誰かを

なにかを思う

受けとる　器が　

場所が

胸のうちにできる

失ったとしても

そのかたちは

抱えていた腕のかたちは

乗せていた　膝のあたたかみは

そのもののための場所は

失われない

他のものを思ったとしても

それはまた　別の　かたち

別の場所

もうこれ以上　大切に思うものを　増やせない…なんてことはなくて

増えれば増えるほど

思う心の　裾野は　広がってゆくのかもしれない

そんなことを　思いながら

そんな風に　願いながら

空を仰ぐ

また　うけとってゆこうとおもう

一昨日　朝がた

結局　一時間くらいしか　眠らなかった

そんな　短い時間に

くっきりと　濃い　夢を見た

左の耳元で　鳴く

ぴち！

ぴっちっちっ！

どこ！？

どこにいんの？

姿は見えなくて

でも　左のかたのあたり？

そこは　ベンチで

月が光ってて

でも　ベンチに座っているわけでもない　わたくしで

あぁ　いつかみた「待つ形に生まれたベンチ」だ

わたくし　ベンチなのだ

そして　ぴち

ふりそそぐ月の雫だ

どこ　じゃなくて

ここ　だね

言葉で　浮かべて

思いの上澄みで

頷いていた　思いが

胸の奥に　染みていった

あなたへの思いを　抱きながら

生きていくよ

ホールでの　フィナーレ

『君の瞳に恋してる』で

みんなも踊りましょう…なんてな状態のところに

ぶんぶんのまんま　

とりあえず　研修棟ショー会場　片付けて

へとへとへ～♪と　たどり着いた

「なに　座ってんの？踊らなきゃ！」と　

あちこちから　声を掛けられ

いやいやいま　からだぢゅうが　みしみししてて…なんて

一応　へたれいいわけしたのですが

まぁ　そんな甘えも　ゆるされまい…ぶんぶんのまんま来たんだから

おっしゃあ　道化の本懐♪とか　空元気分回して

踊ったよ

足つったよ

でも　楽しかったよ

見知らぬかたからも「あなたおどりよかったわよ～♪」とか

背中　ばんばんたたかれたわよ

そののち　冷や水…とかいうことばを　思い浮かべながら

よろりよたり　歩きつつ

でも　これはこれでよかったわけよね

なんて　心は　満ちてました

終演後

大友市長さん　とっつかまえて

記念撮影

市長さんも　みっちり最後まで　いてくださり

思いの深さなども　あらためて　みんなに　伝わったなぁ　と　感じ入りましたる

また　そんなこんな　やれたらよいですね～♪なんて

笑いながら

締め♪

イベントの　締めのところ

朝の９時から　夕方４時まで

みっちり　出しもの続き

支えてくれた方々も　大変なこと多々　ありましたでしょうに

みなさま　充実満足の笑顔

すんばらしいなぁ

企画会議など　半分も出られんまんま

スタッフのみなさんの　整えてくださったところに

ぴょ　と　乗っかっただけの感じ

たいてい　いつもそんな風な　わたくしですが

そんな　立ち位置も

受け止めていただきました

今までも　市民の　イベントあったものの

今まで以上に

人との出逢い繋がり喜びが　花開くような　一日で

あぁ　これからもっと♪と

新しい　思い　生まれてきたようす

震災からの　復興のひとつ…というあたりも　

みんなの　思いの焦点みたいなものが　合ったから　というのも　おおきいのだろな

仙台から　企画会議にも　参加して

みっちりお付き合いくださった　音楽家　榊原光裕さん

大忙しなのに　なんなのもう！

この人の良さ　馴染み具合…

角田に住んじゃえ！とか　失礼な　物言いをしてしまいました

すみませぬ

これからも　榊原さんだけでなく

楽しい企みに

あちこちから　喜びの　助太刀あると　嬉しいなぁ