
ある意味 魔境の「Books&Cafe コトウ」
そこの主 小島さんが 読まれた…という 投稿で 心惹かれて 手に入れた 一冊
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#7daysbookcoverchallenge という流れがあった
コロナ肺炎という 未知のものに 人々 おたおたして
コロナ禍…てな言葉も生まれ
外出の制約やら 自粛始まった 混乱のあたり
お家滞在時間を たのしく♪とか
読書文化復活を!とか
なるべく楽しく快適に乗り越えようではないか という流れが始まった(言い出しっぺについて わたくし存じ上げませんで)
もともとは 誰かから バトンタッチされて バトンタッチしてゆくもので
7日間
本の表紙のみ紹介だったのは
著作権の問題とかもあったからかな?
受け渡してくれた人や 受け渡す人を タグ付けするとか
いろいろ 制約あったのだけど
やはり 読んだ気持ち 言いたくて
制約取っ払い
#7daysbookcoverchallengeSpinoff と 題して
己の読書 記録的に 続けてる
6年目かな
懲りずにやるよ
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その32
『小名浜ピープルズ』小松理虔(里山社)
わたくしごときが 不用意な言葉で語ってはいけない…てな気持ちが 満々とあるものの
でも そうやって 語らず 思考停止に陥るのもまた 加害を重ねることにならないか?と もやもやしつつ
できることは 諦めずにやっていこう と 思っている…ものの
震災周辺のことについて 特に 原発事故のことについて 何かを…と 動くと
過剰な 恐れ 警戒されること 多々ある
そんなこんな うろうろへどもどばかりして
中途半端さには 自信がある わたくし
この本の著者も「中途半端」について 述べておられる
いやいやいやいや あなたが「中途半端」言うたら わたくし「中途半端」て 言葉に触れるのさえ 烏滸がましい とか 思っちゃいそうですわよ
…とかいう ごにゃごにゃは さておき
被災地と 言われるあたりにいても さほどの被災でもなく
当事者扱いされても 当事者と名乗ることへの 申し訳なさみたいなもの
しかし「共事者」という言葉を 差し出してくださることで
…それ 結構 腑に落ちるぞ と 救われて 読み進んだ
「元禄彩雅宿 古滝屋」さんの 九階「原子力災害考証館furusato」を 訪ねてみたい
こことこ 沖縄戦争犠牲者の遺骨収集を なさっている 具志堅隆松さんについての 記事など 目にしていたのだけれど
その 考証館に 展示されている ランドセルや マフラーの 持ち主「汐凪(ゆうな)」さんの 遺骨の一部は
2022年に 具志堅隆松さんが 汐凪さんの とうさまとともに捜索して 見つけられたのだとか
そして かつて 仙台YWCAへも お話しに来て頂いた 吉川彰浩さんも 登場していたり
未完の映画館…という 魅力的な場所を 設える 興味深い人のこと
…とにかく「あのあたり」という 漠然とした把握でしか無かったところに
息づき 暮らす人たちの
彩り
息遣い
細やかなひだや 体温を 伝えていただくことによって
心がそちらへ向かう
己の 暮らしに つながっている
地続きのこととして
改めて 考えて動いてゆかねばな と 思わせてもらえる
出会わせてもらえて嬉しい 一冊
読んで終わりじゃなくて
伝えたり
そっちにも出かけていったりしよう て 思う
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