2015 年 3 月 のアーカイブ

受け取る形に 生まれた思いは

2015 年 3 月 31 日 火曜日

受けとる形に 生まれた思いは

哀しみではない

あなたが 来るまで

待ち遠しさを 膝にのせて

待ってる

たのしんで

待ってるよ

小蕪の菜の花

2015 年 3 月 31 日 火曜日

おがるに 任せておったらば

ほったらかし農法 我が畠

小蕪らが つぎつぎと 花蕾

蕪としての お仕事は もう 二の次なのだろな

味はきっと いっちゃってるんだろな

でもでもでも…

小蕪に 菜の花が咲いてるのを

そのまんま お出汁で炊いたりしたら

美しき 見た目ではないですかね♪と

野望を膨らまし

「お一人でお楽しみください」と

家族らの やんわり拒否

ふ~んだ

やってやるぅ

活け大根

2015 年 3 月 31 日 火曜日

台所窓辺の

活け大根葉っぱ

美しく 咲きましたる

むうぅ 

わたくしも ぼやぼやしておれんな

小山くま

2015 年 3 月 31 日 火曜日

前半で ほぼ お土産を 買わなかったのは

のっけから重たくなりたくなかったってのもあるかな?

まぁ 人と会うのに忙しく

観光しにいったわけでもないし

道々 読もうと思って持っていった本 3冊もあったし(案の定 読みきれなかった『挑発する文学』おじに 返せず 再び借りて帰ってきましたる)

