かつてあったこと
それはもう すべて
過ぎ去り
痛みさえも
いつしか
飴色の
甘い 思い出となる
脱ぎ捨てよう
そんなこともあったっけねぇ なんて
味わうように
笑い飛ばせ
かつてあったこと
それはもう すべて
過ぎ去り
痛みさえも
いつしか
飴色の
甘い 思い出となる
脱ぎ捨てよう
そんなこともあったっけねぇ なんて
味わうように
笑い飛ばせ
福音館の『てじな』土屋富士夫 さく
http://www.fukuinkan.co.jp/detail_page/978-4-8340-2271-1.html
何年か前
おひさま原っぱ保育園で この絵本が 大好きだった お子がいて
その子が なんにゃらかの できごとで 心 くじけて めそめそしてたとき
ふと『てじな』に 出てくる 髭の手品師の 真似っこをして
みつあみを 鼻の下に挟んで
「髭の手品師ぢゃ…髭が 生えておるのぢゃ…あんどら いんどら うんどらっ!」と 唱えて
挟んでいたのをはなして
「髭が なくなったのぢゃ!」と ふざけて見せたら
笑って 泣き止んでくれた
…ま たいした意味はないのですけど…
それ以来
その絵本を知ってる お子も 知らないお子も
「あんどらいんどら(絵本に出てくる 呪文の ことば)やって~」と
すっかけてくれる
頭に乗っけた 手拭いとか ブロックを 落っことす とか
鼻の下にはさんで 落とす とか
そういうことを わはははは て 笑える心
実は 羨ましくて 仕方がないんだ
そんなことを思う 髭の手品師だったのぢゃ
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