2〜3年前
コロナ禍だの 自粛だの と
世界的に 閉塞的な空気になり始めた頃
お家時間を なるべく楽しくしよう とか
読書週間を 復活させよう とか
明るい方へ向かおうとする流れから うまれた #7daysbookcoverchallenge
本のカバーのみ画像表示して お友達を タグ付けして 紹介してつなぐ…という 当初のやり方ではなく
本にまつわる思いを 汲み上げたりして
#7daysbookcoverchallengeSpinoff …と
名付けて
テーマなども あれこれ変えて 引き続き やっちょります
今回は「今読んだ」…でもあるけれど
「芋蔓式」テーマ
以前も 似たテーマでやったけどね たしか
ま 忘れてるからいいや
4回目『詩集 恒子抄』今村欣史(私家版)
今村さんは 兵庫県現代詩協会におられたり
宮崎修二朗氏の 残された 現代文学会における 貴重な 資料や言葉を 編纂再調査検証などなどなさっておられる
出逢いの きっかけは
ぼやんと あれやらこれやら 書き散らしておる この ホームページのブログに
なにかの言葉を検索しておられた折に 偶然に辿り着かれたとか…で
コメントをくださったのが はじまり
その頃 「喫茶 輪」という お店をやっておられて ブログも書いておられる とのことで
ブログを訪ねてみたらば
そこにまるで自分がかつて救われた喫茶店があるかのようで
その人となりの温かさに うたれたのでした
やりとり 重ねるうち
言葉に向かう思い 改めさせられたり 思い深まったりして
言葉と心の恩人!と 日増しに 深まる思い
ぜひ生身で お会いしたいなぁ とは思っていたものの
なかなか きっかけもなく…
しかし
とある 徹夜明けの お江戸で
あぁ 上京したついでだ 青春18きっぷもあるし これから 会いに行ってみよう と 思い立ち
鈍行乗り継いで 行ってみたのでした
想像を遥かに超えた「初めてなのに初めてじゃない馴染み感」
あやうく「ただいま〜」とか 言いそうにさえなりました…てのは 言い過ぎだが
うれしくて 図々しくも 寛ぎまくってしまったのでした
「いきなり 朝に「ついでに…」とかいって 全然 ついでの距離じゃないところ 本当に訪ねてこられるなんて嘘でしょ!?」と 寸前まで 信じられない思いでおられたらしい 今村さんですのに
それはそれはもう 温かく迎えてくださったのでした
今村さんの著作『コーヒーカップの耳』や『触媒の歌』
他にも 文学研究周辺のことや
神戸のタウン誌的なものへの寄稿
お子たちや 孫さまたちの ことばを 拾い書きした 口頭詩も しみじみと良いのですが
また この『詩集 恒子抄』は 格別 別格!
詩集 というと おぉ♪と 響くものもあるものの
なかには いくつかの なんだべこれ?が 混ざっているものだけど
これはもう どれもこれもすべて うおぉう♪と 心が よろこぶ
「たとえかすかでも心をうごかされることがあるのなら、それも詩と呼んでいいのではないか」と 控えめに おっしゃる 今村さん
詩について「跳躍があること」も 大事と 教えてくれたのは やはり 言葉の恩人 朗読芸人 故 みおよしきさんだけど
心突き動かされ 挙げ句 跳躍してしまう これを 詩集と 呼ばずして
何をそう呼べるか!?と 思う
美しげな 思わせぶりな 意味ありげな うす浅い言葉の羅列の 詩っぽいものを 書き垂らす人は 多数おるけれど
詩を書く
表してゆける人というのは なかなか おられぬものだ
そして 人と出逢い
恋し続け
いつまでも 初々しい思いと 慈しみとを 持ち続け
添うてゆくこと
そしてそれを 愛という 裏打ちの たしかなる 温度も湿度も伴う ことばに 詩という作品に あらわすこと
並大抵のことではない
お連れ合いとの 結婚50周年の 記念に と
ごく小数部 作られ
発行日が 記念日
日付見ただけで 感動しちゃいましたわ
送っていただいてすぐに お手紙で感想を…とか思いつつ
軽はずみな言葉で 返すのも失礼かと 思い思い…が
重い感じになるのも 申し訳ないし…つってて
はや3ヶ月
お恥ずかしい思いを 照れ隠して
直接でなく こんなとこで 漏らすというヘタレでした
すみませぬ
いやほんと 宝物!わたくしにとっても!!
ありがとうございます
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