花がふってくる

花梨

初めて花が咲いた と よろこんだのは 去年だったっけ?

ずううっと前に 散歩の途中で拾った 実を 庭に埋めたとこから 芽がでて

やっとこ 花が咲くくらいまで 育った

花が咲く場所は 高い高いところで

近くで見ることはできないなぁ と 思ってたら

いくつか 降ってきた

蕾も落ちている…てことは

ひよどりあたりが 蜜狙いでついばんだりするのかな?

くんくんしたら なんだか 懐かしい匂い

花梨の花と 過去に 触れ合ったこともないはずなのに

…てとこで 思い当たった

スティック糊の「ピット」てやつの 匂いに似てるのだ

売り出し始めた頃 岩沼で 文具店「岡文」をやってる 大叔父さん…たいぞーおんちゃんが お土産にくれたりしたっけな

もう 何年も 使ってないから 今のにおいはわからないけど

わぁ 珍しい〜 便利〜♪とよろこんだ 記憶の中の匂いを 呼び起こしてくれた

花梨の花の匂いが ピットに似てるんじゃなくて

ピットのほうが 花梨の花の匂いを 真似っ子したのかもしれないけどね

硝子器に 水入れて 浮かべて

母に くんくんしてもらったけど

「なんだがよっくわがんねぇ」であった

残念

やはり 落ちてるものより 咲いてるとこ 切ったほうが 香ってくれるのかもなぁ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その57

うっわ この人の書くもの好きだぁ!て 感動すると

そののち 待ちかねて

予約して 買って 息せき切って読み始めることもあった

しかし 息を詰めるようにして読んで

ちょっと 噎せてしまったりもして

そんな 己の暑苦しさに 困惑

そんなふうに 読みたい!思いが募ったものほど

手に入れてから

ちょ と 置いて

読んだりしてた

なにそれ!?だけど

そんなことしてるうち

置いといて てのが どこにだかわからなくなったりして

あわわわわ!なんてなことが頻発するようになり

わけのわからない「寝かし」「置いとき」は やめとこ と思う

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その57

『太陽を掘り起こせ』ドリアン助川(ポプラ社)

今回は 手に入れてから あまり 寝かしとかず 読みました

かつて読んだ 助さんの ド!ファンタジー『ブーの国』を ふんわり 思い出したりもした

カンボジアの 地雷野原の

ニュースに語られることもないであろう 物売りの 子らの

姿を見

声を聞きながらも

当事者になり得ず 訪問者でしかなかった…と言う 負い目のような思いを語っていた とある ジャーナリスト氏と 同じような思いは 助さんの中にも あるのかもしれない

だからといって 当事者的に 身を投じるのではなく

今ある形で 語れることを 伝わる言葉にして 届け続けるのだろうな なんて

やはり 物語の中に 作者を感じてしまう

ド!ファンタジーのようで

でも 入れ子のような作りが 現場の 確かな手応えに 繋ぎ止めてくれたりもして

あちらから こちらへ 行きつ戻りつもしたりする

ほんとうのことを「ほんとはね」と 説くのは 宗教に任せればいい

「ほんとう」を ファンタジーの あまく 滑らかな 手触り 味わいにしながら するりと 呑み込ませてしまう

そんな手口

闇にしてしまったのは 自分

闇のまま 放り投げず

また 照らすために 踏み出してゆかねばと 思う

不思議な 風合いのようで

すごく 懐かし思いにも させてもらえたのは

自分の中の「言葉をあてがうことができない光景」の 相似形でもあったりしたのかもしれない

凪の気持ちで 読み終えたつもりが えぐえぐ と 噎せてしまってた

発行が 3月11日てのもねぇ

泣かされましたわよ なんだか…

やられたなぁ

この落とし前?つけさせてもらわねば てことで

また どうにか 宮城に 助さん お招きしたいと思うですわ

情報解禁できる日まで 

ふぁいっ&えんじょい♪

大収穫の 予感

今年は 桑の木も だいぶ大きくなって

花がたくさん咲いた

大収穫の 予感

ただ 洗濯物干し場のとこに 生えちゃったので

洗濯物が ちょ と 引っかかることあり

実りの時期は

実を落とさぬように

洗濯物を 染めないように

…あ まてよ

逆に 染まっていいものを そこに 干すという手もあるか?

ま どちらにしても

たのしみ

るん♪

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その56

本日は 曇っていた…てのが 大陸から流れてきた 黄砂のせいだったようで

干しっぱなしの洗濯物は 黄色くなるかしら…なんてことを ぼやんと 思って

結局干しっぱなしたまんまであります

ずぼらもん…

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その56

『私は男でフェミニストです』チェ・スンボム著 金みんじょん訳(世界思想社)

フェミニストへの芽生えが

家父長制に押し込められていた 母の姿からであった というのは

家父長制による 役割を 当然のこととして受け取らなかった 著者の しなやかなる 感受性だ

「女」を 敢えてつけることの 差別的考えに気づかぬ 自分は差別意識などない「普通の」おっさんたちよ 学べ!と 思う

「性別による格差がひどいことで有名な日本」て 世界の認識なのね

笑っちゃうわ

日本よりか 「男というものはたくましくあらねば」てな考えが あるような印象だった 韓国

でも だからこその 反発の思いが 爆発するかのように めきめきと 成長してきた感

韓国の フェミニズムの 流れが なかなかに興味深いぞ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その55

過ごしやすい 陽気になって

つい浮足立って

本読みも そこそこに

そわそわ 庭をうろついたりする 今日このごろ

何かを「待つしかない」時間に ちょこ ちょこと 読んでました

コロナ禍…と言われ

外出の 制約など いろんな膠着状態が始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その55

『「新しい戦前」のなかでどう正気を保つか』金平茂紀 大矢英代(かもがわ出版)

「新しい戦前」という言葉は

昨年末に 黒柳徹子さんから「来年はどんな年になりますかね?」と 質問されて

タレントの タモリさんが 応えたことばの中にあったそうだ

大矢さんという方の 今に至る道の 根っこに

沖縄の QAB(琉球朝日放送)記者として 務められる日々に 戦争体験者の方々から思いを受け取ったものとしての責任 や 

今の日本の政治に於ける もう一方の当事者である アメリカに 当事者意識を持ってもらいたい 思いから

あめりかで ジャーナリストを目指す若者たちを 育てていく責任がある と 行動を起こされた(カリフォルニア州立大学フレズノ校 アシスタントプロフェッサー)というところが すごすぎる

「ショック・ドクトリン」という言葉を よく知らずにおった

そんなぼんやりさのせいで

有事を口実に 戦争のできる国に 雪崩込まされていること

自分にも責任の一端があることを 肝に銘じて

自分ができることを…と 思う

思い込まされるのではなく

みて きいて であって

もっと 自分で

自分のこととして考えていけるようになれたらいいな と 思う

まだまだまだまだ わからないことばかりだ