2015 年 6 月 3 日 のアーカイブ

虫係

2015 年 6 月 3 日 水曜日

なんだか 虫係になってる 風情の わたくしですが

「せんせ…虫~ なに~?」と 呼ばれ

どれどれ 上手に捕まえたね みせてみせて

…あら 金蝿…

潰さずに 捕まえたのね すごいすごい

キラキラきれいだよねぇ

でも 前足一本 なくなってて 大変そうだから

イタドリの天辺に乗っけて 飛び易いようにしてあげようかね

捕まえた Cちゃんも 周りのみんなも快く 手をふって 見送ってくれた

「金蝿さん ばいば~い」

いのちの こしかたゆくすえ…

穏やかに 見送る子らに なっとくれ

かえるゆびわかえる

2015 年 6 月 3 日 水曜日

2ヶ月ちょい前

気に入りの 蛙の指輪

うっかりなくして

無くしたとしたら…の 部屋くまなく探し

もしや…と その日に行った 歯医者さん駐車場や 

味噌を買いに行った 丸森の 斎理屋敷前の駐車場も 

探したのだった

見つからなくて がっくし…

で そんなことも 全くと言っていいほど 忘れておりましたらば

本日 なぜか 

ぽろ と

でてきました
 
え?なんでここ?
 
うちでピアノレッスンする 火曜日は いつも ざっとだけど 掃除してるのに

そんな 不思議嬉し

いろんなことに生き 活きるてくれたら いいのに と

期待などなどしてみる 

せんない思い

こっそり繋げて…

「かえるゆびわかえる」まじないみたいに

そこいら中に 満ちている

2015 年 6 月 3 日 水曜日

昨日の 泣きかた

今日の 泣きかた

それぞれ ちょっと違うのかもしれないね

昨夜は ぴっちのために 買った 鰹節を使って 大根の葉っぱを炒めて

ぴちめえぇ 早く帰ってこんと なくなんぞぉ…とか 強がったあと

撃沈

なるべく ちちははの前で 泣き出さぬように と 思ってたのに やっちまった

「なんだ ご飯で 泣く」といわれ 

しかたないんだよぅ 暮らしのすべてに ぴちがいて ずっとずっとうんとめんこがってたんだから…など また せりあがる涙

すると 父 なにも言わず ぐっと 下を向いた

あぁ 父も 泣きたいんだ…

そんな昨日

そして今夜 

ぴちのことを あまり口にすると やはり 泣いてしまうのだけど

敢えて 口に出して

しょうがないよ たぶんしばらく こんなんだよ…でも うんと思って 泣いていこう…なんて

ちょっと 荒療治的

父も つられて泣きそうなとき

黙り込まずに「おとさんも としとって 涙すぐ出るんだ 泣くな」なんて

母もいる前で ちゃんと 自分でいったよ

この季節の 夕焼け時間は

よく 庭石の上で 休む ぴちの横で

ヱビスさま ぷしっ♪とか したっけなぁ なんて思って 余計に 涙は出るのだけれど

いまほんとうにどうしておるか?なんて

夢物語やら 希望的観測をさておきに 考えたりすると

んもぅ 胸 ぎゅりぎゅりぎゅり と 引き絞られて

息が 浅くなっちゃったりもして

まずいぞこりゃ とか 思うのだけど

思えるだけ 救いだよな

昨日も 夜泣いちゃってさ

ぴちのために開けてた 茶の間の 硝子戸

いつ閉めて 寝ていいのか いややっぱり ずっと開けておきたいぞ とか思って 夜更かして

瞼が 海老水餃子みたいになっちゃったから

今夜は 海老水餃子ですっ!と 宣言したら

涙目の ちちはは ぶぁかめ…と 吹き出した

うん そんなんでいい

姿が見えないのに

そこいらじゅうに 満ちている

その存在

そして そこへ そそぐ 愛しい思い

たくさん 胸のうちを 撫でて もらっていたのだなぁ

青梗菜に

2015 年 6 月 3 日 水曜日

台所窓辺 しげしげさん

チンゲン菜の 一部が 何かの拍子に ちょいと 穴あいてしまったか…と 

よっくみたらば

あら コナガ?の 幼ちゃん

かなり 食欲旺盛

しばらくしてみたら 三分の一 食べきってました

夏場は しげしげさんたちも 傷みやすいで

レギュラー以外は 増やさんでおこうかなぁ と 思ってたものの

この 幼ちゃんの 食べ物対策で

青物は 補充した方がいいかな?なんて

また 家族らの 賛同を得られない 企みなど 思い浮かぶ 初夏の 昼下がりでありました

呼んでみる

2015 年 6 月 3 日 水曜日

あなたの なまえの 律動

歌うように 呼んだ 旋律

わすれたくなくて

そこにいないけど

呼んでみる

せめて もう一度

みたいな

触れたいな

そんなことを思って

暮れてゆく 一日

待ちながら

2015 年 6 月 3 日 水曜日

待ちながら

覚悟を決めて

待ちながら

暮らしてゆく

思い出して 泣いたり

お道化た 言い方で 堪えてみたり

そうして 添うてゆく

奇跡なんて!と 笑い飛ばしながらも

心の どこかで 

待ちながら