2020 年 7 月 21 日 のアーカイブ

舞台周りのスタッフさんたち

2020 年 7 月 21 日 火曜日

10-BOXの

箱の中に

あかりが ともる

線が張り巡らされ

仕切られ

あれこれと 配置を 考え

みえるところとみえないところが より良く用いられるように

導く印がおかれ

心地よく届く

彩りと

聴き心地とを 思って

おしたり

ひいたり

誰かの思いのために

「仕事」だとしても

知識経験を 総動員して

こんなにも 注いでくださるとは!と

いつもいつも 深く感動する

舞台周りの スタッフさんたち

社会生活が こういう人ばかりいてくれたら

なんぼしあわせになるか!て

懲りずに毎年思って 言うけど

なんというか そうじゃない人たちの 自分さえよければ…の 出し抜き ぶつかり合いとか

ため息…

わたくしの はなくそみたいな 自意識が 頭をもたげてきたときは

この舞台のことを

関わってくださった方々の やり方を 思い出すんだ

しあわせが 何倍にも膨らむはずだぞ

そんなことを思って 舞台の余韻に浸ってるうちは

まるでわたくしも 穏やかな人みたいだわ

わはははは

7daysbookcoverchallengeSpinoff「幼い頃に」テーマ その1

2020 年 7 月 21 日 火曜日

自粛おうち時間をたのしく…と 誰かが 始めた

7days book cover challenge

そこから勝手に派生させた

1テーマの 七日間

題して #7daysbookcoverchallengeSpinoff

まだやんのよ~

今週の テーマは「幼い頃に」

二日目は

「カロリーヌ」シリーズ ピエール=プロブスト えとぶん/ぶん(訳)土家由岐雄 福島のり子/監修 波多野勤子 浜田廣介 村岡花子 (小学館)

昭和44年の 重版

このシリーズの『カロリーヌとおともだち』『カロリーヌの月世界旅行』『カロリーヌのせかいのたび』全部ある

何度も何度も めくった

大好きな世界

のちのち 通信販売の フェリシモで

未だ 日本に紹介されていない カロリーヌシリーズを すべて出版する という企画に 申し込んで

実現したのを 全巻 手に入れた

新しいお話も 心踊るものだったけど

やはり 何度も何度も見た 三冊は

物語にあそぶ 原点だなぁと思う

今改めて 緻密さと 遊び心と

描き込みと 適度な 抜け感と

その 均衡の 絶妙さに 溜め息が出る

監修が 伝説の人物ではないかっ!なんて

今気づく

あぁ また この世界のなかに 旅に出よう

居心地よいよい

2020 年 7 月 21 日 火曜日

居心地のよさは

ものものの配置にもあるけれど

それを施した人たちが 醸し出す

温度

湿度

距離感

ほんとなら

大好きな ひとたちで

寄りによって

おしゃべりしたり

触れたりしたいのだけど

徹底した消毒

換気

マスク…と

最善策を とった上での 開演だったので

大分 寄り寄りとか

うろうろして 写真撮りまくるのは 我慢した

我慢した枚数で これ?なんだな

まぁ

スタッフさんたちとしては

煩わしく うろちょろちょろからするものが

いつもよりか おとなしくしてて?

お仕事やりやすかったかもしれませんけどね

ふふふふふ

あらわして いきてゆくこと

2020 年 7 月 21 日 火曜日

胸の奥を のぞきこむ

もぐってゆく

さがす

あがく

引き上げたいものがあったはずなのに

音のない

光のない

海の底のような

泥濘のような

重いものに取り巻かれて

身動きできぬような 心持ち

そんなとき ふと 照らすもの

わたくしに向けられた光ではないとしても

どこかで何かを照らして

誰かが動いている

何かは 成されている 輪郭が 見える

それに 勇気づけられるように

また 手探る

何かに触れたような気がして

ひとあし

ひとうで

すすめてみる

やがて ぽこり と 浮き上がってくるもの

抱えて

洗い流したり

気持ちよく 持てるように 足したり引いたり削ったり補正したり

こちらではないところを照らす光に向かって 泳ぎあがり(溺れてるみたいだとしても)

水面から 顔をだす

やっと 息が吸える

こちらではない 光が

こんどは わたくしに当てられる

抱えたものが

形なしたものの 輪郭が みえる

受け渡した

ほんの ささやかにほのかな 重みの移動が

受け取ってくださったかたの 思い 動き 開き(時には 閉じ)をも

照らされる

そうしてまた 地上の 呼吸に戻る

つくってゆくことの 周辺

灯り 照らしてくださったこと

一人では越えられなかったこと

たくさんたくさん

ありがとうございます