おまえのゆめばかりみる
耳元で聴こえたようで
うすらぼんやりと 目をあけた 朝
言ったのは わたくしか?
誰かなのか?
主語がわからぬまま
しかし うむ と うなづく
焦がれる おもいは
いつも
どこにでも
だれにでも あるのだ
朝の光が そんな 夢とうつつの あわいを ならしてゆくのを 見送りながら
確信に届かぬ 思いをも 見送る
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