2011 年 3 月 のアーカイブ

ぐるりとひとめぐり

2011 年 3 月 31 日 木曜日

ガソリン 全く無いわけではないけれど
未だ 温存中
父車は 幸いにして 震災後 一回だけ 給油できたので
も少し 余裕はあるものの
今後またいつ 給油できるかわからんし
病院など お出かけは もっぱら 車でないといけないので
着々と減っている・・・てことで
最終手段 ではないけれど 何かあったときのために とっといてくれ・・・とね
ガソリン情報を まめにチェックして 並べば 多少 実りはあるのかもしれないけれど
いま そういったことに 時間と気力をかけられねえ
ものぐさ病 発症してますんで
先日 角田でも ざ~~~~~~~と 何キロも 車が 渋滞している異常な光景を見て くら と 眩暈
角田にも こんなに人がいたのね と びっくり
仙台でなんて ワンブロックどころか ツーブロック スリーブロックガソリンスタンドを取り囲む 地区全体を囲むような 並び・・・辿り着く前に ガソリン切れそう
知り合いの方が 夜中の一時から並んで 朝の九時過ぎにやっと ・・・てな話し聞いた
あるところから
遠回りしてでも 無いところへ 
ぐるっと回ってきて欲しいけどな
いま ガソリンに関しては 最高に 省エネな感じ

まじない言葉

2011 年 3 月 31 日 木曜日

きょうもおいしくいただきました今日も おひさま原っぱ保育園
バスが早く着くなら 早めに出動してもいい と いっていただいて
いたづらに 時間などつぶさずとも よいのね 
公園で和むには 雨だし冷たいし 
気軽に入れる喫茶店は 休業中もしくは 長蛇の列だし 嬉しい
直行 てくてく 駅から45分
30分ちょっとくらいで歩いていけたのに 
震災後バケーションで 身体なまったのか 腰と足の付け根に 不具合再発
のろりよろり・・・な歩きっぷり
でも 雨のゆっくりてくてくの道行きも 楽しみ
朝起きて準備した おにぎり
阪神大震災も乗り越えたぞ~の 美味しいしあわせの呪文「いなかごのくぎに」入り(昨日のおにぎりにも)
今までは 昼食すべて だしていただいていたのだけれど
震災後 保育園の 炊飯器が駄目になったり ガスが未だ・・・てんで
みんなで お弁当持参中 
いつもは お子達が 順番で お当番さんするのだけれど
何故か今日は わたくし 特別「おとうばんさん」
ごあいさつしていいですか?いいですよ~ おててぱちぱちぱちぱち ♪ おひるおひるうれしいな おててもきれいになりました みんなそろってごあいさつ おいしいおひる いただきます♪
この一連の 言葉に 思いがこもる
ご飯がある
嬉しい 
手をきれいに出来る 
みんなそろって挨拶できる 
おいしいものを いただくことができる
今日も ありがたし

祈りの言葉はみつからない

2011 年 3 月 31 日 木曜日

今日も バス出動
やはりルートは 常磐道
どうしても 見てしまう
みるべき?
いちいちその思いを引き上げるのは どうして?
見ないほうがいい?
考えが思いが 渦を巻いて 
そのまま どろりと 穴に吸い込まれるように 眠りに落ちた
ふと目覚めると 
知らず 両手を合わせていた
焦点をあわせる「神」を 持たなくても
言葉がみつからなくても
「祈りの手」を 合わせていた
そうして また 無力に うちのめされる

安心感の問題

2011 年 3 月 30 日 水曜日

毎日毎日 おめえは こどもかよ!?と 叱られますけど
また言っちゃうぞ
今日も今日とて 「うんこさん」ぢゃ
朝 慌しかったのに
ポータブル猫砂トイレが 誰の 痕跡もなく
ひゃっほう 一番乗り!とか 思ったとたんに もよおす→お出まし
ふう
究極の極私的生理現象・・・やはり 唯一人空間てものに なれてきたからでしょうかねえ
仙台駅で そうだ トイレ使えるなら・・・と いってみたらば
心置きなくお座りください・・・てな きれいな便器 おお 再び 兆しが・・・
わがままになっちまったなあ と 困っていたものの
鍵は「安心感」なんだな と思うので
自己暗示でも何でもいいから この「安心感」の再現で なんとか これからを 乗り切ろう・・・と 思ったしだい
へたすりゃ 下水道完全復旧に二年くらい かかる・・・てんで
いつまでも 面倒くさがって 不安がってちゃいかん て 思うし

仙台町中も

2011 年 3 月 30 日 水曜日

おかえりなさいがいえるようにそうひどい倒壊は 見られぬようでも
あちこちの店が 閉まったまま 張り紙がしてある
コンビニエンスストアは 特に ガラスに新聞紙を貼りまくり 
あちこちのビルは レンガ落下注意やら 立ち入り禁止・・・と ロープが張り巡らせてあったり
やはり ただ事ではない感じ ひしひし
でも レンタルルームや 個室ビデオ・・・なんてな 風俗営業系の店のおにいちゃんが
プラカードに「家族OK シャワー無料 トイレ開放中」なんて 貼って なんだか優しい顔で 呼び込みしていたり
「がんばろ~東北価格です いらっしゃ~い!」と 破格値で 物を売ったり
限られた品で 飲み食いを提供したり
「みんなで なんとかやっていこうな」という仲間意識が あちこちから たちのぼる
寂しい夕暮れじゃなくて
あしたまたね てな 望みの繋がる優しい夕暮れの気分になれた
やっぱり ひとに なぐさめられていくんだなあ て思う

