2014 年 10 月 12 日 のアーカイブ

帰路で あん巻き

2014 年 10 月 12 日 日曜日

ここ四日

ほぼ 袖を通すことのなかった 「みちゆき」

黒磯乗り換えで

空気の透明度やら 温度が変わり

ようやっと 羽織る

豊橋で 買った 大あん巻き…顔本おともだちによると

知立名物の たいそううまいものとのこと

見てみたら はじっこ プレスされかかっとった

そのあたりをちぎって 食う

大判焼きを 丸かぶり寿司状にしたような

…これ 買ったときの ほんわか あったか状態で食べたら もっと んふ~♪なんてな うまさだったかも

でも 充分 んまいですわん♪

包んでいる 経木の香りが

また 良いですし~♪

ぎりぎり 乗り継げる

2014 年 10 月 12 日 日曜日

16時16分あたり

上野に 着いた

馴染みの 角田まで 鈍行乗り継ぎ可能最終電車 宇都宮行きに 乗れる時間

20分くらいの間に

トイレ行って なにか本かって ついでに 携帯電話充電用電池なんぞも買えるか…と

トイレに 行ったものの

人気ラーメン店並の 長蛇の列!(そんな店 並んだことないくせに言ってます)

あぁ 休日の上野って

世界各国からの 観光客様で 
 
みっちりみちみちてるのかも…むむむ

切羽詰まるほどではないので

しっこ あとまわし

んで 本を選ぼう…と 本屋へ

やはり混んでる

しかも あまり勝手のわからない 陳列

ううぅ 

悩んでいる暇はない…

難解すぎず すぐ読み終わるほどでもない分量の 楽しげな 六時間くらいはもつ本

条件を並べると 余計悩みそうだったものの

なんとなく それならこれぢゃよ おいでおいで してるよな本

『大東京ぐるぐる自転車』伊藤礼 著(ちくま文庫)購入

あとは 乗り換えに 出遅れぬように

ゆきます

復旧できますように

2014 年 10 月 12 日 日曜日

興津(おきつ)→蒲原間

山交(山梨交通)バスで 代行運転

なかなか素敵な 海など眺めつつ

ふと見たら

左手に 崖崩れた 線路…

あぁ 

震災後

角田駅から 原町交通代行バスご 仙台まで出てくれたことを思い出した

利害関係の あれこれがあるとしても

繋げるものへと 受け渡すことの ありがたさを 思い出す

早く復旧できますように

あん巻き

2014 年 10 月 12 日 日曜日

浜松までは

鈍行で行けるぞ

その先 どこまで鈍行で行けるかわからんものの

まずは行ってみる

ただし 新幹線が停まる駅…てのが 

緩い決め事

豊橋で しっこして

すっきりしたら

「あん巻き」なんてのが 目にはいって

買っちまったい

駅の外にも出てないのに

名物を買うなんてなぁ…

気が緩んで 財布の紐 ゆるめちゃいかんな…などいいつつ

今のとこ 順調帰路

乗り放題 二枚目

2014 年 10 月 12 日 日曜日

秋の乗り放題パス

2枚目 買いましたる

今となっては これの方がお得かどうかも おぼつかないのですけど

尾張一宮から 豊橋まで

まずは 出てみる

そのさき ちょこっと 新幹線(いててて)

