まるめて ぽん

先週の どたばたの最中

母が 夜 なかなか眠れず

小刻みに起こされた 父が 疲労積み重なり不機嫌乱暴な言葉を吐き

母の心 更に萎れ

「もう生きていたくない」ようなことまで 発言してしまい

明日というか 本日本番なのに 舞台で使おうとしてるものが 出来上がらず 焦りつつも

いま 一番 しくじりが少なくてうまくいくように見える方法はなんだろうか!と

小道具製作の 逃げ道と共に

この ちちははやり取りの 膠着状態緩和への 最良の道は!? 逃げ道は?なんてことまで

きゅるきゅると きつく巻き上げる 螺みたいな気分にも なっとったのでした

母の萎れ具合の心配もあったものの

それより 父の 疲弊…こっちが 心配だったかも…

母の 呟きが 聞こえてなかったようで

でも 言ってしまった 悔やみとか 絶対 残ってるだろうなこのひとは…とか 

ぐるぐる思って

かえって 頭が さえざえとなってしまい

これ幸い と 作業はかどらせ

その 舞台での アドレナリンびゅん!にも似た勢いで

寝坊することもなく

舞台にもゆけて 

こもごも 滞りなく 越えたわけですが

その後 膠着への 懸念は

んまぁ なんというか 長年の 夫婦の 空気感みたいなもので

ぽややん と いつの間にか 紛れており

まぁ それはそれでよしとしたものの

紛れたあれこれを 改めて 取り出して

そのときの それぞれの言葉

気持ちの向き 

光あてて さらして

あんときは 心配したんぢゃからなっ!まったくもうおめぇらはっ!と

きつい言葉だけど 笑いにまぶして

丸めてぽんっ!と 転がした

苦笑いみたいなもんも混じってたけど

なんとか みんな 笑った

まだ 大丈夫

そんな風にして やっていく

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