…とはいえ 復路にて

気が緩み

そういや ちちははあんちゃ受けする

土産食べ物 買ってないよなぁ…と

途中下車の たび たびに

ちまちま買いまして

気づけば これでもかっ!てなくらいの

みっちみっちに 詰まった

ワンダーフォーゲルリュクサックに なっちまったわけですね

まぁ よく運んだもんだよ

小山自体は なんかしたところ というよりは

わくわくの 乗り換えだったのですけんど

何故か 一番 土産物を買ったかもしれぬ

古印最中 みるくじゃむ…などなど

その中の ひとつ

開運★おやまくま(顔が 小山…の 文字でできてる 西堀酒造 「若盛」…めんこくて 買いました)純米吟醸を

こぱっ♪と 開けて

ちるる などと すすりつつ

あのひととき このひととき

じわん と 思い出す

ひとり 堀炬燵の 夜

一緒に伸びよう

2015 年 3 月 30 日 月曜日

蕾 まだ そんなに膨らんでないなぁ なんて

こことこ 人々

桜の気にばかりなって

上向いてて

ねえねえ 咲いてるよ咲いてるよ♪て

噎せるほどに 花粉飛ばしながら

呼ばれたよ

こんなに背伸びの つくしんぼう

咲いてる咲いてる咲いてる咲いてる

うん 一緒に のびよう

噎せるほどに 想い 咲かせよう

ぽにゃっと やさしい…の 向こうに

2015 年 3 月 30 日 月曜日

でこらてぃぶ な 看板で

「たなばたけ」なのか「たなはたけ」なのか

今一つ はっきりしなかった 高砂辺りの JA地場産品の お店

「たなばたけ」…濁点つきだった

トイレの 屑入れのとこに マジックで 書いてあったのでした

ま それはさておき

ここ三日の わたくし 不在で

確実に 青物不足であったらしい 森家

今朝も 健やか うんこさん環境のはずの母ったら 

デイサービス お出掛け前に でなかったし

要 早急食事改善…だな

青物 お安い たなばたけ ばんざい

青物やら 果物やら

あれこれ買い込み

外へ出たら

「話題の」気仙沼パン工房の クリームサンド 売ってた

んで「類似品に注意!」と 注意書

ほぼおんなじパッケージで

気仙沼発 とさえ うたっている

石巻のメーカーのものが でまわっているのだと

…う~む 

なんでこんなことになるんだろうね

かなりのスーパーが 類似品の方を 扱ってる…と 取り扱いスーパーの 名前まで 書いてあったよ

話題になると あちこちで 類似品が出たりするのは よくあることとはいえ

昔食べた味が懐かしくて 再現したとかいう 話もあったりするのかどうか…

いずれにしろ 元祖的かたは 若干どころじゃなく
 
ご立腹のご様子だよ

石巻のメーカーさん

どんな 事情があるのか 知らないけど

何とかしなくちゃ駄目だよ

ましてや今

被災が大変だった地域が 頑張ってる商品は

買って 応援したい人がおられるのだから

それぞれに 被災が 大変だった地域で

不快な思い させちゃいかんね

元祖さんの ぽにゃっと やさしいパンが

ちょっと 切ない味まで 染みてくる

なんか とりとめなく うんこさんの話まで だしちゃって

すまぬ

無事帰宅…ののち

2015 年 3 月 30 日 月曜日

帰宅したらば

「あ~無事で」などと

困り顔よりも

よろこんで迎えてもらえて

うれしいや

