阿佐ヶ谷について

場所のあたりをつけたら

携帯電話の充電が　できそうな店に入って　珈琲でも…と　思ってました　軽く

で？ここはどこ　どこへいきたいのわたくし？てな　どつぼにはまりました

前にも来たよね？

何度もね？

こんなときのために　住所控えておるのよ…と　

阿佐ヶ谷南１の１５の１５　

シアターシャインへ　向かっていますはずなのに

番地が見つからん！

１９と　２０の　隣のブロックが　１３て　どういうこっちゃあぁ！？と

脂汗が　冷や汗に変わる頃

そういや　前に迷ったときは　ＪＲ駅から来たのだったね

もしや　イメージしてた　曲がり角…反対方向であったか？

反対側にいったら　

ああぁ

あった

演出　吉澤さんが　笑顔で　手を振ってた

泣きそうになった　

うううぅ

公演観ても　泣いちゃったけどね…

ははは

んで　携帯電話の充電を…とか　ごにょごにょしてたら

楽屋で　やったらいいのに～♪なんて　

お～ちゃんやら　薫さんやら　まきちゃんやらに　迎え入れてもらって　

すみませぬ～

とりあえず　お留守番　名目で　

ぼやん　と　腰かけておりまするとこ

夜も　観られる幸せ　しみじみ噛み締めとるとこ

旅のお伴の　本　携えてくるの忘れたもんで

しばし　車窓眺めて

あれこれ浮かべては

うらうらと　まどろんだりもする

携帯電話も　バッテリー問題で

あまり　覗かず

黒磯では　お約束の　NEWDAYSで　太田原さんと　言葉など交わして

うれしいひととき

駅前のどうだんつつじ

今年後半の　みのむしさま　確認

ツリーがたでした

これから　紅葉も共に　色合いもかえて　おおきくなってゆくのだな

たのしみたのしみ…なんて

そんなのんきな　道行き

人と　やりとりする

同じ空間に　たちあうときの　

優しさを思う

構えとか　

今まで　得た　手管とか

そういうの　なくたっていいじゃん　と　

いわれるようで

いろんなものを　横においてしまう

大切な　パントマイムお師匠周辺で　出逢ったひとたちと　いると

己の　屁の突っ張りが　恥ずかしくなったりする

そして　そんなんでも　いいやぁ　と

いろんなものが　ほどける

だからこそ　胸の奥まで　響く　届く　時間と空間と物語が生まれるのだね

大好きだぁ♪

そんなことを　お邪魔楽屋から　出ながら噛み締めて

夜の公演　入場

薫さんと　おーちゃんの　笑顔で

うきうきが始まる

なんか色々ありがとうござります

新宿から

とあるところへ　乗り継いで

素敵な人の　素敵なところへ…とか　ほんのり　企んでいたものの

あらやだ　乗り換え新宿じゃないぢゃ　と

再び　乗ろうかと思ったのに

なんやら　ぐぅるり　巡って　迷ってしまい

ええぃ　もう　降りてしまえ　と　改札出た後に

更に　通り抜けられると思った　道筋が　どん詰まりで

挫折

舞台現場に　向かっちゃうか　と　思ったものの

そこまで行けるはずの　切符　駄目にしてまで　降りてしまった　新宿で

落とし前つけねば！など

更に　道に迷いながら

やはり　BERG になど　来てみる

ソーセージ盛り合わせと　ハーフアンドハーフに　慰めてもらったら

阿佐ヶ谷さ行くだよ

宇都宮で

乗り換え待ちが　結構あり

パセオの　八重洲書店で

ご本　買っちまいました

小田雅久仁さん…初めての　目にしましたが

なんだこの　ことば転がしの　軽妙さ

入り口から　突拍子♪

たのし

ずっと吸っていたい

欲張って苦しくなる

毎年いってるから

呆れられる

自分でも呆れてる

滞りを吐く

そしてまた　吸う

あまりにも当たり前のこと

いきる　いとなみの　かたち

そんな　大きな　かたちと

気持ちの　ちっこいところ

相似形だったりして

大きな宇宙の　成り立ちのかたちに　沿うようにいたら

ゆったり　しっかり

生きてゆけるのだろうなぁ　とか

ぼんやり思う

そんな緩やかなものを手離して

どこへいこうというのだ

この宇宙の中で

４ヶ月前

朝　たぶん　その背中を見たのだと思う

いつもなら　撫でたり　話しかけたりするのに

その日に限って

いつものこと　と

とてぱたと　出掛けてしまったんだ

それっきり会えなくなって　今に至る　ぴっちっちっ

そんなことをいつも　思い出してしまって

いくら忙しくても　

一撫で二撫でして　すりすりしてしまう

迷惑そうな　牛太郎

すまんすまん

いってきます