2014 年 7 月 21 日 のアーカイブ

踏みしめる

2014 年 7 月 21 日 月曜日

屁のような 被災であった 我が町 角田さえ

「震災で傷んだ○○を 直しています」という 看板が

まだ あちこちにある

この歩道も

水道管も…

そして ここに敷かれた 砂利や 土は

どこかの 山を 削ってきたものなのかなぁ

ここの凹を 埋めるため 

どこかの凸が 消えてゆくのだろうか

ちょっと 切ない思いで

ぢゃりぢょり と 踏みしめる

それぞれが宝

2014 年 7 月 21 日 月曜日

こがねむしは

そのからだが もう お宝の色だから

金もってなくてもよいのだ

いや まてよ

みえるいろでなくても

きっとみんな その身にしか 帯びていない 色を持っていて

それでもう それぞれ お宝なのだから

それでいいことにしようよ ねぇ

そんなことをいいながら

哀しくなるしらせばかりの テレビを消した

人気の切り株

2014 年 7 月 21 日 月曜日

なぜだか

蝉たちに人気の

羽化しどころ

切ったはずの 柿ノ木の 切り株から

わんさか出てきている 枝葉のところ

ちょっと前まで

朝の 「みどりのなめらかさん」飲料に

若芽を摘んでいたのだけれど

こんなにも 利用されてるのみると

みだりに摘んだら 申し訳ないかな なんて

妙な遠慮が生まれて

しばし 柿の葉っぱは 飲まずにおりまする

蝉穴が近いのかなぁ

蝉的 眼差しがあったら

ここの 惹き付けられる 魅力が 見えるのになぁ

見えてどうするって話だが…

親心みたいな

2014 年 7 月 21 日 月曜日

寝坊した上に

昼ぎりぎりまで のろりのろり洗濯なんぞしておりましたら

「本日の昼御飯はカップ麺」と

あんちゃが 準備しててくれました

すまんすまん と お湯いれて

5分待つ間に

ピアノのとこにおいといた 携帯電話を取りにいって

ふと振り返ったら はためくもの…

わわわわわわわわわ!羽化!蛹さま羽化!

んもあんた朝までなんの音沙汰もなかったぢゃないのっ!もう出たのね皺は伸びたのねでもまだ濡れてるのね乾かしてるのね!

思わず驚き捲し立てる 喜び狼狽えまくりの わたくし

はたはたはたはた してるけど

また 乾ききっていないのか

飛べないようす

このままでは にゃんこに見つかって 狩り遊びされてしまうやもしれぬううぅ

迷ったあげく

少し風があるけど外へいってもらう試み

指を差し出したら

ちてててててて と のぼってきた

だは~♪美し

時おり へろり と 落ちてしまったりもして

その度に また 指に よじ登ってもらった

草に留まらせ…またおちて

よじよじしてもらって…またおちて

そんな繰り返ししているうちに

すこうし 羽ばたきが 力強くなってきたようでもあり

ストローを 伸ばして 身繕いはじめた

んでは 蜜のあるところへ と

人参花毬のとこに移してみる

過保護見守りは ここまでだね

あとは 達者でな~♪と 辞して

のびのびになった カップ麺を 食いに 戻った

食べ終わってから 行ってみたら

まだ 人参花毬のとこに ゆらゆらしてて 
まだ 飛ばないの?などと話しかけつつ

洗濯物干し

その間に 自力で 金木犀のところへ 飛べたのを見た

離れがたい とか思うけど

名残など 惜しまずに 飛び立ってもらいたかったりもして

まだすこぅし 濡れている 主の不在の 蛹などみて

なんだか 複雑な 親心みたいなもんが 芽生えてしまった 昼下がり

きっと わらう

2014 年 7 月 21 日 月曜日

いりことか

煮干しを

砕いて クリームチーズに 混ぜ込んで 食う

んまい と 思うのだけど

うちの人々の 賛同は 得られない

以前 これを 保育仕事弁当にいれてたら

母が それを見て

何でそんなもんだけ…と 不憫に思ったか

朝御飯のおかずに 取り分けといた さつま揚げを

わたくしが 目を離した隙にに

こっそりごっそり 詰めて

蓋をして置いたのだ

蓋開けてびっくり!だったなぁ

母 倒れる ちょ と前のはなし

そんなこと思い出した

倒れてすぐの頃は

このいきさつを思い出したり

そのときの さつま揚げを見かけると

ちみっと 切ないような思いも わき上がったものだけど

いまは ただの 笑い話

またそんなこんななことで

きっと わらう