こがたこがねぐも
わたくしごときに 動じることなく
己の道を 生きてます
受け入れるとか
受け入れないとかでなく
生きて
また 活かされてゆく
蝉もまた
ただそこにあって
よろよろふらふら 心が 惑うばかりの自分が
はずかしくてはずかしくて
そんな 汗も混じりあって
ぼんのくぼあたりから
じわりじわりと 夏の温度に 焼かれてゆく
揺るぎなく 揺れる道を 惑いながらゆくか…
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