父の手に 湿布が貼ってあったり

なんか鼻水出る とか 母がいってたり

あんちゃは 風邪で いまいち とか

不具合もありつつ

ぴっちっちっ お偉いさんも 牛太郎も 相変わらずで

あんちゃに 託した 台所窓辺 青物ジャングルは 過剰なほどに お水もらえてて 健やかに在りて

土産の 食べ物 開けて ほっとしたように 食べてる姿みて

ほっとする

ただいま

ありがとう

うっかり 切ったまんま

湯呑みに 伏せていった

檸檬

裏返したら

青さん 大家族増殖!

見事だ

撮影後 三角のおうちに いっていただきました

…すまぬ

いつも人に会うため と言ってはいても

その場所ならでは の

写真を撮ったり

土産物を買ったりするのだけれど

今回 前にも 増して

買わず

写真も お会いした方々と 写したものの

どこであるか わかるような感じのものが

あまりない

でも どこにいっても 

あぁ と 

嬉しくなって

撮りたくなるものは

人で

いのちで

それらのなせる技で

その場所ならでは…と 思い込んでいるものが

結構 そこの浅い イメージにすぎなかったりして

そんなこんなで

どこですか?写真でした

まぁ どこにいようと 人は あたたかで

いのちは 輝いておる

大阪では ワイアートギャラリーで

可南さんの 絵はがきなどを 買いましたが

その他には 居酒屋での 支払いだけ

プロボラの たえさんとの おしゃべりタイム 珈琲&チョコグラタンは ご馳走になっちゃったりしてすみませぬ~

美味しかった嬉しかった写真…あとでみたら 嬉しさにうち震えていたか

ぶっれぶれで 何が何だか わからん写真のみ

とほほ

そして 京都では 財布の紐を 新調して その先につける 玉っこ みたいなん 買おうと思ってたもんで

高台寺の 素敵お店「まほうや」さんにて 蜻蛉玉周辺を 物色

ついつい いつもの 好きな色…でもよかったものの

思いがけないもの

人が勧めるものに 乗っかってもよいかな と

素敵センスについては 信頼がおける方々なもんで

珍しく 相談してみたのでした

魔除け目玉風 蜻蛉玉 勧められ

そのなかから より 好きな色

めでたく 財布の紐 きりりと 締められるようになりました

まぁ 支払い時に いつも以上に もたもたしちゃうんですけど

だからといって 歯止めになるとも 思えぬのは

ご愛敬

帰路も あれこれ お楽しみ その2

2015 年 3 月 29 日 日曜日

一本早いのに 乗れるはずだったとしても…ねぇ

生そば冨陽さんに 寄るために

一本見送る

わはははは♪

これが 本家本元 そばがきコロッケ

んまあああぁ♪

とっとと帰れなくは なかったのに

あの味に 会いたくて

あの笑顔に 会いたくて

寄り道しましたる

黒磯 生そば 冨陽さん

寄らねば!の 決め手になったのは

季節限定 桜切りそば

前に いただいたのは 柚子切りそば

あの 柚子の存在感と

それに負けない 蕎麦のしなやかな 反発力と

均衡が 口のなかで わわわわわん♪

塩で食ううまさを 生まれて初めて 腑に落とした感でしたが

今回の 桜切りそばも しかり

や~ 

どうしよ♪

一足先に お花見しちゃった気分だよぅ

気さくな顔してして ご主人 江面さんたら…仕事師!
 
