2015 年 10 月 3 日 のアーカイブ

また絶対行こう

2015 年 10 月 3 日 土曜日

裏磐梯にある 諸橋近代美術館への 道程

あと ちょ…の ところで

大きく 逸れてしまい

それたところで ぐるぐるじたばたしたのですが

以前 あと ちょい の はずなのに

ナビゲーションシステムさんから

ぐうるり 迂回せにゃならん 案内が出されて

んなわけなかろうがよ と 

ちょい と 行けそうな道を選んだら

道が通じておらず

ゆけばゆくほど 離れてゆく

…なんてな すっとこどっこいな しくじりしてしまったもんで

ちょい…なんて 思い込んじゃいけないのだな

道には道の事情があるのだからさ…と

かつての経験を踏まえて

ぐうるり案内を 信じたのでした

経験 役立たずのこともある と 学習いたしましたる

前述いたしましたが

ぐるぐるに 疲れて 美術館に お電話したらば「ナビによっては 小道を案内されてしまうことが…」てなことで

わたくしのナビ…よってしまってたのね

ほんと 小道 曲がりさえしなければ

大道の すぐ先に わかりやすい看板と共に ひらけたところにあったのですわ

輝ける 諸橋近代美術館♪

長年 憧れておりました

山の中に ささやかなる コレクションが…なんて 軽くみちゃいかんね

なんとも ごっつりどっしりしっかりと

ダリ♪

企画展も 侮れない

コレクションとて

えっ?ここに これあっていいんすか!?と 

詳しくないくせに…いや 詳しくないからこそ こんなわたくしでも知ってる シャガールルノワールマリロランサンセザンヌゴッホマチスユトリロピカソキリコミロエルンスト藤田嗣治…あわわわ

本物ですから 惜しげもなく

これからも コレクション充実に勤めますって

どきどきしちゃうなぁ

今回の特別展『ダリの遊び~シュルレアリスムとその技法を巡って~』と

ちと 難しげでしたが

なんのことはない

お友だち ユゴー ガラ ブルトンくんたちと

リレーお絵描きしようぜぇ とか

気に入らねぇこと言ってきたから ぶちかましてやったら そっから アイディア湧いちゃったぜ 的な 偶発を 逆手にとったようなものとか

面白がりっぷりが 弾んでいる

伴侶ガラさんと 出逢った宝物の 結実作品

だからこそ ダンテと ベアトリーチェの 出逢いへの 捧げ物のような作品とか

愛も 満ちてる

初めて 音声ガイドを お借りしてしまったので

ついつい 聞き入ってしまったけど(音量低い上に 有能補聴器オーティコンアジャイロプロライトミニさんと 相性よくなくて 裸耳で 押し付けつつ 聴いた)

