昔　すべての食べ物を　ばあちゃんが作ってくれていた

ご飯も　おやつも

んで　他の人が　台所に入ることは　

タブーに近かった

おいしかった　あの味　この味

教えてもらったとか

手伝って覚えた　なんてことはなく

ちょ　と　おぼつかなくなりかかってきた辺りで

見よう見まねで　作ってみて

探ったようなもの

でも　時折　訊ねてみたりしては　いたのだよ

この美味しさの秘密は？なんて感じで

でも　たいていのこたえは

「じあんべくれぇ」だった

いい塩梅くらい　適当に…てな　意味

しかし　いま　

とてぱたと　日々の料理など　作るなかで

全く　分量など　はかっておらぬ　わたくし

もし「これは　何をどのくらい入れて　何分熱を加えるの？」と　訊かれたとして

全く答えられないかもなぁ　と　思ったりする

三日前に　炊いた　あんこ

ちみっと　塩っけが　多かったなぁ　と　思う

だって　小豆の量も　砂糖も　塩も　時間も

「じあんべくれぇ」だもんな

ばあちゃん孫だなぁ　わたくし

でも　台所には　どうぞお入りくだされ　なんだけど…

honto さんからの　あなたの好きっていってた人の本が　まもなく発売なりますけんねメール

条件反射のように　予約してしまってた

茨木のり子さんだもん

これは　即買い　パブロフの犬になってもいいよね

お金の問題もあるが

ま　なんとかなりそうか　と

ふふふふふ

読むの　たのしみ

想像もしなかった　被災

それを受けてのちの　人生

２２年目

しかし　浅い　想像でしかなかったものが

すこぅしだけ　心身に　痛みを伴って　思いめぐらせるようになった（かもしれない）のは

身近な被災を経てから

まだ　５年とちょっと

これからまた　育んでいこう

つなぎつづけること　

添うてゆくこと　

支えてゆくこと

思いを伝えてゆくこと

本日の「はじめまして」の　河北ＴＢＣカルチャーセンター　パントマイム講座

第一期…６人衆

学校やら　とある集まりのところに　期間限定で　もしくは　一日二日の講座で　呼んでいただいたときとは　違うものだな　と　しみじみ思った

一足とびに　あれこれやるよりも

１つのことを「確実に　わかりたいから」と

学んでゆくぞ感　満ち満ちてる方ばかり

素晴らしすぎる！

ちょっとしたことを　発展させて　遊びや　ノリで…ではなく

何かに置き換えて…ではなく

じっくり腰を据えて

「パントマイム」と　付き合ってくださるのだなぁ　と

改めて　そんなあたり　感動してしまった

「こう思う」

「これでいいのだろうか？」

「こうした方が　こういわれた方が　私はわかる」

そういうことを　それぞれのかたが　ちゃんと伝えてくださった

ちゃんと　受け取ろう　応えていこう

身が引き締まる

こんな場を与えていただいたこと

ほんに　ありがたい

最敬礼の　思いであります