2016 年 6 月 18 日 のアーカイブ

うけとるから

2016 年 6 月 18 日 土曜日

風が 気持ちよくて

人の やさしさが うれしくて

なんとなく わらいながら なきそうな気分で

風に吹かれるままに

仕事とは 反対方向へ

…もちろん まだ 時間的余裕ある と 頭のどこかで ちゃんと はかっていたからなのだけど…

何故か 野蒜海岸

工事まだまだ 終わらず

どこからのぼっていいかわからず

足掛かりも無さそうな コンクリート斜面を

ぞ ぞ ぞ と ずり滑りそうになりながら 雪駄でのぼる

出られた

砂浜だ

五年前のあの日

流されてまた

流れ着いた 砂浜だ

ここに来るといつも思うのは

いろんなものが 流されて砕かれて晒されて

行き着くところのようでもあるなぁ てこと

貝殻も 流木も

どこの浜辺よりも 細かく 角がとれてしまって

もとの 輪郭が ゆるんで とけだしてしまうよう

そんななか 珍しく 巻き貝の 名残をとどめている貝殻があって

手を伸ばした

遠いと思っていた 波の裾が 足元を 払うように 寄せて

返していった

手前勝手な つまらぬ 感傷など  

嘲笑うように…

左足だけ ずぶ濡れ

しばし 乾くまで

じりじり焼けた 砂浜を さ迷い歩く

なにか 受け取ったわけではないのだけれど

いつか 聴こえてくるかもしれないよ…という 囁きのようなものが 浮かんで

流木

胡桃

貝殻の破片

石を

拾った

入れそうにない場所なのに

波乗りに 興じる人がいた

取り戻しているのか

取り戻せないけれど すすんでゆくのか

それぞれの 心持ち 思い馳せきれぬくせに

でも それぞれで 生きていこうねっ なんて

能天気を 恐れず 言ってみる

形が変わったとしても

物質保存の法則で

すべてあるのだ

かえってきているのだ

ここにある

ここにいる

うけとるから

かえってきてくれよ と

狭間 繋ぐもの?

なにか 思い出しそうになりながら

また ぞ ぞ ぞ と 来た坂を 戻りのぼり

おりた

んまい!の余韻

2016 年 6 月 18 日 土曜日

贅沢わかってる

覚悟してきたぞ

おまかせ丼 ウニちょいのせ 2380円

スタンプ一杯になってるから 200円引き

るるるるるううぅ

心身 雲丹のような とろけ感に 身を任せる

間違いなく んまいの

余韻に浸って しばし ぼぅ と 座り込む

塩釜 やま登さんの 店内

照らされている

2016 年 6 月 18 日 土曜日

まぶしすぎて

逃げたくなる

逸らしがちの目 

むけて

照らされていること 

思い出して

また あるいてゆく

砂浜で 芽

2016 年 6 月 18 日 土曜日

砂浜だよ?

乾いてるよ

時折 来るとしても

海水だよ?

それでも そこで 生きる術を 知っているのだね

すごいね

わたくしも わたくしの場所で…

そんな勇気までもらう

出逢いの 次の瞬間

そのいのちの お陰に 生まれ直していく

わたくしの 心身は

あなたのお陰でも できている

かえるみどり

2016 年 6 月 18 日 土曜日

草みどり 途切れかかったところに

蛙みどり

見つけた

ちょっと追いかける

いつのまにか また 草むらで 迷う

蛙みどり 見失ったら

目眩ましの術も 解けた

深追いは 注意だ

また笑顔が見たいだけ

2016 年 6 月 18 日 土曜日

本日 ちょいと スレ違いあり

でも いつだって 何があるかわかんないしねぇ て

鷹揚に 構えておりましたが

間に入ってくださってるかたとしては 

そうも言っていられぬ様子で

気にしないでください~♪と 言ったものの

ずっと「気が気ではない」慌てぶりなど 時折 眺めつつ

わたくしの中では 怒りもなにも 生まれないとしても

ビジネスだものね

すべてに通用することではないのだよね

気を揉ませ続けるのも かえって 申し訳ないよな…と 反省して

一時間ちょい 待ったのち

辞す

あぁ ちょっとした すれ違いなんて みな ゆるされて

また 仕切り直したりしながら 楽しくやれたらいいけど

そうもいかない 時と場合がやって来てしまうのだろうな

すこぅし さみしい

わたくしは おこってませんよぅ

また 笑顔がみたいだけなんだよぅ

叶うだろうかね?

無駄ではないと信じたい

2016 年 6 月 18 日 土曜日

毎度思う

なんて とどめぬままに 行き過ぎるか

いや しかし 思い出すのだ

脳細胞のどこか 片隅には 残っているのだ

しばらくして あぁ と 

そのありかに 光があたったりもして

…しかし それさえ なかなかに たどり着けなかったりもして…

失念との 対面

失望からの 復活

無駄な時間ではないと 信じたいんだけどね

これから アラビア語の 授業…たぶん…