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読んだ本の中に 引用されていて
うあぁ!よみたい!!となり
その熱情のままに 注文してしまった 芋蔓式シリーズ
しかも やすやすと手に入らず
日本の古書店(全国各地の古書店が登録している ネット書店)の お世話になりました
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#7daysbookcoverchallenge という流れがあった
コロナ肺炎という 未知のものに 人々 おたおたして
コロナ禍…てな言葉も生まれ
外出の制約やら 自粛始まった 混乱のあたり
お家滞在時間を たのしく♪とか
読書文化復活を!とか
なるべく楽しく快適に乗り越えようではないか という流れが始まった(言い出しっぺについて わたくし存じ上げませんで)
もともとは 誰かから バトンタッチされて バトンタッチしてゆくもので
7日間
本の表紙のみ紹介だったのは
著作権の問題とかもあったからかな?
受け渡してくれた人や 受け渡す人を タグ付けするとか
いろいろ 制約あったのだけど
やはり 読んだ気持ち 言いたくて
制約取っ払い
#7daysbookcoverchallengeSpinoff と 題して
己の読書 記録的に 続けてる
6年目かな
懲りずにやるよ
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その73
コールサック社 叙事詩集シリーズ『八重洋一郎詩集 日毒』(コールサック社)
コールサック…て 石炭袋ですって
でも 南十字星のあたりにある 暗黒星雲の名前でもある
社名の横に インク染みみたいな もぢゃ…てのがあって
どうやらそれ 暗黒星雲の形だ
んで この ご本は ちょっとまえに読んだ 高橋哲哉さんの『沖縄について私たちが知っておきたいこと』のなかに 出てきた…のだったっけ?
爆裂に 忘れっぽくて 面目ない(調べろよ!)
石垣島生まれの 作者
そして 島の文書保管係であった ひいひいおじいちゃん ひいおじいちゃんの 残された文書の中にあった「日毒」
この言葉が かつてあった戦争の話 なんかではなく
今 なお 沖縄に 強いていることだ
かつて うちのじいちゃんは テレビに映る 天皇(昭和の ひろひと)「天皇陛下も お辛かったのだ」なんてなこと呟いて 涙したりもしてて
まぁ 戦争に負けるって 色々 被るってことだしな なんて 緩く思うくらいでいたけど
…いや まてよ
そんな 同情っぽいことしてる場合じゃないのかもしれないよね
独立しておった 琉球王国を わが物にしたのち
戦争で 相手の国とのやりとりの中で
「こっちやるから こっちちょうだい」的なこととか
自分が 罪を責められないための 逃げの手口…沖縄を差し出すから いてもらっていいから 許してちょんまげ…的な
もおおおぉ
ごめんなさいごめんなさいいまもそのまんまにさせるがままにしててごめんなさい!だよ
ひろひと書くところの アメリカへ懇願した手紙のこととか
アメリカの企みに まんまと乗せられて
中国は敵だと染み込ませられて
他所で戦わせて金儲けは自分らが…てなこと
それを 詩として あらわすとは!
歴史を紐解く 文献よりも
輪郭が 鋭くて 刺さってしまうほどだ
罪のない 鳥「鶚(みさご)」ちゃんの名前つけた 軍機のせいで
晩発性PTS発症が 増えているとか
8年前 出版された この詩集を読み終えたあと
母が 見るともなくつけていたテレビに
軍備増強の話をしている 新しい首相の 顔が映っていた
あまりのことに 涙が出てしまうではないか
為政者よ
「山桜」を 今 読め!だ
「詩表現自戒十戒」にある 十個目「詩とは一滴の血も流さずに世界を変えること。即ち、人々の感性にしみ入りその人格をゆすぶり、そのことによって社会を世界を変革する。その覚悟と使命感を持て!」と 叱咤される思い
…いや 詩を書いているわけではないとしても
ことばを 表してゆくに 覚悟と使命感を持つ!と 改めて 思う
毒をも 浄化させてゆかねばならぬ と 思う
まさに ゆすぶられた 一冊
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