2011 年 3 月 27 日 のアーカイブ

服のせいじゃなく

2011 年 3 月 27 日 日曜日

てたぱた母
別に 急ぐ用事があるわけでもないのに
小走りで わたくしの座っている横を通り抜けようとして
どだ・・・なんか鈍い音
と思った瞬間 尻の辺りが ひゃっこくなった
あが~! 仏壇横の 花瓶 倒しましたね 奥様
急いで 座布団二枚どけて 炬燵のスイッチ拭いて 布巾で畳み拭いて・・・
まあ 水がこぼれたくらいでよかったね
地震でも 割れずに耐えた花瓶
こんな うっかりで 壊したら 残念だものね
父も 丁度 部屋に引っ込んだとこだったし(いたら お小言連射必至!) 
後始末するだけで 済んで・・・ねえ
「これこれ!この服のせいだわ」なんて ちょいと 肉厚な 上着の裾 ひらひらさせるが
あんちゃとわたくし ふたりして 服のせいではなく 御召しになっている方のせいでは?と 意見一致
冷え込む夜に どれだけ乾くか 期待できないけれど
新聞紙など乗っけて 吸水しつつ 
証拠隠滅試み中

まだ溜め込むか

2011 年 3 月 27 日 日曜日

箪笥を ばらして 引き起こして・・・と
納戸の整理をしたついでに
母 いろいろなものを 思い切って 「なげる(捨てる)」と宣言
んが 思い出のもの あれこれに ひっかかって 懐かしんで
なかなか すすまないわ~ん と 父 脳腫瘍手術の時の イラスト入り日記やら
もらった手紙なんぞ はらりはらりと めくって 見入っている
んも しょうがないねえ なんて のぞきにいくわたくし
あら・・・これ?と ゴミ袋覗いたら
「おとさんの 背広の ハギレ・・・全部 とってたけど もう無いものばっかりだし 思い切ってなげたのわ」
自分の物以外は 意外と さっぱりと投げられる模様
わ~ご立派な ウール生地ですやん と ながめているうちに わたくしの もったいない病 物欲 スイッチオン
あ このハギレもらう~ なんて 言ったら 母 しまった顔
「ああ~ また 溜め込むこの人はもう~!見せるんじゃなかった~」なんて 大声で あんちゃに こぼす
その後 刺繍糸やら 針(一時期 凝って クロスステッチのクッションとか 作ってましたっけね 裁縫嫌いな母ですのに) 見つけ出して あげる・・・と いってくれた
片付け というか 
ものが わたくしの部屋に 移動しただけだったりして

ありゃなんだ

2011 年 3 月 27 日 日曜日

苛々虫 長引きそう・・・と 覚悟していたのに
一瞬 うとうと として 目を開けたら
なんだか いろんなこと どうでもいいぢゃん てな
いつもの ぼんくら気楽虫に なっておった
なんだったんですか さっきの ぎりぎり苦虫噛み潰したような・・・
あ もしかして 噛んで 潰れたのか?
ああ 茶などのんで 口直しぢゃ

こりゃいかん

2011 年 3 月 27 日 日曜日

あちこちから いただいた お楽しみ箱 楽しんだり
母 納戸 倒れ掛かり箪笥 レスキューしたり
採譜したり
ご飯作ったり食べたり
・・・と 何気なく 平和な一日を過ごしていたのに
なにやら ひやり としたものが 流れ込んで
その代わり にこにこ成分が どっかへ 流れ出していってしまったような 気分
人の 話にまで 苛っとして 噛み付きそうになってきたので
いかん・・・と その場を離れるも
あちこちのものに ぶつかって がしゃ~ん!など なっちまい
荒れてる?と 思われたかも
ああ でもたしかに 荒れてるね
心のビタミン不足・・・なんて かっこつけていってみたものの
単なる きげんわりい
いぢわるな子になってますな
くううう 
ほんっとに いっつもこんなことのくりかえしぢゃ
ま そんなひもあるだろ 明日はきっと 少しましになるだろ
不貞寝でもしやがれ・・・と 自分に突っ込み

薄れていくけれど

2011 年 3 月 27 日 日曜日

余震も あまりなくなってきて
不便さも 少しずつ 解消されたり 慣れてきたり
今まで経験したことが無いくらい・・・なんて言葉が
実感から 思い出に変わっていく中
未だに 震災後の 不便さの 辛さの真っ只中に おられるかた
不具合の収まらぬ建物の中から出られずに 必死に 事態を収めようと 命をかけておられる方々
自身の被災を さておきにして 手助けをなさるかたがた
薄れていく痛みの中
何も出来ないままでいるけれど
忘れずに いなければ と 緩む思いを 引き戻す

謎の穴

2011 年 3 月 27 日 日曜日

牙はなかったです歩き方の問題なのか
母の靴下
毛玉も発生しないうちに ぽっかり穴が開く
かかとに 牙でも生えてるんじゃないの?と 思うほど
別に こすれて薄くなってもいないのに 一箇所 ぽろ
どうやら 地震の時にはいていた靴下
そのまま 着の身着のままで 寝起きしていたら
ぽろ
二週間弱で ひと穴 開くってことか?

