2016 年 10 月 7 日 のアーカイブ

姫蜘蛛一族

2016 年 10 月 7 日 金曜日

昨夜

目の端に よぎる影

丁度 携帯電話写真機能の クリップ式 接眼レンズ 新調して(にしぴりかの映画祭で 落とした模様) 

浮かれて 装着したばかりなもんで

肉眼で観る前に 拡大画像でみた

うお!

赤い

もしや これ 今 日本に来ちゃって大騒ぎになってる

毒持ち「背赤後家蜘蛛」?

蜘蛛は たいてい そのまんま いていただくのだけど

毒持ちは 困る

せあかごけかどうか 画像確認してるうちに 紛れてしまったりするのも 困るので

すまぬっ!と 拝むようにして 殺めてしまった

あとから 調べたら 足は赤いけど 背中は赤くない…

おんなじ 姫蜘蛛一族みたいだけど

どうも 後家ではないようだ

すまぬ…姫…

後家だったらいい…なんてことも ほんとは ないのだけどな

お詫びのしようもないや

手が未来を歌う

2016 年 10 月 7 日 金曜日

先日の にしぴりかの映画祭

哲ご縁…てな 風情でした

『もっこす元気な愛』の 素敵中心人物 哲也さん

『Start Line 』僧侶のような伴走者「哲さん」

『Start Line』始まる前に 前の席のかたが 宣伝チラシくださったのだけど

その チラシで ばばん♪と 目についたのは 人形遣いなどなさる おともだちの「おはなし哲ちゃん」

わぁ♪てってってっ だな

んで 思えば『Start Line 』を 知って 是非みたいぞ♪の きっかけをくれたのは 助さん…助川哲也さんの 紹介なのだったよ

てってってってっ♪

だからなんだ て こっちゃないのだけど

おんなじ漢字が並んだので

ちょ と 弾む律動であることよのぉ♪ なんてなこと 思ったのでした

その 哲ちゃん出演11月5日(土) 仙台福祉プラザの 舞台も 魅力的で 心惹かれるなぁ

うぇいく夏の音楽祭にも 来てくださった 手話歌の 水戸真奈美さんも 出るし

この日 予定目一杯なんだけど

行けるかどうか 画策してみようっと♪

やんだぐなるくらい

2016 年 10 月 7 日 金曜日

ほんっとに「やんだぐなる」くらい 書類作成が 苦手になり

きちんとしなくてはならないところで 必ず きちんとならないもんで

あとは こことここにこれを書き込むばかり…て とこまで 整えていただく(生涯学習課の 奈美さん ほんっとに すみませぬ)

書類にあれこれ書き込みがてら

次の 野望やら 楽しみやら 橋渡しについて

あれこれ お話し

決定権があるわけでないとしても

「わぁ♪」とか「おぉ♪」なんて 受け取ってくださって うれしい♪

貴重なお時間 お邪魔しちゃって すみませんでした

ま そんなこんな 差し挟みつつ

先日の『道化が 語る ものかたり』残務処理

提出せにゃならん もろもろは とりあえず おしまい

チラシやポスター お願いした先の リストなど 書き改めながら

そういや 御礼のお手紙も

もう 3週間 経たんとす…てのに 手付かずであったこと 

公演終わって一段落したら…という 漠然とした あちこちへの約束も 思い出して

うっすらと 焦る

ま そんな 相変わらずの わたくしでありますが

懲りずに よろしくたのんます

ショートムービー座談会

2016 年 10 月 7 日 金曜日

にしぴりかの映画祭

あと もうひとつ

一日目に 三本の上映と トークショー終わってのち

会場近くの 叶蔵にて ショートムービー座談会~蔵で語り合うそれぞれの生き辛さ~てのがあった

5人の方…今村彩子さん 海子さん 我妻さん 宍戸さん 高橋さん…と 

いずれも そうそうたる ドキュメンタリー映画監督さんの 映像を観て 

その感想や それぞれの「生き辛さ」を 語り合うという ひととき

なんて 贅沢!

