2015 年 8 月 4 日 のアーカイブ

学校用オルガン

2015 年 8 月 4 日 火曜日

何を 思っての 限定なのだか?

「学校用オルガン」

退職婦人教諭の会から 作られた「白萩コーラス」の みなさんの 伴奏

本日は いつもの 市民センター お借りできなかった てんで

お隣 自治センター

市民センターの リニューアル完了したため 

ここに置いてあったピアノは

また 市民センターへと 引き取られてゆき

あとに やってきたのが この学校用オルガン

おぉ 体裁は 懐かしい感じだけど

足踏みじゃないよ

電気だよ

スイッチいっぱいあるよ♪

でも 弾きづらい…

へたへたの わたくし

いかに いつも ピアノの 重さやら 余韻やらに 助けられていたか 思い知る 

演奏実用ではない…てことかな?

そんな わたくしの とほほ伴奏に かかわらず

暑い日なのに にこにこと 歌ってくださりまして

誠にありがとうござりまする

愛しき 雑雑の日々

2015 年 8 月 4 日 火曜日

早起きできず

のろりと階下へ

真夜中から 二時間おきに 起きちゃったという母

そしてその おしっこ助太刀 全部させられっちまった と 不機嫌父(真夜中 わたくし 出動のタイミングに 酒気帯び めるとだうん…すまぬ)

うっすらと おさまりのつかなさ 申し訳なさを 纏いながら

3人 食卓

早朝は あんちゃも 出掛ける支度で忙しいけど 一回くらい 助太刀してもらえるようにするといいんだけどねぇ 

なかなか…ねぇ

今度 いただいた桃 こっちは やっこいのに すっぱみあるね

こっちは かたいけど 甘いなぁ

そんな なんてことないことを やり取りしているうちに

すこぅし ほぐれる

ちょ と 席を はずす父を 見たのち

「おとさん また ふんづまりなんだって」と 小声 母

ためないで出せばいいのにね…倒れてのちも 快適うんこさん環境の 母 そして わたくし

すると それを聞き付け

「おまぇらみでぇに 食ってすぐ出す 鳥っこ みでぇになったぐねぇ」

いらんもんは ためねぇで 出すもんだぁ

「要らねぇもん 貯めでばりで 家中 ごぢゃごちゃにして…なげろっ(捨てろ)」

必要だから なげねぇでるんだっ

…そんなこんな 相変わらずの 雑雑 雑然とした ひととき

太陽と月の珈琲 淹れながら

母の 東北アララギ会『群山』の 提出原稿 チェック 助太刀

雑然としてるけど 幸せなひとときだよなぁ なんて しみじみしとったら

あぶねっ 伴奏仕事に 遅刻する…と 

結局 とてぱた 焦ったりもして

相変わらずの 朝

剥き出されたひととき

2015 年 8 月 4 日 火曜日

クマガイミホ 真夏の夜の即興

第一夜 共演…重松壮一郎さんの ピアノ…一部 千田祥子さんとの 連弾即興あり…に 行ってきた

at JAZZ ME BLUES noLa

なにかを演じているわけではない

いわば 抽象の コンテンポラリーダンス…なのに

具体的な 事象が 感情が 胸の奥から 汲み上げ 引き出されてゆく

大切なものが 揺さぶられ

引き剥がされ

あったはずのものが

守っていたはずのものが 引きちぎられてゆくような…

それでも 添おうとしては 

はじかれ

失ってゆく

呆然としたのち また よみがえる…というよりも あらたに 生まれてくる 思い

生きて 営む日々のよう

絶え間なく 降り注ぎ 撫でてゆくような 
音 

律動 

互いの押し引きをわきまえた重なり…

重松さんの 音楽は あんなに 音に満ち溢れているのに 

すべてが 祝福のように 心地よくて 

光のよう

そして 余韻を残して 次へと 移り変わり
 
千田祥子さんが 加わると

音は 純水から なにかちがう…でも それもまた 心地よいものと 混ざり合う

そのうねりの 厚み やわらかさ

粉々に 砕けながら 煌めく 硝子モザイクのような 眩しさ

でもそれに 棘はなく

それらすべてが 優しい手触り

日々という 雑踏へ 踏み出しながら

必死に もがいたり こなしたりしているうちに 

その 必死が いつしかまた 動きの面白味となってゆく

意味など 壊してしまえ!

捨ててしまえ!

剥がしてしまえ!

やがて そんな 暴力的な 思いは 

纏わりつくものから 解き放たれ

呆けたような 身と心から 突き上げてくる

衝動

振動

鼓動

やがて 纏わりを 自ら 纏い

躍りが 踊りとなってゆく
 
失われたものなどなにもない

それは つぎつぎと 生まれるから

捨て去ってゆくものであったのだ

また 喜びをもって 生きていこう

そんなことを思う

おんがくだ
 
おどりだ

いのちだ

そんな 剥き出された ひととき

また 生きていこう と 多くの人が 知らず 励まされた 夜でもあったことだろう

らぶ♪だね 美帆さん

ありがとう

潔いほど手放して

2015 年 8 月 4 日 火曜日

朝は咲いていたのだ

ただ 花としての気配が

薄れかかったような

芳しさが ふ と 途絶えたような

あぁ 時が来たのだね

しばらくして もう一度みたら

もう 花びらを

潔いほどに てばなして

さぁて♪ と

振り向かずにゆくような その姿

憧れる

揺るぎなく惑いながら

2015 年 8 月 4 日 火曜日

こがたこがねぐも

わたくしごときに 動じることなく

己の道を 生きてます

受け入れるとか

受け入れないとかでなく

生きて

また 活かされてゆく

蝉もまた

ただそこにあって

よろよろふらふら 心が 惑うばかりの自分が

はずかしくてはずかしくて

そんな 汗も混じりあって

ぼんのくぼあたりから

じわりじわりと 夏の温度に 焼かれてゆく

揺るぎなく 揺れる道を 惑いながらゆくか…