左上奥 親知らず
抜いてもらいました
はじめ ちく と刺さった 麻酔の針を 感じて
その後 なんにゃらかが 歯茎に 侵入する感じ
うおぉ 来たな 薬よ!
うまい具合に 口内 四分の一が もうぅん と 鈍磨する
巧みなものだね
抜くときは はじめの 掴みののち 骨が 揺れる感じ
ちょ…まてよ このまんま ぼぎっ とか なったらやだなぁ と 思う間もなく
るろ と 圧力が抜けたような感触
「途中で折れることなく きれいに抜けました」てことで
ぽっこり 穴の空いた ひどい 虫歯ではあるけれど
歯茎に 埋まってるところ 含めて
まるっと 馬とうもろこしみたいな 形状の 親知らず
目の前に
あまり 噛むことへの 役にはたっていなかったとしても
支えててもらったのだよな
ありがとうありがとう
歯と この身を繋ぐ 薄い膜…ここが 虫喰い朽ちかけている 歯の叫びを 伝え繋いでくれたのだな
すごいな
美しいまま 使うことができなかったけど
ありがとうね
しばし 目の前の 歯を撫でたり
ぽかり と空いた 空間を 撫でるように ベロを動かしたりしてみた(触れないように と 言われてる)
最近のコメント