打ち込んで
分かつほど 鋭くもなく
揺るがない よすがになるほどの しまりもなく
ただ ぼってりと
鈍く 重たく
なまくら楔?
まるで わたくし
いや それだからこその
用いかたもあるであろうか
飛び立つ日のための 羽衣が ため息に飛ばされぬために
重しになり
錆び滲み出る汁で 地球の落とし子の
証しなどして
日々の営みに かけ離れたようなところで
何をか つないでゆく
えすとろげんのせいになどして
ずずずり と ひきずりつつも
すすむ
すすめ
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