2015 年 4 月 のアーカイブ

のぼる気なの?

2015 年 4 月 30 日 木曜日

くものいと

まあるく

とうめいな 

たましひだけが

のぼってゆけるのかもしれないね

下から 見上げて

まだまだ のぼれないなぁ なんて

言ってたら

主から 

ぷ と 

笑われた気がした

のぼる気なのかよ!?てね

ふふふ

息を呑む(のみすぎてくるしくなる)

2015 年 4 月 30 日 木曜日

あまりにも美しくて

とどめたくて

とどめられなくて

写真に残そうとして

震える手を

息を止めようとして

苦しくなって

もんどりうつ

朝の庭

好きなものを見ると

息がとまる感じ

とどめたいのかな

好きなものを取り巻く 空気を吸い込んで

吐き出したくなくなって

ぱんぱんになるなんて

いつまで たっても

阿呆のようです

ほどけました

2015 年 4 月 30 日 木曜日

ちょ と 凝り固まってても

ずっと は つかれるもんね

ほどける ほどける

きうぅっと 固結びしたような 思いでいた人から

ひさしぶりに わたくしのこと

「ほわっ と 思い出しました」と 連絡があって

なんだか そんなことが ふわっ と うれしい

わたくしも ほどけました

ありがとう

痺れ蛞蝓の如き

2015 年 4 月 30 日 木曜日

もう自分では 削りませんキャンペーン実施中 

はい おとなしく 歯医者さんに かかっております

んで 本日は 夕方からの 治療だったもんで

さっさと ばんげの支度をすませといて

行きました

ご近所「かまた歯科医院」

せんせは あんちゃの 同級生「満くん」

実家は お菓子やさん

…別に 手を組んで なんかやらかしているわけではないよね…なんて 

ちょっと ふざけて 話の種にされたりもして

…ま それはさておき

本日「ちょっと 深いところまでの 治療なので しっかり 麻酔しますね」てことで

いつもよりも 麻痺する領域も 多目だったよう

うがいしようとすれば 

ぴうううぅっ!と 水鉄砲みたいに飛ぶし

自分の歯茎に乗っかってる固いものがもしかして歯というものですか?てな

身体感覚が ばらけるし

唇の辺り ぼうううん と 厚ぼったくて 痛くはないけど

痺れを纏っているようでもあり

あぁ なんか 痺れ蛞蝓(なめくじ)が おるぞ 口元に

…いや まてよ

わたくし自身が 痺れ蛞蝓か?

てなわけで 帰宅しても すぐに ご飯なんぞ食べられるわけもなく

ちちははに 上げ膳して

とりあえず 冷や冷やした 蕾菜の 浅漬けの はじっこだけ

みちみちみちみち 噛んでおりました

きんきの 煮付けの味

なかなかに 好評で

痺れ蛞蝓になる前に 作っといてよかった…なんて 言ってるうちに

なんとなく 塩が効いたのか? 

のろりと 蛞蝓も 退散したようで

時間差で やっとこ 食べることができたのでした

ふぅ

のどかな朝

2015 年 4 月 30 日 木曜日

母デイサービス お出掛け前に

日本のことばや

色合い

季節の行事などの 本を読む母

ぼんやり 珈琲飲んで(なんと今日は 父が淹れてくれた!)

