゃ 

それぞれ 半分こずつてなことに しました

母は「明日の楽しみにとっておく」てんで

茶の間の 炬燵の上に 置いときました

うっかり発生しないように…と パンの袋に あんちゃが 書いた文字

「ここまですれば とうちゃんも僕も うっかり食べないだろう」とね

なんか…愉快

んま のち ひと

2014 年 11 月 30 日 日曜日

本日は

見知らぬ土地で

んま のち

ひと

ひと

ですかね

思いがけない出逢いを

思い

かける

カードあった…ふぅ

2014 年 11 月 29 日 土曜日

カード…帰宅後 捜索開始

ここにあるであろう…というところになく

あぁこりゃもうおてあげかもしれぬううぅ と

うなだれかかり

まず始めにやらねばならんことはなんであろうか

カード紛失届け出か?

明日日曜でもそういう手続きはできるのか?

しかし始発で関東方面に向かおうとしているのだぞわたくし…まてよ も少し探そう

…とまぁ 黙ってはいながらも

頭やら胸のうちやら 大変に ごちゃごちゃぶつぶつ 騒いでおりました

で…けっきょく 領収書やレシートやごっちゃごちゃひとまとめに入れっぱなし確定申告する気ないのですかバッグのなかに

使い終えた図書カードのごとく はいっちょりました

くうぅ 驚かしやがる!

自業自得…というか 自業自損しまくりですね

ま とにかく ほっとしました

「お金出し入れできないなら 大変じゃない?貸そうか?」とまでいってくれたひともいらっさいましたが

ありがとうございます それには及びませんでした

しっかりしろよ と 己に びんた気分で

でも ちょいと ご機嫌で

美味しくできた 甘酒なんかも飲んで 

にこにこさぁ

人にも優しくできるってもんです

しまっていこうや

気が 欠けとるが

2014 年 11 月 29 日 土曜日

ピアノ仕事の合間

母の 頼まれごとで

お三越へ

そつなく抜かりなく寒さなど存在しないような部屋で 順番待ち…白川夜船どころの 漕ぎ具合ではない

る~ら る~ろ ぐらん!てなもんで

首 違えるかと思った

呼ばれたときに 係りのかたが「たいっへん お待たせいたしましてすみません!」と やけに丁寧だったのは

船漕ぎ 見てらしたのだろか?

いつもよりは 待たされてませんのに…

んで 早速…と 頼まれもの出したれば

12月一日以降の お手続きなのでした

げ…

こどものおつかい以下ですにゃ こりゃ

係りのかたが 再び「ほんっとに 申し訳ございません」など 謝ってくださりましたが

一ミリも あなたのせいではないのですよ?

不思議丁寧さんでした

まぁ ついでに 別件の手続きを…と思ったら 

こんだぁ 己の とあるカードがないことが判明

ひやり…

これはなくしたのだろうか?

はたまた 家にあるのだろうか

こことこどたばた 駆け抜けてて

何がどこにあるのかどこに移動したのか…ということに

どうにも 手薄 気欠けちょる!

もっと 焦らねばならん気がするものの

まぁ も一回 家に帰ってから 探して なかったら 焦ろう…なんて思ったりもして

師走の流れのなかで のろりのろりと 歩く

雨上がったものの 曇り…なのに 明るいなぁ と 目をあげたら

見事な 連理の 銀杏

カード ありますように

鍋奉行に おまかせ

2014 年 11 月 29 日 土曜日

本日

うっすらと ささくれだったような 心持ちの名残

一足ごとに うすれて

ばんげの食材 選ぶ頃には

おっ♪ 鱈と たらちぐ(鱈の白子)…こうなったら鍋だな るん♪ などと

弾む

疲れも重なり 今朝から どうにも とげ含んだ 物言いをしておった 父も

「なんだ 鍋か?おとさん なんか やることあるか?」などとね

わたくしが 家におるときは 食事の支度は やってくれるんだろうな…てな 普段ですのに

鍋奉行の血が ふつふつと わいてきたようで

いや わたくしやろうとおもってるものの やっぱり お奉行様に お任せした方が 間違いないとは思ってるんだよねぇ つうたら

「なんだ しょうがねぇなあ あぁ 駄目だ 出汁のとりかたは そうじゃねえんだ」と 腕捲り

なんとも分かりやすく 思う壺に すとん!と はまってくれましたる

わはははは お任せいたした

鍋だから 日本酒と いきたいところだけど 生憎 ジン 焼酎 麦酒 泡盛 ウィスキーしかなくてさ と言ったら

「一升瓶で買ってある…出してこい」

なんか うきうきした声色でさえありましたよ

船頭は二人いらん てことで

おまえは手伝わんでもよい…てな 流れになったものの

思わず 糸こんにゃくの バラバラを 結びこんにゃくにしてみました…余計なお世話さまでした…不揃い…

でも 任せっぱなし 我関せずじゃなく 

何するわけでもないけど 近くで 待機してるのは 嬉しかった様子…さびしんぼさんでもあるのですね父

久しぶりに わたくしも お燗などした「愛宕の松」(親戚 新澤さんとこの酒) 乾杯して 呑んだりして

なんかさ 朝のとか 昼のとか あの ちょっとした キツいやり取り…また チャラにして やっていこうね…みたいな

暗黙の 照れ笑いみたいなん(また 懲りずに やってんのよ この とっつぁまと ばかむすめ)交わして

母も 自分のことで 擦れあってるようなあれこれに うなだれそうだったのも 持ち直して

いつものことだから 別に取り立ててどうってことない的に いつも通りに そこにおる あんちゃ

敢えて言うのも こっぱずかしいもんですけど

そんなこんなのみんなが 家族でよかったなぁ だからやれてるんだよなぁ と思う

乾杯

蓮根熱

2014 年 11 月 28 日 金曜日

蓮根熱 冷めやらず

なんだろうなぁ 

特に 塩麹と 生姜で 味付けした

きんぴらみたいなもん

ほぼ 毎日 備えてる

うちの人々「塩麹の味に慣れない」とか

「あんまり生姜 入っててほしくない」というのに

身体にいい などを 越えて

己の喜びで ひたすら 作っている感じ

いつか 冷めるんですかね これ…

別に 困ってないけど

蓮根が 品薄だったり 高値だったりする時期が

うっすらと 残念気分でおるのでした

食うたからとて

美しき 蓮の花が 咲くわけでもないが

よいのです

ばっかみたい

2014 年 11 月 28 日 金曜日

こまかいこと

どうでもいいはずの ことばのはしばし

そんなことに ちょいと こすれて

なんだかわらえなくて

いそぎあしを ふと とめて

病院の横にある ベンチに ごろん と 寝転んで

足をあげる

なんだか ばっかみたい と

口をついてでた

心持ち おひさまにあてて

かわかしたら

ぽん♪と 笑い飛ばせたみたいだ

あはは

他愛なし

真夜中に ちりごみ

2014 年 11 月 28 日 金曜日

真夜中に 

安売り 烏賊2杯で 

ちりごみ(烏賊の塩辛)と

甘味噌煮など 作って

己の無力感の 根本的解決はせぬものの

何をか 成し遂げたような気に なったりもして

お安いもんだ