桜色に撮れなくて すみませぬ

生そば 冨陽さんにて 

先日 ちら と わたくし お話しした 

素敵ブルースポップチーム ライブの 企み周辺のことに繋がる

なんやら楽しげに 発展できそうな お話しなど うかがったりもして

うまくいったら 楽しいなぁ

足跡つけたところに

お花が咲くといいなぁ

そんな 光に 満ちた 気分

あちこち しあわせな 足留め 心留め

おまえ また 食うてんのかよ!?と

ええ 食いにいきました

会いにいきました

福島駅からすぐの

エーデルクリーム ダンケシェーン

乗り換えに 35分ほど…つうたら

気持ちよく ソフトクリーム時間でしょう

なんてなこと 思えば

ワンダーフォーゲルほどの 怒濤の荷物も

一瞬 忘れる 軽ろがろした 心持ち

本日は エーデルクリームと カフェオレの ミックス

先日 中合店での クミコさんとの すれ違いを話すと

むすこさま それは たまたまだった…と おっしゃる

そうかそうか 次回 また 諦めずに 訪ねてゆこう

そんなこんなわけで

どうもこの頃 ひたすら 寄り道できる時間組で

移動を企んでるよなぁ なんて思って

そんな楽しみ

ばんざい

歩いていたら

ふ と

解放感のようなもの…

みたら

肩掛けバッグ 帯紐 解れ掛かり部分が

千切れて 落ちました

あああぁ

お疲れさまでした

なんとも丁度よく

見届けられるときに 千切れてくれて よかったよ

ワンダーフォーゲルリュックサックに 

きゅう と 詰めて

更に重くなったものの

もう あちこち ぐるぐる巡る予定はないし

問題なし

見れば 父の 絣羽織から作った

タイもんぺ風 ズボンも

摩りきれて 襤褸

ぼろぼろの ずだものですか?まるで…

旅の伴走…というか

伴歩の 相棒を 背負うようでもあり

ちょいと 愛しいような 気分

おうちに帰ろう

また 共に ゆけるように

繕わなくちゃね

このあいだ 誕生日に もらった 小物入れと

その中に入れてくれてた 八寳茶を 

御守りみたいに 

旅のお伴として 携えてて

無事 帰ったら 飲もうと思ってた

薔薇の蕾も入ってるし

いい香りが 仄かに 鞄から 立ち上がって

んふ♪

芳しき 旅路となりました

んで 帰宅して ただいま だの

報告だの 

母のデイサービスの お着替え準備だの済んで

さてと…と あけたら

お茶の入ってた袋が 破けてて

小物入れの中に ちみっと 挽いたように 細かくなって まぶされた 八寳さん…

あが~

でも 美味しさは 変わらんよね

ただいまいただきまする

ずるるるるん

帰路も あれこれ お楽しみ その1

2015 年 3 月 29 日 日曜日

昨夜は

池袋にて

すっぽんぽんで 仁王立ちして

お椀のような 月を 見上げてました

都会の 一角にある

おされ空間 タイムズスパレスタ

…およそ わたくしに似つかわしくない とか 言いっこなしだ

本日 とあるところで 買い物してから 帰ろうと思ったものの

とあるところ周辺で 宿がとれず

やむを得ず…のときの 頼みの綱

タイムズスパレスタ なのでした

お値段も おされだけど

一人飛び込みに 冷たい ビジネスホテルネット予約より よいわい

お伴の 肩掛けバッグ

帯紐と 布地の 縫い会わせ部分の 上のとこ

かなり 疲労して 

磨耗して

危なくなってきた…

帰ったら 補修せねば

も少し 耐えてくれ~

都会の空だって

同じ空

排気の

塵の

幕があっても

その向こうに

紗の雲が

すいぃ と ゆくよ

見えるよ

見ていくよ

小山といえば

初めて きちんと目にとめたのは

21年前

高崎の方であった「こいのぼり幼稚園」に 参加するための 乗換駅だったこと

そして 12~3年前 

上野から やはり 青春18きっぷの時期に

お隣に乗り合わせた HAJI おぢちゃん(何度も言うけど じつは 同い年であることあとから判明)が 降りようとしていた駅

あのとき 片言の 英語を駆使して 取り交わした ことばたち

上野から 遠い場所に住んでいるなら なぜ新幹線で 帰らないのだ?とか

そのときいった びこーずあいむぷあ から 始まった おぢちゃんの「信じられん!」てな 嘆きぶり

「ここから新幹線にのったら いくらかかる?」と

真顔で問われ

降りたことないから わかんないけど 7000円くらいかなぁ なんていったとたんに 7000円差し出されて

押し返し押し戻されそれでもなんとか 返して…

そんないきさつのひとつひとつを 

懐かしい思いで 浮かばせる

あれから 縁あって 帰国した おぢちゃんからは 心配の電話など ぽつりぽつりといただき

それをきっかけに イスラームというものを 親しくおもい

ぜんっぜん 覚えられぬ アラビア語を習い

そしてまたきょう 乗り換えに 降り立つ

改めて調べてみた
 
小山から新幹線で帰ったなら…

運賃 3350円

指定席
¥3,310
自由席
¥2,590
グリーン席
¥4,650

てことで 大体7000円だったのだな

ふむふむ

そんなこんな巡らせて

まだ買わないけど お土産なんか 力入れてるさまを 

土産物やで確認して

思いの外 あち こち は

そう遠くもないものだ なんて 思ったりする みちゆき

お買い物に てのが ここ

下館

青春18きっぷだから

ついでに行けちゃう 

直接買いに行ける だけでなく

思ってたより 遠くない

てなことに うきうきしちゃっているるるるる♪

浮かれすぎちゃいかんな

落ち着け

あとは 道に迷わぬことだ

道々に咲くのは

顔馴染みの 花ばな

うきうきと 胸のうちにも咲く

よろこびの 花ばな

そして

到着♪

焙煎人(ロースター)小山さんの じいちゃんちだったのだっけ?

そこを 自力で 改装して 

はじめにひらいた お店

今は 日曜日だけの 文化町スイッチ「太陽と月の珈琲」(火曜から土曜は つくば市の お店)