横におる わたくし

刺すような 音が 微塵もない

やわやわと 揉みほぐされるような ひととき

ずっとこんなふうに ほやほやと 漂うようにしても 暮らしてゆけたらよいなぁ

…なんて 霞のようなことを 思い浮かべたり 流したりして

のどかな 朝

たまよとまれ

2015 年 4 月 30 日 木曜日

草の棘に

蕾のさきに

蜘蛛の糸に

たまが とまる

そこに ぐるりと せかいが まるまって

まるめこまれたくなって

胸いっぱい 靄をすいこんで

あぁ わたくしにも 

たまよ とまれ

さようならではなくて

2015 年 4 月 29 日 水曜日

手を のばしても

届かない 高み

まるで

青の中に立っている

あなたのようだったよ

今まで以上に

思いのままに 

手を 

想いを

のばしていってね と

手を 振ったよ

さようならではなくてね

縛られるのは

2015 年 4 月 29 日 水曜日

うわ…

んもう あんた

くるりんちょ くるりんちょ

ほとばしるのね

ちから

じしばり…なんて

縛られちゃいないくせに

そんな 名前

あぁ そうか

その魅力で

わたくしを ぢびたに 縛るのだな

やられた…

あかあか

2015 年 4 月 29 日 水曜日

緋牡丹

火の色

赤々と

明灯り

あまりに 開かされて

目が眩んで

あかってなにいろだろう?と

呆けたように

見入る

魅入られる

ああぁ

色っぺえ

おちつけあてつけ

2015 年 4 月 29 日 水曜日

ほんっとに つまらんことで

ムカッ腹立ちまして

でも あれこれ準備して 出掛けなくちゃいかんもんで

きちんと 思いを伝えるでなく

思いっきり 無言のどたばた当て付け

なんて つまらんことをしておるのだわたくしは…と わかっていて 

もう なんだか ことばも 手繰れずに

人と目も合わせられずに

どこかへ 逃げ隠れてしまいたくなる

それでも いってきますっ!だけは 発声できた

家族ら あちこちから「いってらっしゃい」と

「落ち着け!」を 投げ掛けてきた

うん

わかった

おちつけあてつけ

風にさらして

にこにこ成分 戻ってこい!

つまんねえ 己の 怒りに 凹みつつ

仙台へ タップ出張稽古

お二方の 余分な力が すこぅしずつ いい具合に 抜けていってて

あぁ いいないいな と 思う

伸びやかな いつもの踊りのなかに

タップも 馴染んでくれるといいな

一緒に 踏んでると やっぱり楽しい♪

なんて 朝の ぐずぐずな 心持ち 消えたものの

その後 向かう先が

どうやったって 哀しい思いから 逃れられなくなるであろう なんて先走って 思い巡らせて

胸のうち 沈む

あきらくんの 葬儀…急いだって 開始時間には 間に合わないのに

行きたいのに行きたくない…なんてな こんがらがったような 思いに 絡めとられる

ついつい 無駄に時間を 引き伸ばすように もたもた してしまった

しかし わたくし一人が いく というよりも

お世話になりまくった 母から「おかさんのぶんも よっく 手会わせてきて」と 思いを 託されてもいたことを のろりと 思い出して

稽古場をあとにした

高山家と 角田市の 合同葬儀 ということで

開始から 45分過ぎてても

まだまだ 重鎮の方々の ご挨拶

市政 歯科医師会 文化協会 ありとあらゆる方面の人たちが 一同に会していました

なにか 観たり聞いたり…というよりも

写真見たとたんに んも 涙止まりませんで

止めようとして 息を止めてしまって

吐きそうになったりもして

阿呆のようです

もしやこれは 本日 なんとか保たせるために 飲んだ 強壮剤のせいもあるかも…

げふぅ とか いって 

おのれが タウリン系の 薬剤臭くて 

めまい…

きっとあきらくん 笑ってるな とか 思うとまた ぶわ…なんてな…

母の知り合いの方が そんな わたくしを見つけて ぎうぅ とか 手を握ってきてくれて

なんか んもう 何の涙かわからん有り様で

ぇぐえぐしてしまいました

終了後 すこぅし ふらつきながらも

ながくぼの くみこおねえちゃんと 立ち話などして

ちょいと前の「まったくもう とほほだよなぁ…」なんてな とあるいきさつの 立ち話などしておるうちに

気も 紛れ

また飲んだりたのしいことしようね♪の たのしみに繋がったりして

あぁ うちのばあちゃんの 命日だから 墓参り行かねば…と とてぱた着替えてたら

携帯電話の 充電器届いた知らせなどあり

ほっとしたりもして

なんかまぁ そんなこんな 怒ったり笑ったり泣いたりしながらやってくよぅ なんて

墓石に向かわなくたって ばあちゃんには話しかけられるものの

なんとなく お作法をなぞることで ばあちゃんも喜びそうな気がして

手など合わせた

ふぅ

そんなこんなの 長いようで 短い 

怒楽哀喜の 一日でしたとさ

すこぅし へとへとしてて

ふらっと つまづきそうになったら

あしもとに にほしてんとう?

なんか はっきり模様が見えず

まるで 夕日が滲んで映っておるようでもあって

あぁ おてんとうさまの 虫だもんねぇ なんて

踏んづけられぬようなとこに

ちょいと どかした

そんなちっこいけど いだいなるいのちに

撫でてもらったようで

ただいま とか 落ち着く心持ち

ありがとね~