
大好きなの M・B・Goffstein
末盛千枝子さんの 現代企画室から 復刻されて
ばんざい♪
「あ♪のねの会」でも 『作家』を
わたくし作の曲 オルゲル編曲版と共に 美香さんの やさしやわらか朗読と共にやらせていただいたりもして
大切な存在になる本が 多い
ここしばらく 本から離れ勝ちだったもんで
また あの優しいひとときに 帰りたくなった
乱れる 拗れた 心持ちの 琴線を
櫛梳るような
そんな気持ちにさせてくれる本
愛しい
蓄えられたものもなかったような
細い細い根から
ゆっくりと
水面へ
ひかりへ
のびあがってくる
蓮葉
そう まだまだ これからだ
のびる
ひらく
ひかりを受く
はじまる
庭の隅っこの方が
ぞわぞわざわざわと 力強い 葉擦れの音で 満ちていることであろう
音としては 捉えられないものの
わたくしの 蝸牛のその奥の
わずかな振動のようなものをとらえる 脳細胞が 共振する
いのちいのちいのち
蕗の命 吹き上げる
あぁ どうかそれを分けていただけまいか と
へりくだり
藪へと分け入る
みずとつちとひかりと もしくは放射能まで
己で養えぬ身を
世界からいただいて つないでゆく
そのお返しは まだまだできていないのに
ナミアゲハ
柚子の木に
くりん♪と ひかりのたまを とめてくれた
あとから もうひとひら ひらり
ひらりくるりひらりくるり
重力なんて しらないみたいに
空気に うかんで まわる
そこいらに わたくしの おもいも うかんでゆく
手に入れたと 思えたものも すり抜けていく
そんな風に 刻一刻
物事は つねに 移り変わっていくもので
変わっていくことが 変わらずにあるだけで
騒ぐほどの事は なんにもないのだ
気を 浮き立たせたり 滅入らせたり
それは 世界にとって 誰かにとって
別になんてこともなくて
とても大事に思っている人たちがいるのに
ついつい 自分の 気の持ちように 振り回されて 己の事ばかりに かまけてしまうのとおんなじで
気持ちのいいこといってくれた人が なんだかんだ言って やはり 自分の人生にばかり夢中になっていることは
まったくもって 致し方ないことであるのだ
…なんてなことを ばらばらと
散らばせた ビー玉みたいに 食卓にぶちまけて
酒気を帯びてみる
浮遊する 思いのあわいにただようのを
にゃんこが しっぽで頬を ビンタして
こちら側に引き戻す
かっこつけてのんだ ジンの 柚子ジンジャージュース割りが 思いの外 薩摩芋みたいな 味わいだったりもしたことに うっすら気づいて
ぷ などと 屁のような 笑いさえ漏れて
また 己の 無様さにも気づく
すべて気のせい
気 楽にしていこうや と
やっと 身の丈に 焦点があってきた気分
どこにも出掛けていないのに 迷子の気分になるのは
ずうっと お馴染みの心持ち
自分の家にいるのに おうちに帰りたいよぅ と 泣いた ばかな子だったまんま
歳月だけ重ねて 図体ばかりでかくなって
そんな相変わらずに呆れたり ほっとしたりして
気を揉んだり 揉みほぐしたりして
きっとまた じたばたと生きていく
そんな日々を 誰のためたにもならぬのに
つらつらと 書き連ねながら
わたくしのちからではどうしようもないのだ
去りゆくと決めた人の背中は
見送るばかりなのだ
さびしいのですよ
残っていてほしいのですよ
なにかできることはありませんか?
なんどか なげかけたことばは
「もとめてくれてありがとう そのきもちだけがいままでささえになりました」という 微笑みで返された
はればれとさえしているひとの前にたって
距離は変わらないのに
どんどん はなれていくちいさくなっていく気分
行く人は むしろ晴れがましいものであるのだよな
引き算されるがわの
なつかしくもせつない おいてけぼり感
じわじわと 心身に しみわたっていった
なんとなく 顔があげられず
うなだれてあるく あしもとに
ふと ひかり
すみれたんぽぽたねつけばな
ここで咲き続けて 繋いでいるのだね
ここで見送るわたくしも
そんな風でいようかね
なんだか 花束みたいなすがたを
しゃがんでじっと見ていたら
すこぅしだけ 気持ちは 落ち着いたよ
そうだね 花束だ
花束を贈ろう
旅立つ人へ
そして
おいてけぼりの こころに
昨日
作業前に ヱビスさま ぷしっ など しちゃってましたが
無事 チラシ原稿 校了いたしました
ぐだぐだ手描きと
超多忙の 仙台YWCA業務執行理事 後藤さまの協力のもと
大切な情報は パソ入力で…
なんか手作り感 満載ですけど
意外に 好評だったもんで
まんま いっちゃいました
んで 遠田郡へ『じんじん』試写会には行けず
帰宅後 ヱビスさま ひとり乾杯
なんかね ほっとしたこと がっかりしたこと ほんわかしたこと しょんぼりしたこと いろいろやってきて
ふくらんだりしぼんだりあながあいたりしわしわになったり…
ちょいと 振り幅が
船酔いしそうにもなり
いま 静かな気持ちで 揺りもどそうかな てな感じもあるので
ぴちの しっぽなど なでりなでりしつつ
過ぎ去ったことを 敢えて振り返らぬひととき…わはは
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