2015 年 7 月 9 日 のアーカイブ

笑って食べる

2015 年 7 月 9 日 木曜日

出来事の 波に 呑まれ

光を失う

せりあがる おもいは

無い物ねだり 

妬み 

情けなさ

哀しみ

ありとあらゆる 悲観

わたくしにはなにもないなにもない

そんなことはじめからわかっていたさ

わかってる わかってる

だいじょうぶ だいじょうぶ

言い聞かせる言葉は

危ういときに 唱える まじないと 気づいてる

己の ヘドに まみれ 

どろどろの ぐちゃぐちゃの 泥濘を

泣きながら 歩く

そんな日々を 越えて

いつしか 澱沈み

上 澄み

そんな日も来るであろう

せめて 孕みゆく思いは

花となれ

咲ける日まで

黙しておれ

咲ける日まで

2015 年 7 月 9 日 木曜日

出来事の 波に 呑まれ

光を失う

せりあがる おもいは

無い物ねだり 

妬み 

情けなさ

哀しみ

ありとあらゆる 悲観

わたくしにはなにもないなにもない

そんなことはじめからわかっていたさ

わかってる わかってる

だいじょうぶ だいじょうぶ

言い聞かせる言葉は

危ういときに 唱える まじないと 気づいてる

己の ヘドに まみれ 

どろどろの ぐちゃぐちゃの 泥濘を

泣きながら 歩く

そんな日々を 越えて

いつしか 澱沈み

上 澄み

そんな日も来るであろう

せめて 孕みゆく思いは

花となれ

咲ける日まで

黙しておれ

なんてことない一日のしあわせ

2015 年 7 月 9 日 木曜日

あんちゃと 二人

母が デイサービスで お世話になっている ゆうゆうホームへ

担当者会議に 参加

こういう 顔合わせは

大切な決め事が あるなしに関わらず

大事だね と 思う

ばんげの 買い物も 二人でいっちまったもんで

あぁ 予定外 出費

予測はしてたけど

もっと厳しくしようとおもったけど

まぁ たまにはいいか…

こんな風に過ごせるなんてこと

奇跡のようなものなのだものね

父も

母も

あんちゃも

そして 物心つかぬ頃の わたくしさえも

震えながら 命が繋がるかどうか 日々を暮らしていたこともあったのだものね…などと 甘甘なこと 思って

今晩は あんちゃの好きな ハンバーグでも 作っかな

シェフに 変身する 前に

ちみっと ヱビスさまで よっぱ with みみが~

なんてことない一日の 幸せ 噛み締めたりする

年下だけど「おねえちゃん」

2015 年 7 月 9 日 木曜日

歳が 下だとて

いろんなことしっかりしてて

あぁ 「おねえちゃん」とか 思う

合唱のイベントで ちょちょちょ と 会ってるだけなのに

すっかり なついた気持ちになってる…

くみこさまも そんな一人

かくだ田園ホール前に

石の オブジェがあり

そこ 寝たら 気持ち良さそうだよなぁ…と 思ったものの

一人で 寝にいったら ちょっと こっぱずかしいよな…くらいの 羞恥心はあり

この間の オープニングイベントのあと

後片付け 一段落したときに

くみこおねえちゃん やんわりと 外に 誘導して

石って気持ちいいよね…みたいな流れから

話の隙を見計らって 寝てみた

うおぉ 気持ちいい♪

「あららら なにやってんの んもぅ…でも この石って 気持ちいいよね」なんて

呆れ笑いのあとに にこにこ 腰かけたりして

あぁ わたくしやはり この人を おねえちゃん とか 思う

そして 好きだなぁ♪とかも 思う

肌のどこまで全部 空

2015 年 7 月 9 日 木曜日

夕日は 

背中に やさしく 手を触れるよな 

高さと 温かみなんだな

でも あの日は

腕にも触れてきたみたいだった

色に 包まれた

肌のところまで

ぜんぶ 空なんだ

そんなことを思った

遥か 届かぬと思っていたものが

ここにある

そんな 心強い思いをくれた

夕焼けの日

まるめて ぽん

2015 年 7 月 9 日 木曜日

先週の どたばたの最中

母が 夜 なかなか眠れず

小刻みに起こされた 父が 疲労積み重なり不機嫌乱暴な言葉を吐き

母の心 更に萎れ

「もう生きていたくない」ようなことまで 発言してしまい

明日というか 本日本番なのに 舞台で使おうとしてるものが 出来上がらず 焦りつつも

いま 一番 しくじりが少なくてうまくいくように見える方法はなんだろうか!と

小道具製作の 逃げ道と共に

この ちちははやり取りの 膠着状態緩和への 最良の道は!? 逃げ道は?なんてことまで