それぞれの 5分あるかないかの 映像…とはいえ

感じるところ 多すぎて

座談会だ てのに

思いが 湧きあがりすぎて

いっぺんで出口に殺到して 誰一人出られない…てな風情の わたくしの 感情風景 

その場で 一言も 発することができませんでした

今村さんの 映像の中で 哲さんが「考え事をするとき 頭の中で 声で考えるのかどうか」という質問があって

あぁ それ 韓国語を習ってるときに 似たようなこと 先生に訊いたことがあったなと 思い出した 

日本語と違って 韓国語は 表記するけれど 文字の並びによっては 発音しない 子音的なものがあって

そのことばを思い浮かべるとき 音声で 思い浮かべるのか 文字の画像を浮かべるのか…てな 質問

「どっちでもない」などといわれ

「あなたも 考えるとき 頭に 音が浮かぶのですか?文字が浮かぶのですか?」と 

逆に 訊かれて

あ そういやそういうこと 改めて考えたことなかったな と おもったのだった

思いの動きがあって

意識するときは 言語の 響きとか 文字を浮かべることはあるけど

むしろ 形っぽいかもしれないなぁ なんて 自分については 説明のつかないことを 浮かべたりして…

そんなことを思い出した

海子監督さんの 娘様の 即興的 歌の 家庭内ミュージックプロモーションビデオ的な作品

深い意味がない ことばの羅列…とは言うものの

だからこそ 余計に 脈絡のない 隙間に 己の思いが どどどっ と 注ぎ込まれて

深く厚く広く意味付けされてゆく感情「わたしたちでない場所」なんて 

なんども出てくるうちに もう それでしか表せない思いが 涙さえ誘う

歌った本人「忘れちゃった…でも楽しかった」なんて さっといってて(小学2年生ですけ?)

そのまんまいてほしい「才」を 思う

宍戸監督の 24時間介護の 一場面

我妻監督の 波伝谷に生きる人々の 一場面

これは 共に 改めて 本編的なものを 観たい思い

そして 映画を観ることができなくて DVDを 買った『破片のきらめき』の 高橋慎二監督のものは

フランスの 精神病院メゾン・ブランシェの中にある

精神病院という枠を取り払った「アトリエ・ノンフェール」…なにもしない という意味の アトリエ

作業療法ではなく

アトリエという 枠はあるけれど

何かせねばならないという場所ではなく

なにもしない…を しにきてもよい 場所

そして そこで やがて のびのびぐいぐいと 表現される 

演奏 絵画 オブジェ その他もろもろの ゆたかなものたち

ここを開いたのは かつて 看護師をしていた男性で

病院内の 規律や 枠を 取り払わねば その人にとって よろしくない…という 強い思いに至ったから…とか

今では かつて お城であったところを 国からだか なんだかから(うろ覚え)無償で提供されているというはなし

夢のようだな そうあるべきだな

囲い込みでない のびのびと解放される場所

そこで 発揮されるもの

もしや「病」と 名付けられるような人だから その対極の才能も秘めている…なんてことでもなくて 

解放される 受け止められる場所に 呼び覚まされるものなのではないか?

一般社会に 適応できる…なんて 枠に収まることに 安定を見いだしてる「健常者」という 「かたわも」のこそ

解放される場所を 持てていないのではないか?

なんか もう そんなこと ぐるぐるしてしまいましたとさ

色々わかったと 思うなよ まだまだだよおめえ なんて

ちょいと 己の浅はかさを 回し蹴りしたくなる気分

なんかもう いっぱいいっぱいなこと いただいて

消化できぬまんま

でもいつの日か そんなこんなも 昇華できたらいいななんて

希望の光みたいなんも 灯しつつ

吉岡宿を あとにしたのでした

あぁ ほんに いいひととき

きっと 飛び火のように こっちにも 灯したい光

ありがとうございますた

お前の夢ばかり見る

2016 年 10 月 7 日 金曜日

おまえのゆめばかりみる

おまえのゆめばかりみる

おまえのゆめばかりみる

耳元で聴こえたようで

うすらぼんやりと 目をあけた 朝

言ったのは わたくしか?

誰かなのか?

主語がわからぬまま

しかし うむ と うなづく

焦がれる おもいは 

いつも 

どこにでも

だれにでも あるのだ

朝の光が そんな 夢とうつつの あわいを ならしてゆくのを 見送りながら

確信に届かぬ 思いをも 見送る

角田市役所のトイレは バリバリバリア

2016 年 10 月 7 日 金曜日

先日 あんちゃ 母の車椅子押して

個人的割り振り番号札もらいに

市役所へいった

わたくし 舞台周辺のことで とてぱたしたで 同行できんかった

気になってた

最大の難関 トイレ問題

バリアフリー的 トイレはあったものの

狭くて 中で 車椅子 転換無理で

諦めたのだと

とほほ

そのあたり 使う人 少ないとはいえ

何とかしてほしい部分だよなぁ

そんなこんな 行政の 目の 気の配りかた 問われるね

しっかりしてくれ

角田市よ!

