こんなもん売り出されちゃ

物好きが　買っちまうで

…わたくしのことだが…

ふざけるにも　ほどがある

昨夜　牛太郎

煤玉のようになって　帰ってきて

おまけに　うんこちびり…

な…何があった！？

嫌がる　うっし～　だましだまし

純水　ウエットティシューで　ざっと拭いたのだった

んで　その後　わたくし　うたた寝　爆睡してしまい

その後のようすも　観察しませんでしたが

朝方　もそもそと　わたくしの　布団の足元に　うっし～　やって来たのを　一なでしたれば

あれれ？

首輪がなくなってる！

どうした？

喧嘩したとか　どこかに引っ掛かった傷などは　見当たらぬ

首輪どごさやった？など　問うても　こたえるわけはなく

もにゃ　なんて　寝ぼけ薄目開けただけ

とりたてて　びくびく怖がるようすとか

調子悪そうなわけでもないし

新しく首輪を　つけたもんかどうか　迷いつつ

出勤

おニュー　とかいっても

本人（猫）は　

ちっとも嬉しかないだろが

あれこれ考えて

やはり　新しい首輪を　してもらうことにした

ぴちと　お揃いだった　深い緑の編んだやつから

今度のは　黄緑色の　反射仕様

鈴は　うるさそうなので　取り外しましたる

安全首輪で

引っ掛かったら　外れるようになってるのだと

さほど　嫌がることもなく

つけさせてくれた

「森　牛太郎」なんて　名前まで書いて

「あんだまで　いなぐなんねぇでよぉ」て

その言葉のなかに　ぴっちっちっが　よぎってるの

みんな　わかってる

蓮さま

二つの蕾

おふとりになっていたのだけど

ふとみたら

葉っぱのかげに　

もう一輪

うっは～♪

たのしみたのしみ