2015 年 5 月 30 日 のアーカイブ

泣き濡れていたいけど

2015 年 5 月 30 日 土曜日

仕事に出る前までに やれることといったら

要らん想像巡らせて 泣き濡れていることではない

ほんとは ぐにゃけて めそめそして

こころもからだも できるだけ小さく小さく 渦巻きの引き絞られたるかたちになって 布団のなかにでも くるまっていたくなったりもするけれど

それ なんになるってんですか?と

自分に びんた

取り急ぎ ぴちの 最新写真と お手紙文章コピーして

向こう三軒両隣 ぴちのよく めぐっていたあたりの ご近所さんに ご挨拶にいってみる

概ね うちの事情など知ってくださるかたも多いもんで

あれこれご心配 いただきつつ

とにかく やれるだけやってみる

井上組さんは 資材置き場やらに いつも あちこちの猫が 出入りしてるところ

事務受け付けにおられた お姉さんお二方が お仕事中 突然の訪問だというのに

えらく 心配してくださり

「年取ってしまうとねぇ…あとでぐるっと見てみます」と

わたくし 車で 仕事に出たとき

箒やらなんやらもって 明らかに ぴちの ことも 気にかけつつ…の 敷地内巡りしておられたようす

ありがたい…

ひょっこり帰ってきて

なんだよも~ どこにいたのさこんなあついひにぃ!なんて 笑って迎えたい

まぁ なんというか こっそり 覚悟みたいなのは しなくちゃいかん頃合いなのかもしれないのだけれど

こんなんじゃなく

も少し 添わせてもらいたい

見送りなら見送りらしくさせてもらいたい

希望は捨ててないよ

でもね

こんな言い方 乱暴ですけど

ちゃんと 看取らせろ!と 言いたいのでした

いずれにせよ 心は乱れますけど…いや今充分に 乱れてますけど

仕事中は にこにこしてます

そこ ヘロヘロピアノレッスンだとて 

プロですかんね(とかいって 涙にじみそうにもなるが…)

過剰な想像力への シナプスの 電流を 止める感じ…ですかね

漏電注意(配ったあとに 誤字発覚…既に 漏電あり)

滂沱の日々

2015 年 5 月 30 日 土曜日

平静を装ってみたり
 
うろうろ さまよってみたり

思い出に 目を 心を とどめると

滂沱 とめどなく

なすすべのない 己の 無力感に

へしゃげたり

気丈な 物言いで 慰めたり

とりとめなく 散らばる こころとからだ

膨らむ 欠落感を 

受け流すのがいいのか 受け止めるのがいいのか…

そんなことを 思ってすぐ

いいとか悪いとかの次元で考える 身勝手さなど なんの価値もないね と 思い直す

うえをむいてもしたをむいてもおもってもうけながしても

今はおさまりどころがわからない

いつかくるであろう 別れを 覚悟せねば と 思っていたけど

こんな形では嫌だ

嫌とか いいとかの 問題ではないけど…

ひょっこり帰ってきて

「なんだよもう~心配したんだからなっ!」て

家中で 笑いたいのに

いつもと変わらぬようすで 「ごはんくだたい」と 擦り寄る 牛太郎に

なぁ ぴち どこさ いんの?帰ってこらいん て 呼ばってこぉ…なんて

真面目に 問いかけてみる

あしもと 覚束無くもなっていた あの身で いまどこにいるのか?と

要らん想像巡らせて

また 震える

泣くと 鼻が詰まるから

泣かずにいたい

こことこ 加齢臭というか 独特の 匂いしてた ぴっちっちっの 行方 探り当てる為にも…

「気落ち」という ことばに すべて押し込めて

今は少し 落ち着こう

命のありかが どこなのか

見つけるすべがあればいいのにね

無能力…と

己を 貶めることが

むしろ 心安らぐ

おと いろ ねつ が

薄れているような 夜だ