2014 年 4 月 のアーカイブ

『ピアノ調律師』

2014 年 4 月 30 日 水曜日

大好きなの M・B・Goffstein

末盛千枝子さんの 現代企画室から 復刻されて

ばんざい♪

「あ♪のねの会」でも 『作家』を

わたくし作の曲 オルゲル編曲版と共に 美香さんの やさしやわらか朗読と共にやらせていただいたりもして

大切な存在になる本が 多い

ここしばらく 本から離れ勝ちだったもんで

また あの優しいひとときに 帰りたくなった

乱れる 拗れた 心持ちの 琴線を

櫛梳るような 

そんな気持ちにさせてくれる本

愛しい

たんぽぽ先生の力

2014 年 4 月 30 日 水曜日

先週

保育仕事の車停めどころ横の 蒲公英先生

すっかり 刈り取られていたのですが

つんつん 緑が見えてもいたので

きっとまた…ね と思ってました 

うっすらと

しかし 本日

まさかここまで?てなくらい

さわさわ繁りまして

あぁ やはり さすが!と

なんだか 最敬礼などしてしまうのでした

爪があるなら

その爪の垢 ください気分

お墓から お誘い

2014 年 4 月 30 日 水曜日

しろばなたんぽぽ

とあるところから

うちに来ていただく 企みをしていたものの

ちみっと遠い

さて どうしたもんか…と 思いめぐらせておりましたが

思いがけず 

昨日 行った お墓にて 発見

しかも素敵に 綿毛になっており

わ~♪是非うちへ おいでくださりませぇ♪と お招き

まずは 草むしりの標的にならぬ 植木鉢へ

咲いてくれるといいなぁ

ごんぎつね筍

2014 年 4 月 30 日 水曜日

昨日の

ごんぎつね的に 玄関に どなたかが おいていってくださった筍

未だ くたさったかたは 謎のまんま

今朝は 昨夜の ほぼ筍そのものは 残っておらぬ 味噌汁

でも 姿はなくても 汁全体に 

筍の存在感

むううううん♪

からだの細胞一つ一つに

あの にょきにょき感を 染み渡される

んまかったわ~ん♪

くらり

2014 年 4 月 30 日 水曜日

昨日からの目眩

ほぼおさまっているようで

じつは 蓋の開いた小箱に入ったまま

すぐ傍らに おいてある感じ

グッと上を向いたら 

あたくしを呼んだ?と

そこから ぬるりと 顔を出すみたいなのでした

出てくんなや

…とかいいながら

も一回 上を向いてみたりしてね

フェイントかけてみたり

あれこれ試して

どうすると何が起こるのか

ためしておる 保育園 お子たち昼寝のひととき

それ以外とりたてて不調はないみたいなので

なんとか 乗り越えられそうですわん

上を向かなきゃいいのだけど

ついつい 新緑などにさそわれちまい

くらり

やぎさん

2014 年 4 月 30 日 水曜日

昨日のなのはなばたけは

あわあわした 曇りの空から

ありったけの ひかり色を吸い込んで

まぶしかった

山羊のひとみが眩しそうだったのは 

横一文字の瞳孔のせいばかりではない気がしたりもして

同じ高さで まぶしいね なんていってみたりもして

はた迷惑

山羊の目って めんこいね と言いかけたら

あんちゃ「めんこいね」のところに

「こわいよね」と重ねた

感想それぞれ

生命力

2014 年 4 月 29 日 火曜日

蓄えられたものもなかったような

細い細い根から

ゆっくりと

水面へ

ひかりへ

のびあがってくる

蓮葉

そう まだまだ これからだ

のびる

ひらく

ひかりを受く

はじまる

庭の隅っこの方が

ぞわぞわざわざわと 力強い 葉擦れの音で 満ちていることであろう

音としては 捉えられないものの

わたくしの 蝸牛のその奥の

わずかな振動のようなものをとらえる 脳細胞が 共振する

いのちいのちいのち

蕗の命 吹き上げる

あぁ どうかそれを分けていただけまいか と

へりくだり

藪へと分け入る

みずとつちとひかりと もしくは放射能まで

己で養えぬ身を

世界からいただいて つないでゆく

そのお返しは まだまだできていないのに

ナミアゲハ

柚子の木に