春はすり鉢

2011 年 3 月 27 日 日曜日

喜び咲きます 鼻に舌に春は すり鉢 
やうやう 草を擂りゆく・・・なんてね
もしかして 春先が 一番 すり鉢を使っているかも
草もちのために 蓬・母子草
ふきのとう味噌のために ふきのとう
ほとんどが なんらかの 草を擂るに 用いる
今日も ふきのとう味噌 第2弾
「みんなの市」で 買った味噌が なかなかに 豆の甘みもあって 美味かったので
ふきのとうと 味噌だけで作りましたわ
昼ごはんでぜひ・・・と思いきや
先日 食パンが手に入る・・・てんで 久しぶりの嬉しさに
あんちゃが 二斤も買ったパン
どうも へろへろで 長くもちそうに無いので
昼は 強制 パン食に・・・
ご飯は 夜までお預け
食べることばかり考えてるかも ははは

おせわになりました

2011 年 3 月 27 日 日曜日

最後の一滴までいただいてきた 水
大きいペットボトルのストックも そろそろなくなり
うちの水道の 出方も 以前通りな 勢いになってきて
もう 給水車のあるところまで がらごろしなくても よくなったようで
角田の町中で 未だ 出ていないところもあるそうで
お先にすみません
飲んでは 補充 飲んでは 補充していた
それぞれの 小ペットボトルも そろそろ お役御免
なんだか 名残惜しくて 食卓に置いたまま
「ありがとうさぎ」(・・・てれびの影響 やだやだ)

たまにはたまごやき

2011 年 3 月 27 日 日曜日

寺村輝夫さんの『ぼくは王さま』シリーズで
一時期 たまご焼きやら目玉焼きに凝って ばんばん 食べたり
大好きな ポールニューマンの主演した『暴力脱獄』観て ゆで卵 莫迦みたいに食べたり
何かに 触発されて 連続で食べたことはあっても
そんなに 毎日欠かさず食べたい・・・て気持ちも 薄れてしまっていた
管理栄養士母が いくら「卵ほど バランスの取れた食品は無い」と 言ってもだ
いつも買っている 一条鶏卵の 卵自動販売機も
震災後 20個300円だったのが 10個300円になっちまい 品薄状態
鶏さんも びっくりして なかなか卵産むどころではあるまい と 案じていた
いつもよりも 冷蔵庫の卵入れに 卵が入っていないのをみると 余計に 食べられない
避難所で ゆで卵が届いて「あー 美味しい 久しぶりに食べた」と 涙ぐむ ばあちゃんを観て なんて 贅沢なことを言うことが出来てるんだ と おのれを省みる
ありがたさを 再確認するために 今日は 玉子焼きでも作って 押し頂こうっと

毎朝のおたより

2011 年 3 月 27 日 日曜日

携帯電話に ここのところ 欠かさず 4件のメールがくる
以前 毎週木曜 パントマイム稽古などのため 東京に向けて
始発の鈍行列車に乗って とっとことっとこ 上京していたもんで
係わり合いになる 電車の状況を お知らせしてもらう メール登録をしているから
東北本線 
水郡線(通りかかる 郡山から 枝別れしている) 
宇都宮線(東北本線の 宇都宮以南) 
湘南新宿ライン(東北本線に乗り入れている 新宿経由して湘南の方に行くやつ)
の 4本の状況のメール
自分が乗っていなくても やれ「事故があった」の「信号点検」の「乗務員の支障の影響(なんだろう?)」の・・・と ざっとみて ふ~ん いつものこと などと あまり じっくり見ることもなくなっていた 
今改めて 見たら 地震直後から「地震の影響で 運転を見合わせています」と きていたのだ
はじめは 一週間くらい メールを見ることが出来なかったけれど
毎日きていたのね 今朝ので 64件目
地震後 週明け14日(月)から「東北地方太平洋沖地震の影響で」と言い方が変わって 
宇都宮線と湘南新宿ラインは 「計画停電(輪番停電)のため」に 変わっていた
17日(木)には 上野ー宇都宮間だけだった 「計画停電のため」・・・が 黒磯までに伸びていた(それまで 宇都宮ー黒磯は 災害のため運休だった)
黒磯ー盛岡間の 東北本線と 水郡線が いつの日か「信号点検のため」とか
言い方が変わって 復旧できますように と
望みかけて ちょっと 注意深く メールを開く朝