きゅるきゅると きつく巻き上げる 螺みたいな気分にも なっとったのでした

母の萎れ具合の心配もあったものの

それより 父の 疲弊…こっちが 心配だったかも…

母の 呟きが 聞こえてなかったようで

でも 言ってしまった 悔やみとか 絶対 残ってるだろうなこのひとは…とか 

ぐるぐる思って

かえって 頭が さえざえとなってしまい

これ幸い と 作業はかどらせ

その 舞台での アドレナリンびゅん!にも似た勢いで

寝坊することもなく

舞台にもゆけて 

こもごも 滞りなく 越えたわけですが

その後 膠着への 懸念は

んまぁ なんというか 長年の 夫婦の 空気感みたいなもので

ぽややん と いつの間にか 紛れており

まぁ それはそれでよしとしたものの

紛れたあれこれを 改めて 取り出して

そのときの それぞれの言葉

気持ちの向き 

光あてて さらして

あんときは 心配したんぢゃからなっ!まったくもうおめぇらはっ!と

きつい言葉だけど 笑いにまぶして

丸めてぽんっ!と 転がした

苦笑いみたいなもんも混じってたけど

なんとか みんな 笑った

まだ 大丈夫

そんな風にして やっていく

枇杷はやさしい木の実だから

2015 年 7 月 9 日 木曜日

♪枇杷は やさしい 木の実だから♪と

まどみちおさんの ことばも 相俟って

形も色も味も

まあるく やわらかな 印象

でも あれ 

皮を剥き続けてると

いつの間にやら

爪の間が 茶色くなるのだよね

ごわごわ葉っぱも 夏バテ防止の お茶になったりするし

激しい 自己主張しないのに

実は ものすごいものを持ってる 実力者なのだよね

…なんてなことを

茶色く染まっちまって ちみっと べたつく 爪など見ながら

ぼんやり思う 夜の台所

ぴちたまつちびと

2015 年 7 月 9 日 木曜日

七夕の日

茶の間の 仏壇前の テーブルに置いてある

可南さんから いただいた「ぴちたまつちびと」

母 なかなか 自分で それをみるために 

移動できないもんで

しばらく 見てないかもな と

なんもいわず

手に乗せた

「あっ ぴっちゃん」と いいながら

やはり 頬ずりして

「今日は七夕だよ 七夕だからねぇ」と

なみだうかべて

こんだぁ からだのあちこちに 擦り付け始めた

もうしもうし?それ 御利益石みたいな気持ちになってません?なんて

二人泣き笑いしながら

なでた

泣かずにいられる日が くるとか こないとか

別にそういうことを 目指すこともないのだよな と

思ったりしながら

2015 年 7 月 9 日 木曜日

「なんで こだんも んまぐなさそうなん 買ってくんだ!」などと

父から お小言 食らいましたる

紫色の 馬鈴薯

味は そんなにかわりないものの

見た目が「食いもんと 思えねぇ」と

んもう 文句 大行進

目ぇつぶってくえや!と 声を荒げたくなりつつも

ちと 我慢

あぁ すんまへんすんまへん

あんまりじっと見ないで 食うて くださいねぇ

とか いってたら

あんちゃが「味が とりたててひどいとか 言うわけでもないね 普通の馬鈴薯だよね」なんて

のんきな感じでいってくれて

父も すこぅし 和らぐ

んで 茹でた 汁が もんのすごく 濃い紫だったもんで

布巾を浸してみた

クエン酸入れたら 案の定 美しい 赤紫に 変わったよ~ 石鹸つけたら 青い色に 戻ったよ~♪

なんて 報告したら

「おまえは そんなことやりたくて 買ってくんのか いろんなものを?実験に 巻き込むな」などと 苦笑いされた

まぁ むっとするだけでなく

諦めでも 呆れでも

とりあえず 笑ってくれてるから よかんべ

今晩の メニューは 真面目にやっからよぉ

また一緒に笑いたくて

2015 年 7 月 9 日 木曜日

「また あそぼうね」て 言ったから

行ったんだよ

あの 約束の場所に

「たのしいこと きれいなこと また たくさん わけっこしようね」て 言った あなたを 喜ばせたくて

たくさんたくさん 寄り道してたら

時間が 経ち過ぎちゃったみたい

もう あなたは行ってしまってた

「約束も守れない」とか

「裏切られた」とか

「怒ってたみたいよ」て

お喋り畠鼠が おしえてくれた

「もうそんなとしじゃないし」なんて

歳で 生きてるわけじゃない あたしには

何をいっているのか よくわかんなくて

やっぱりまた 行ってしまうよ

あの 約束の 茸の下で

あの日 踊ったように

くるくるくるくる 回りながら

やっぱり世界は美しいねぇ♪て

いっしょに 笑いたくて…