砂を掘る

2011 年 3 月 30 日 水曜日

久しぶりの おひさま原っぱ保育園
震災後 お休みさんが多いとのこと
・・・ま 年度末で 
巣立って 次のステップ 生活に移って行く時期でもあるのですが
いつもと違う感じ 若干 震災後に 心乱れている お子も 多いらしい
いつも 人目を盗んで?わたくしを どついたり 甘えてくる Mちゃん
お昼寝時間に 泣いちゃう 寝てもすぐおきて泣いてしまうとか
本日 どついてきたことはきたのだけれど
それよりも 密着していたいのよ~とばかりに 抱っこおんぶ のっかりほっぺたすりすりあたまぐりぐり
ああ 言葉にしたり 吐き出せないお子は
どうしていいかわからず 
震災でのショックを 
持てる 放出方法のすべてを とっかえひっかえしてみるのでしょうな
今日のお散歩では 広場で 砂を掘った
ひたすら掘って 埋めて うずたかく積んでは踏んづけて
丸めて バケツにためて 逆さにして・・・
意味は無いけれど
こういう ひたすらな行為の中に
救いのきっかけや 切り替えの アイディアが育っていく・・・かも
ほんとに すぐ察することが出来んで ごめんね

一時帰国

2011 年 3 月 30 日 水曜日

音信不通だった アブロードランゲージセンターから お電話
皆さん無事のようでしたが
あちこちの 外国から来てらっさる 先生がた
今回の震災で 本国から「危ないから 非難しに帰っておいで」と
飛行機回してもらったんだか 航空券回してもらっただか・・・で
ほとんどの先生が 一時帰国なさっているんだと
授業再開は 4月下旬以降かも
以前 「アメリカなどは 災害があると 外国に出ている 自分の国の人を 帰国させる制度がある」 との噂を聞いたことがあったけれど
ある程度 本当のことだったのね すごいな
日本は そういうのあるのかな?
わたくしの 今の アラビア語の先生は スーダンからきてらっさった
先日の HAJIおぢちゃんの 電話で言っていた言葉
何秒かだけ 録音できたので
聞いてもらって 意味を教えてもらおうと思っていたのに・・・
また 落ち着いたら 宜しくお願いします~

じいの鼻毛

2011 年 3 月 30 日 水曜日

鼻毛・・・て言い方もなんですが このげばげばした感じも 好きです仙台町中
朝8時前に到着して 
用件まで 時間があったので 
大好きな 梅じいのある 公園へ
ちょいとまえ 7~8分咲きだったのが 
もう 鼻毛出して 笑っとるぢゃ~なかんじの 咲き乱れ 満開過ぎ
こんな 枯れ木みたいな 洞の多い 幹は
あの地震でも びくともしなかったんだね
なんとなく うなだれた気分も ははは そうだね 笑っちゃうよね
笑っちゃったほうが いいよねえ なんて
泣き笑い
うっすら甘い 梅じいの 香りにつつまれて
ゆんゆん ゆする ゆりかごみたいだった

観光バスで通勤

2011 年 3 月 30 日 水曜日

素敵な 有限会社 はらまち旅行
先着150名に 混ざることが出来
19日ぶりに 仙台へ
新しく出来た 角田 山元線の 広い道路を 通って常磐道に出た
このルートを 選んだのは 大型バスだし
広くて ラッシュを 避けて
遠回りしても 早くいける道路を・・・ということでしょうが
甘い被災と 喉もと過ぎた緩みと 便利さにぼけかかって
観光 なんて 浮かれていたところ 打ちのめされてしまいました
海に朝日が 映えて 茜色を背負って
そこここに ちらばりひろがるは
田んぼの中にあるはずの無い 車家ビニールハウス倒木瓦礫ありとあらゆる元の形のわからなくなったもの泥砂・・・高くなっている道路を越えて 西側の田んぼにも・・・
思い出せ思い知れ津波の爪あとを と
かさぶたになりかかった痛みを 引き剥がす
泣いた・・・ちょっとだけ
隣の あんちゃも う と 顔を曇らせた
凝視する人 目を閉じている人 携帯ゲームをする人 それぞれ
それぞれなりの 越えかたで
日常の風景として 通り過ぎる

巣立っていくのね

2011 年 3 月 29 日 火曜日

「ピアノいがいのしごともがんばってください」とピアノを やりにきてくれていた A姉妹
おねえちゃんMちゃん が 幼い頃 習い始め
やがて いもうとちゃんMちゃんも つづき
おねえちゃん 大学進学 きっかけに やめて
いもうとちゃん 今年 高校三年に なるにあたって 色々大変なるので そろそろおいとま
ああ 長いようで 短かった 共に過ごした時間
自分としての どれだけ 力になれたのか・・・という 反省はあれど
いろんな面を見せてくれてありがと~と 楽しかった ひと時の数々を 思い出す
地震のどたばたで とんだ 締めになっちまったけど
忘れがたい 締めでもあるよね
これから先 ピアノや音楽と 関係あろうがなかろうが
どんな道に進もうとも
ほんのわずかでも ほのかでも
生きていく 道々に
彩が 添えられ
灯りが ともればいいな と 思う