すべてに　むかって

にこにこと　開いているような

美帆さんの　おどりが　好きだ

よろこびも　鬱屈も　涙も　怒りも

すべて　光の方へ　やわらかく　昇華させていくように

空気に　溶けるように…

現場に立ち会えなくて　残念

どうか　大阪周辺のかた

心に　目に　とめてみてくだされ

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日時：2014.11.19(水) 20:00～

会場：うずめ（大阪市北区浮田町１-5-24）
　　　天神橋筋六丁目駅１３番出口より徒歩２分

料金：1000円（1ドリンク付）

問合せ：080-6007-9024（クマガイ）
　　　　musicasdance@yahoo.co.jp
　 facebookイベントページ

＊上演時間約25分

この作品は、
私の住んでいる東北で起こった
震災、津波のことを
ベースとして
創られたものです。
先月の広島公演をきっかけに
大阪でのご縁をいただきました。
未だ言葉にはならない出来事を
祈りとともに
生きている人のために踊りたいと
願いながら。
ダンスも生きることも
水に絵を描くようなもの、と知りながらも
わたしは
身体という絵筆を取るのです。

お昼に　食べた

岩沼発

千年希望の丘　復興商品『希望カレー』

トマトとチーズ

なんだか　華やぐ色合いだ

目立つところも　目立たぬところも

もれなく　復興へと　進んでほしいのだ

進んでほしいのに…

華やいだあとに

ふと　もどかしくなる

かなしくなる

風当たりが　強いときは

ちょいと　身を　縮める

震えたりもする

守るのだ

発熱するのだ

備えているのだ

そうして　越えてゆくのだ

うすまりゆく　暖かい日々を

慈しむように

より　愛しむように

その身一杯に広げて　受けとる
　
わたくしも

そうやって生きていくことにしたよ

あのとき

その眼球のなかに

とらえられたままでいればよかった

よごれつちまった身を

透明で　美しげな　珠のなかに　閉じ込めて

うっとりとしながら

共に　世界を見ている気でいられればよかったのだ

よかったのに…

壊れたのか

壊したのか

張力失われ

水溜まりと　化した　そこへ　立ち居り

滴の垂れ落ちる　髪のまま

向けられていた　眼差しであったものを

探し惑う

あれから　ずっと　迷子なのだ

幻想と　知りながら