今度行ったら

もっと ことばや 字ではなく

そのものを見つめようと 思う

また 絶対 行こうっと

道に迷ったせいもあるけど

急がず 休み休み 行ったし

思いの外 ごっつり展示作品に

観て回る時間 かかったし

「何時頃 帰る?」と 父に 訊かれて 夕方ぐらいかなぁ と こたえとったけんど

さぁて 帰るかで 既に 16:00ちょい前

うむむ 今が 夕方ですね こりゃ と

家に電話いれた 

あんちゃが 出たので

すまぬ これから帰るで 19:00くらいになっちゃうかなぁ 父には 夕方って言っちゃったけど ほとんど夜だね すまん…て 伝えといて と 電話切って 走り出した

…らば すぐさま 電話あり from 森家

停められそうなところに つけて かけ直したら

「七時に帰るってことはそれからご飯作るってことじゃないよね こっちでなんかしなきゃないの?」ですと

父は 六時に食べたいさん だもんね

七時に帰ってから作れってんならつくるけど そっちでなんかしようと思うのが はや道ではないかな?…と 思うと同時に 

うっすら 勝手お出掛け 申し訳なったりもする

帰宅後 あれこれ報告して 

お土産なんかも 喜ばれたで

まぁ 大した 問題でもなかったのですけどね

ははは

昨日の今頃

2015 年 10 月 3 日 土曜日

昨日の今頃は

美術館の 中で 

ぐるぐる巡っておりましたね

昼御飯食べずにおって

見終わってから 美術館の カフェテリアで

「棒ピザ」と 桃の紅茶 飲んだりしたのでしたわ

なんだか 画像見ると 

こじゃれた 昼下がりでありましたね なんて 他人事のようにいう わたくし

今現在は 昨日の 夕方辺りから 喉のあたりで 芽を出した イガ…に 乗っ取られそうなのを 

追い出すべく

ごろごろ中

既に 熱っぽくなってるのにも気づいておりますが

まぁ だからといって 大した問題ではない

明日一日かけて もう少し 追い出せたらいいな と 思う

午前中 畠周り うろっとして むかご採ったりはしたけんど

他のお出掛けは しないことにする

「障子紙買ってきて」といわれたけど

すまん 具合悪いんだ と 断る

きっと 昨日出掛けたからじゃないの?とか 言いたいんだろうけどな

目で封殺

連休に 具合悪くなるなんて なんて お利口な 身体なんでしょ

イガ追放のため

昨夜「竹鶴」ワンショット喉に流し入れ 

うがいするように るらるらまわしたのち

ごぐっ と 飲み込んだのだけど

久しぶりの ウイスキーで 二日酔い…てわけではないはずだ

養生しつつ

ばんげの えのはなの宴 仕込み すっかなぁ

初八

2015 年 10 月 3 日 土曜日

むかご採りで うろうろしてたら

初胡桃の あと二つ

見つけた♪

やはり 見込み通り

初八収穫

末広がりで よろしうござりますね

こげ…

2015 年 10 月 3 日 土曜日

体調いまいちの割りには

ばんげの 仕込みも なかなか よい調子で

「えのはなご飯 自体が 御馳走だから おかず 気張らなくていいからね」と 言ってもらったに関わらず

気張りました

お浸しやら 野菜もんだけでなく

先日 高野豆腐の 肉詰めで はみ出たもんを 冷凍にしておったのを あぶらーげに 入れて あっさり出汁で 炊いてみよう♪なんてな

なんて いい 思い付きなんだらぅ♪と 

浮かれました

見上げれば お空は 夕焼け色

今日と言う日の 締めの色合いをば 撮影に♪と

ちみっと 庭へ…

うっとりだ~

遅咲きの 百合らも

美しさ倍増し

そんなこんなののち

台所へ戻ったら

…や

煙…

焦がしました

夕焼け見とれて 焼けすぎたる あぶらーげ…とほほでやんす

いっそのこと 水分 飛ばして 表面かりっとさせるか と 目論んだものの

焦げは どうにもならず

でも 苦味でるほどでもなかったんで

よしとした

何かの途中で 見惚れる…て 注意だね

なんかちがう…の 当たり前

2015 年 10 月 3 日 土曜日

30何年かぶりであろう と

ゆるくどきどきわくわくしながら 炊きましたる えのはなご飯

…印象 違うな

何十年も 料理し続けてた ばあちゃんの味と おんなじになるわけないとしても

ばあちゃんの料理は ほとんど 伝授してもらえなかったとしても

この 落差は なんであろか?

ご飯は もっと白く 炊けてて

確か えのはな自体 もっと あまじょっぱくて

えのはなの周りのご飯が 黒っぽく 色づくような 感じだったよね なんて

みんなして「んまいけど違うなぁ」てな 顔

記憶をなぞるために 食べてるのではないのにね

「これはこれで んまいからいいよ」なんて 気をつかってくれちゃって

申し訳ないったら…

んで 気づいた

「えのはなご飯」て 呼んでなかった

「えのはな蒸かし」て 言ってたはずだ…てこと

ああぁ!餅米ですぢゃ!

