2014 年 8 月 6 日 のアーカイブ

ぶ!

2014 年 8 月 6 日 水曜日

朝 車 出してすぐ

ぶ! と

ゴシック太文字の 如き 音と 感触

なんにゃらかが 車の 全開窓から 入ってきたらしい

一瞬の ぶつかりだけで

姿は見えず

蜂あたりの 刺すものじゃないとよいなぁと

ちょこ とだけ びくびくしておりまして

んで そんな 訪問を 忘れかけた頃

ふと 左斜め下に 気配…

見たらば ギアによじ登る

蝉さまと 目が合った

あなたでしたか

みちづれ♪ なんて 思って 

嬉しくなったりしたものの

あまり都会に 移動させちゃうのもなぁ…そうだ♪わたくしの大好きな「杉抱きの桜」がある辺りに 放そう

そんなことを思って もう一度 蝉の目を 見返す

なんだか 凝視されているような眼差し

しばらく びゅんびゅん4号線を走り

あの角曲がったら コンビニエンスストアの 駐車場に停めて 木の方に 飛んでってもらうよ…と

声に出した

また 見ると じりじりと ギアのてっぺんまで登り

ぢ…と 音声でないような 振動が聴こえたのかと 思ったら

偶然にも 杉抱きの桜辺りに 飛んでいった

おおおおおおおおお

思わず 唸る

わたくしの 大好きな 木の辺りを

あの 緑を帯びた目が 見て

そして その記憶と命を 次へ 繋いでくれたら うれしいな

寝不足のまま

2014 年 8 月 6 日 水曜日

ほぼ 眠れませんでした

とほほ

でも 横にはなり続けてたので

休息にはなっているはず…と 己に言い聞かせ

「会館管理委員会」からの 伝言に 対処すべく

いつもより 40分は 早く 家を出て

大渋滞ちょいまえの 仙台七夕祭り真っ最中を 通り抜けて

セキュリティがらみの あれやこれや 伝達などなど

10分で済ませる予定が

だっぷり 30分以上かかっちまいました

お仕事遅刻ですた すみません

眠っていないことを忘れよう…と しすぎて

何を忘れようとしているの?眠れなかったことを?そこあまり考えちゃ忘れられませんから考えないで眠れなかったことなんか!…なんつって

頭のなか やかましいったらないですわな

なんか ナチュラルハイに 近いぞ これ

ねむねむ だるだるも そんなに感じてないので

これは んもう 忘れようなんて無駄な抵抗はやめて

昨夜の 脳細胞振動発電興奮状態を 持続させる心づもりでいくほうがよい 

宝塚みたいに 背負い羽根に「ね ぶ そ く」と 朱書きして

点滅する電飾冠などかぶって

ららら 寝不足~こそ い~のち~(レビューこそ命…のメロディーで)なんて 歌いながら

大階段 降りる気持ちでいきますわい

…ば~か

いまんとこ ふらついて踏み外しては おりませんけど

気を付けます

カルピス飲んで ふぁいっ!

2014 年 8 月 6 日 水曜日

仕事周辺で

知らず 行為に甘えるかたちだったものが

そうもいかなくなり

不測の事態に

慣れぬ電話などかけ

ちみっと ぐったり

でも とりあえず ためしの一歩は 定まった

なんとかなるように するしかない

にっこりしながら くいさがるのは 十八番だい♪なんて

ときには 嘯く

カルピス飲んで

柔らかな気持ちを 思い出す

ふぁいっ!

泡立つ

2014 年 8 月 6 日 水曜日

もう眠らなければ と 

きゅう と 瞼閉じて

思いの 蓋をも きゅう と しめた

泡立つ思いが

言葉に繋がらぬまま

胸のうちの 壁に ぴちぱち と 弾けては 消える

消えたはずのものたちが

かたちないままに 膨れ上がって

脳細胞に 直談判を 始める

きいてきいてきいてきいて

いつか 聴いた 悲鳴にもにた 思いの渇望が 甦るようで

強張った瞼を 開いて

ひりつく 眼球を なだめながら

枕元の 飲みかけの 炭酸水の 蓋を開けて 飲んだ

ぷしゅぅ…

確かに 封じ込めた 思いはあったにしても

もう 取り上げるつもりはなかったのだ

こんな うつつともつかぬ夢を見せたのは

おまえか?

眠らせろ

虫に暮れ

2014 年 8 月 6 日 水曜日

虫に暮れ

草に暮れ

迷ったままの森に棲む

緑のまぶたを閉じて 見ていたものは

夢なのか

うつつなのか

真夏の夜に 囁く声は

遥か昔に ひとつだった かたわれ 

からだとこころの 在りかが

離れていても

呼び合えるのなら

それもひとつの生きるみち

嘆くことでもない

お手紙を書く

2014 年 8 月 6 日 水曜日

ゆったりと お手紙を 書こう…と

なんやら 素敵な感じの インクやら 硝子ペンやら 買ったのに

そんなことを すっとん と 忘れておりましたる

そんな 素敵になるはずのものたちが

雑雑と 積まれ 散らばる 部屋にて

ああああぁ とか 唸ってみる

いや 思い出しただけでも

誉めてつかぁす…

自分で自分の頭を なでて

日付変更線を のろりと 跨ぐ