くりん♪と ひかりのたまを とめてくれた

あとから もうひとひら ひらり

ひらりくるりひらりくるり

重力なんて しらないみたいに

空気に うかんで まわる

そこいらに わたくしの おもいも うかんでゆく

つらつらと

2014 年 4 月 29 日 火曜日

手に入れたと 思えたものも すり抜けていく

そんな風に 刻一刻 

物事は つねに 移り変わっていくもので

変わっていくことが 変わらずにあるだけで

騒ぐほどの事は なんにもないのだ

気を 浮き立たせたり 滅入らせたり

それは 世界にとって 誰かにとって

別になんてこともなくて

とても大事に思っている人たちがいるのに

ついつい 自分の 気の持ちように 振り回されて 己の事ばかりに かまけてしまうのとおんなじで

気持ちのいいこといってくれた人が なんだかんだ言って やはり 自分の人生にばかり夢中になっていることは 

まったくもって 致し方ないことであるのだ

…なんてなことを ばらばらと

散らばせた ビー玉みたいに 食卓にぶちまけて

酒気を帯びてみる
 
浮遊する 思いのあわいにただようのを
 
にゃんこが しっぽで頬を ビンタして
 
こちら側に引き戻す

かっこつけてのんだ ジンの 柚子ジンジャージュース割りが 思いの外 薩摩芋みたいな 味わいだったりもしたことに うっすら気づいて 

ぷ などと 屁のような 笑いさえ漏れて

また 己の 無様さにも気づく

すべて気のせい

気 楽にしていこうや と

やっと 身の丈に 焦点があってきた気分

どこにも出掛けていないのに 迷子の気分になるのは
 
ずうっと お馴染みの心持ち

自分の家にいるのに おうちに帰りたいよぅ と 泣いた ばかな子だったまんま

歳月だけ重ねて 図体ばかりでかくなって
 
そんな相変わらずに呆れたり ほっとしたりして

気を揉んだり 揉みほぐしたりして

きっとまた じたばたと生きていく

そんな日々を 誰のためたにもならぬのに

つらつらと 書き連ねながら

花束を

2014 年 4 月 28 日 月曜日

わたくしのちからではどうしようもないのだ

去りゆくと決めた人の背中は

見送るばかりなのだ

さびしいのですよ

残っていてほしいのですよ

なにかできることはありませんか?

なんどか なげかけたことばは

「もとめてくれてありがとう そのきもちだけがいままでささえになりました」という 微笑みで返された

はればれとさえしているひとの前にたって

距離は変わらないのに

どんどん はなれていくちいさくなっていく気分

行く人は むしろ晴れがましいものであるのだよな

引き算されるがわの

なつかしくもせつない おいてけぼり感

じわじわと 心身に しみわたっていった

なんとなく 顔があげられず

うなだれてあるく あしもとに

ふと ひかり

すみれたんぽぽたねつけばな

ここで咲き続けて 繋いでいるのだね

ここで見送るわたくしも 

そんな風でいようかね

なんだか 花束みたいなすがたを

しゃがんでじっと見ていたら

すこぅしだけ 気持ちは 落ち着いたよ

そうだね 花束だ

花束を贈ろう

旅立つ人へ

そして

おいてけぼりの こころに

校了そして よっぱ

2014 年 4 月 28 日 月曜日

昨日

作業前に ヱビスさま ぷしっ など しちゃってましたが

無事 チラシ原稿 校了いたしました

ぐだぐだ手描きと

超多忙の 仙台YWCA業務執行理事 後藤さまの協力のもと 

大切な情報は パソ入力で…

なんか手作り感 満載ですけど

意外に 好評だったもんで

まんま いっちゃいました

んで 遠田郡へ『じんじん』試写会には行けず

帰宅後 ヱビスさま ひとり乾杯

なんかね ほっとしたこと がっかりしたこと ほんわかしたこと しょんぼりしたこと いろいろやってきて

ふくらんだりしぼんだりあながあいたりしわしわになったり…

ちょいと 振り幅が

船酔いしそうにもなり

いま 静かな気持ちで 揺りもどそうかな てな感じもあるので
 
ぴちの しっぽなど なでりなでりしつつ

過ぎ去ったことを 敢えて振り返らぬひととき…わはは