福祉絡みの 特定の施設だけに 備えればいいってもんじゃないぞ~

START LINE

2016 年 10 月 7 日 金曜日

にしぴりかの映画祭 一日目の 三本目は

わたくしのなかでも メインイベント的 めざしていった作品

『Start Line 』(制作…Studio AYA 監督…今村彩子 2016年 112分)

「耳が聞こえず コミュニケーション苦手」の 今村監督の

コミュニケーションがテーマの 自転車日本縦断ロードムービー

旅の のっけから 伴奏者の「哲さん」との ぶつかりすれ違い…

進むほどに 際立つ 今村さんの ぐだぐたぐなぐなぶり

それに反比例して 哲さんの 僧侶のような 叱咤と
諭しの 正しさ…

惚れるわ こりゃ(今回そればっかり…しかも おんなじ「哲」だ)

かっちょよく 素敵な物語に 組み上げるでなく

すがすがしいまでの 駄目っぷりの 開示

旅の日々は 当初の予測とは 大分ずれていって

こんなはずではなかった…と 落ち込み

そう簡単に この形に 腹くくれたわけではないらしい

たくさんの方に応援してもらったのに(クラウドファウンディングで 支援者募集もなさった)

答えを見つけられぬまんまだった…と 意気消沈して 逃げたくなったと…

でも なにかできたわけではない思いがあるなら「できなかった」を 映画にすればいい…という これまた 哲さんの ことばで

そのまんまを 引き受け 結び 開いたのだと…

わたくしの これまでの ゆるい 聴こえに難あり…を 進む道のりで

憶測 躊躇 逃避 意地 頑な 逆ギレ 言い訳

そして 人を 困惑させ 呆れさせ 叱咤され…なんてなあたり

痛いほど わかる

しかも 記憶 擦り傷 生々しい 出来事があったばかりで

映画観ながら

いててててててて!そこ まだ 生傷ですから…てな 共感どころか

フラッシュバック的 胸のうちで 悶絶しておりました

そこに わたくしがおる!と…

そして その傷が とてもとても 自分にとって よりよい場所へと 押し出してくれる ありがたいものでもあったこと 改めて 思い出して 

出来事のあれこれ 再体験気分

しかし これ そんな個人的 出来事の 偶然の符合ではなく

さほど 気にも とめずに 流して 生きてゆける 器用な人の中にも

起こりうる 感情の 波風

物語の流れを どこかへと目指して 切り貼りしたわけではない 「そのまんま」の 道のりだからこそ 

会場のみなさんが

今村さんと共に

ああぁ!と 苛立ったり

ううぅ…と うなだれたり

ふぅ と ゆるめたり

よぉし と 励まされたり 

共に 震えることができたのだな

誘導されたのではなく 自ら進んで 思いを重ねて 共に 進んでいた

映画のあとの トークで 司会の もじゃもじゃさん(あとからドキュメンタリー映画『波伝谷に生きる人々』撮られた 我妻監督さんてあったと知り 失礼千万の 心での呼び名に 縮み上がる…が 反省の意味も込めて 敢えてそのまんま 載せてみる)の 感想にも

「そこに自分がいる」ということば あったっけな

人の思いを 受け取り 重ねる 器の大きさ 余白の豊かさ…

やさしい映画なのだな

たくさんのひとに 届けたい映画

怖じ気づく人に

怖じ気などなく 進んでしまえる人にも…

あちこち 繋げたらいいな…てな 伝書鳩気分 また 膨らむ

角田市での 上映も どうだね?などと 企画会議への提案 浮かぶ

最近困らせたばかりなのに 懲りてないぞわたくし…いや 経験を踏まえて 反省もして 敢えて…だ

とにかく 受け取ったもの

胸のうちにだけしまっとくの もったいないやい

仙台の 桜井薬局セントラルホールにて

10月29日(土)~11月11日(金) ①17:00②19:00 上映あります(4日と5日は 休映)

初日 29日に 今村彩子監督の 舞台挨拶あります

またぜひ 行かねば♪