炊く…ではなくて 蒸かす…であったよ

そうか…煮汁で 染めたわけではないのだな

朝でもないのに 仏壇に供えた ご飯

じいちゃんばあちゃん「あんなに 好きで『えのはなぶかす』つって食ってだくせに いまごろきづいたか」…なんて あきれて笑ってるかもね

餅米扱いが まだまだ 未熟ではあるものの

今後 ぜひ やらねば!と 思う

また 手に入れねば♪

くろすぐり むかご

2015 年 10 月 3 日 土曜日

ほったらかし 荒野畠の 奥

黒すぐりと 南瓜と やまのいもの 蔓たち

あやなすしめ縄なるあたり

葡萄のように むかご たわわ♪

触れるとすぐ

朗らかに ぱらぽらぽろ♪と ほろけて

転がる

昼の ざるそば 付け合わせに

舞茸やら 玉葱とかまぼこのかき揚げやらとともに

素揚げ 塩降り

これ…蕎麦より 酒のつまみだよなぁ…

喉イガ消毒と 称して

やらかすかな…

えのはな 再会

2015 年 10 月 3 日 土曜日

美術館へ 辿り着けたことも

ダリを巡るあれこれに 触れることができたのも

とてもとても 嬉しいひとときだったのですが 

帰り道に 嬉し懐かしいことが ありまして

危うく 他の記憶が すっ飛ぶところでした

土湯温泉周辺

やまこえたにこえ…の 峠のあちこちに

茸などの お店が あるのですが

よさげな茸買って帰ろうか と 立ち寄ったら

あああああっ!と 叫んでしまうかと 思った

「ねねねねね あんた『えのはな』だよねっ!?」と…

店で売ってるのは 見たことがなくて

かつて じいちゃんが めんこがってた「たいっつぁん」が よく持ってきてくれてた 茸

家族にも 行く先を 詳しく教えずに こっそりとってきていたという「えのはな」

このご飯が大好きだった

食欲なくても これがあれば 何杯もおかわりしちゃってた

一身上の都合で 行方知れずになってた「たいっつぁん」

そののち 戻ってきたものの 病に臥して 寂しく亡くなったとか…

30年も 前の話だけど

かつて たいっつぁんがやってた お店の 手拭いが 手元にあり

それを 見るたび あの にこにこ顔と えのはなご飯を思い出してた…涌き出す 懐かしさと よだれと共に

それが今まさに 実体として そこにあるではないの!

おみせの おんちゃんに「こっこっこっ これっ えのはなっすよね!?」と 咳き込むように 訊ねてしまいました

「んだよ」と なんてことなく 応じてくださってるとこに

訊かれもしないのに

大好きだったのに もう何十年も お目にかかれてなくてぇぇ…と

若干泣きそうになりながら 即 買い!

高いと 思わなくもなかったけど

そんなこともうどうでもよかった

早く これ持って 家中で 喜びたかった

まぁ これほどまでに 興奮するの わたくしぐらいかもしれないけど

えのはなご飯が 大好きだった じいちゃんと 魔法のように いくらでも食べられてしまう んまいごはんを炊いてくれてた ばあちゃんの仏壇に まず供えよう♪と

あちこちも少し フラフラしたい気持ちも雨散霧消して

帰ったのでした

帰るなり 美術館の あれこれ話さずに いきなり えのはなえのはな 始まった わたくしに

目を丸くする 家族ではありましたが

あの んまさを 懐かしく 思い出し

たいっつぁんのことやら

まなじり さげまくりで「あぁ んめぇ んめぇなぁ えのはなは さいこうだなぁ」て 食べてたじいちゃんの顔やら

その濃い 薫りとともに

茶の間に 満ちたものがあった

ばあちゃんほどには んまい具合に 炊けないかもしれないけど

今夜は 30年ぶりくらいの えのはなはご飯の 宴だ~♪

おかずなんかいらねええぇ(うまくたけなかったときのことを 余り想像してない…危険か?)

懐かしすぎて 胸 ぱんぱん♪とか 言ってたら

「あの峠のあたりで 買うときは しっかり値切って買った方がいいんだ」と 父

…ま そういうこともあろうがね

もう そういうこと 今回は 全く どうでもよいほどに 嬉しいのだから よしとする