なるようになる

無計画のなかの やんわり計画

恩人巡り

2014 年 10 月 12 日 日曜日

母 倒れてのち

あまり 家を 空けないようにしてたのに

「四日も…なんなの?」と

何か特別なことが とか 目的とか あまりはっきりあったわけでなく

いつもの司会仕事が消え ざぶん!と 一波来たあとに

あ…では ご案内いただいてた 可南さんの 親子展 行けるではないの…と 一滴
 
神戸ならば 喫茶・輪に 近いではないの…と 一滴

顔本で「熊谷守一展」のことをしって いきたいなぁ…と もらしたら「おいでよ」の一言で 一滴

秋の乗り放題パス期間であることも 何滴か…

いろいろな ことどもが

タイミング 寄せ合うように

「いくぞ」の コップに たまっていった感じかなぁ

あとは わたくしの中で 言葉に関することを 拾い上げてくださった「恩人」と 感じてる方々 おるのですけれど

その方々を めぐる旅でも ありましたね

ことばを 拾い上げてくださる ということは

なにも 単語に関して 云々 てんでなく

想いから ことばへの向かいかた

その 発露の ちから加減…など

結局のところ わたくし自身 生きているということに関して 受け取って 何をか 返してくださるということで

揺らぎがちの 思いやら 存在ということに関しての 恩人でもあるのだよな

なんてなことを 思う

そういう方というのは

その人一人だけでなく

触れている 取り巻いておる人たちも

似た感じの 滋味のような空気を 生きておられて

なんというか 

またもや 恩を いただきまくってしまったりしてて

うまく面と向かっても言えず

挙げ句のはてに

だははは なんて 笑って飲み食いして…

人としてどうなんすかね?

ふ~てさんとの 再会も

熱烈歓迎 いただいて

なんか じんわりぼんやり

ひとんちで

「ただいま」などという 気持ちになるから

まったくもう…

約一年ぶりで

人生で二回目で

でも いつもの朝みたいで

ゆるんとあるく

金木犀

水の流れる気配

朝のあいさつ

曇り空だけど

ふかふかな気持ち

当初の 調べと 

んもう 大幅に いろんなことが違ってて

何が「当初」だか

初めて 名鉄なる 電車に乗っております

まだ 静岡県内 運休中かなぁ

ぼやぼやしてると

ヴォンちゃん(台風)に おいつかれるかもなぁ なんて

もやっ と 心配がないわけじゃないものの

一応 帰路

いろんな 人のありがたみが

じわりじわりと 爪先から 染み上がってくる感じ

出来事のひとつひとつが 

向かいっかわの 窓に 映ったような気がして

目を凝らす

代行バスない…などいってたところが

出たらしい

おぉ

行ってみっか

長野の 峠あたり 以来だなぁ

財布の紐を 引き締めて

ちょいとドキドキ

代行バスは 山交だけでなく 新富士交通だか なんだか交通だか

いくつかの 観光バス会社が こぞってお手伝いしているみたいだ

拡声器持った 係りの方が

スムーズな輸送のために あちこちにおって

みんなで何とかしよう感

また 懐かしくなるなぁ

蒲原からは 特急みたいな 臨時列車

各駅停車だけど…

なんだか 旅のレポートみたいになっちょりますが

「今どこだか わかって たのしい」などと

感想いただき

どうってことない わたくしのうろうろ記など と 思いつつ

たらりたらりと つらねておる次第

お腹すいたなぁ

これでさっきの 大あん巻き食べたら ちょっと問題あるよなぁ…

富士からは 普通列車 熱海行きですだ

高いけど

酒気帯びるけど

旅人ってことで

許してちょうだい

熱海で駅弁

許されなくても 飲み食いするが~

うみ~♪とかいって

いろいろな事情が許せば

窓開けて 飛び込んでしまいたい 衝動と共に

小鯵押し寿司 ヱビスさまにて

ごぶりと 呑み込む 

車窓からの 夕焼けも

いつのまにやら 墨を流したようになり

開いた本の上で

るらりるらりと 白川夜船…まだ 夕船か…を 漕いだりもして

もうすぐ乗り換えだから しゃんとせにゃ と

昨日見た 夕焼けの写真を 眺める

あ…そういえば ここ 岐阜県立美術館の入り口近くで 椎の実 拾ったなぁ と

鞄から 出してみる

よく見たら 実というよりも

実の 外套部分ばかりであった

また行って拾ってこよう なんて

そう簡単にはできないことを 

かろがろと思い浮かべてもみたりして

今度は 伝説の猫 春団治さんも

暗闇で わたくしの匂いを嗅ぐだけでなく

もうちょっと 触らせてくれるかな なんてなことも思ったりして

三日前に会った人から メールをもらって

あららそういえば 三日前は 東京で稽古していたのだったね なんて

時間軸が うねうねした

停車して ドアが開く度に

空気が変わって行く

すこぅしずつ 心持ちも そんなあたりに浸ってゆく

もうすぐ黒磯

アメリカに行けるくらいの時間かけましたか?

ただいま 北限ウラジロガシ

自分ちに おっても

さ迷える たましひ てな わたくしだけど

どこに おっても わたくしの あゆみであるのだな なんてなことも

改めて思った日々

あいかわらず そうして こうして…