生活だった頃の 安らぎと

身支度を 整えて お迎えをするという 調えと

そんな 均衡が

境目なく とけあっている

空気も

光も

みんな ここのために

珈琲のために…

そんな 想いの 結実なのだね

こりゃ 作品だね

しかも 大傑作

ご近所さんが 和んでる

しっし~が しっし~のまんまで…でも

これ以上ない程に ここにあってほしい姿で 立ち働いている

あぁ なんか すごくいいな

気持ちいいな

美味しいな

うれしいな

満ちるなぁ

下館の 駅にある 看板が

ゆるりと 時を重ねていて

味あり

ここって 北海道までいけるのかぁ うちより南におるのになぁ と

特別の 電車が 走ってるのかと 思いきや

北…でなく

水…でした

しかも 水海道(みつかいどう)と 読むのね

ほほぅ

初めてだけど

懐かしい町になる

また 来ると 思う

溢れんばかりの 想いを

込めたり

ゆるめたり

受け取って

味わってほしくて

二人で 越えてきたのだね

これからも そこにいてね

もう一軒の お店にも いかなくちゃ♪

間違いなく 心地良いのだろうな

くうううぅ

焦がれるね

一杯目の 珈琲

味わった

味わったんだけど

んは やっぱり んまいわ♪なんて

期待以上であることを 予測していた 自分の気持ち 確認できたら

そのまんま

空中に 浮遊するみたいになってて

どんな風であったかとか

言葉に繋げるどころじゃありませんでした

しかも 名前 片仮名四文字?+もうなん文字か…なんて 

記憶おぼろ

とことん しょうがねぇな こいつ 状態でした

焦がしキャラメルソースの ホイップパンケーキ(たぶんこんな名前だった)来てから

お馴染み ファーストブレンド頼んで

こんだぁ スイーツ

わああぁ ふあふあで やさしくあまくて しっし~が 作ったやつでぇ♪

なんて 舞い上がって食べてしまい

最後の一切れは 珈琲くるまで 待てばよかったか?と 迷いつつ

珈琲来る前に 食べてしまいましたとさ

埋没するように 味に浸っちゃうと
 
ついつい もうこんな時間!?と

焦ったりする事態になりがちなのに

なんやら 時間が の~ん と 伸びててくれたみたいで

豆の買い物受け取りつつ お喋りしても

ゆるりんと 帰りの電車に 乗ることができましたる

珈琲や スイーツだけでなく

「ゆとり」を 提供してくれる

プロの技だな♪

これからも こんな 豊潤なる ひとときを過ごせる空間であってくだされ

帰路で つらつら

2015 年 3 月 28 日 土曜日

そういや 京都へ行くとき

「いつ 入洛で?」とか

「おあがりの予定は?」と 問われ

みやこの 誇り 脈々と根づいちょる と

感動に近い思い 覚えました

今は 東京方面へ向かう 車中にて

果たしてこれは おくだりなのか お下がりなのか 外洛なのか それでも 上京なのか…などと

あまり違わん 都会へ行く思い 

都とはいえ

しかし みやびやかな気持ちは ないよなぁ

富士山 みつけて

おおぉ と 席から立ち上がり 写真などとって

いずれにしろ いなかもんですけぇ なんて

どこのことばかわからん 訛りなど そっと 呟いてみる

ちまちま 乗り換えなくてよいのに 乗るべく

沼津で 途中下車

25分ほどの 余裕を

風吹く 宵闇 駅前 ちょいと めぐってみる

そういえば このまちに 素敵な人がおるのだったな…なんて

まだ お会いしたことないけれど

そのうちきっとどこかで会えるような 気がしている方のことなど 思い浮かべて

めんこい お菓子など 買ってみる

レジの方の 応えぶりが

言いようもなく やわらか…

おぉ そんなこんなでも 前私未踏の この地が 

好ましい色合いに なる

ありがとう

またね♪

都区内の 混み具合ったら!

道中の かたこと ゆるりん を

埋め尽くさんばかりの

人 ぎうぎう感

ううううう

身の中身が 出そう…

んで 寄る辺無さに 浮草のごとく ゆらりを 留めつ

もう一踏ん張り

立呑み だけど

お馴染み 新宿ベルクで

…しかし ベルクの 混み混みは 好きなの

不思議

燃料一息いれて

ふぁいっ♪

池袋の 駅を出たら

中身の入った ビールの缶を

バスに投げつけた おっちゃんがいた

酔っぱらってるのかな

面白くないんだろうな いろんなこと

携帯電話充電も かねて

東口五差路の ファストフードの 店に入って

ぼんやり 交差点を眺めていたら

笑いながら 塊になってゆくひとたち

ずっと ガードレールみたいなとこに おっかかってる おんちゃん

探し顔の 外国の人

足早に 駅の方に行く人

帰したくない…と ごねる おのこを からかう おんなのこ

うなだれる おばちゃん

ふと たみおばが 話してくれた アパートを 追い出されて 帰るところがなくなった 若者の話など 思い出す

帰りどころ 寄りどころのない心許なさ

浮遊感

人は 慣れてゆけることなのかもしれないれど

なるべく みんな 安心できる場所がありますように

見知らぬ 困った人の 胸のうちを 想像したりして

なんだか ふわふわと 哀しくなる

ふと 硝子に映った うしろのおねえさんが 嬉しそうに にこにこと 電話しているのが見えた

なんか そんなことで 温まる

ありがと

おねぇさん

みんな しあわせだといいな