2014 年 7 月 22 日 のアーカイブ

巣立ったあと

2014 年 7 月 22 日 火曜日

みんなどんどんいってしまうんだね…なんて

取り残されたような気持ちになったりもするけれど

わたくしとて 日々とどまりっぱなしでもなかろう

同じ場所で 

同じ気持ちでいるようで

いろんなこと

すこぅしずつ 違ってる

「あのときこう言ってたじゃない」といわれたりもして

でももう今は「あのとき」じゃないんだよ

嘘をつくつもりとか 矛盾を平気で…ではなく

今この瞬間に 肯 と 思うことを 繰り出して 生きているだけなのだよ

薄衣のような 思いを

脱ぎ捨て脱ぎ捨て

生身の湧きあがる 思いを

汲み上げ汲み上げ

いまここ

また ひなたへ

2014 年 7 月 22 日 火曜日

平目と 鰹のたたきと ほや

文句なく んまい♪
 
だいぶ贅沢だ

でも んまい♪の 力に 押してもらいたかったんだ

文句だらけの 心持ち

にこにこ成分 欠乏の むんつけの 湿って暗い部屋から

ぱやや~ん♪と

扉開け放って

また いこう

ひなたへ いこう

面倒も有効

2014 年 7 月 22 日 火曜日

すこぅしだけね

言葉のはじっこの かどっこで

擦り傷ひとつ

うぐ…と 涙もにじんだりもして

でも そんなもん 浅い軽い薄いさ

暑いからね

ひとも 刃がこちらに向かないように 持ちかえるのも面倒になってたりするのかもね

すぐには おさまりそうもない 

むかっ!やら

めそ…を

放出する前に その場を離れて

だいぶ 時間がたってから

薄焼き卵なんぞ 焼いて

冷やし中華を 作ってみる

おおぉ 美味いぞ♪

むかっ も めそ… も

ひからびて 風に飛んでいくぞ

美味しく食べられること以外

なんだかどうでもよくなる

暑くて考えるのも面倒になることって

時には有効

ごちそうさまでした

うみだしてゆけばいい

2014 年 7 月 22 日 火曜日

一つ一つの出来事があるだけで

それぞれに 繋がりなどないのに

偶然だわ とか

必然だわ とか

遠いあちらとこちらを

繋ぐようにたどって

思いたい 形を 結ばせて

ほうら 運命…なんてね

それぞれにもう 何かの形を持っているのに

そんなことおかまいなしに

今ここにいる それぞれに

意味か 名前か 形を みいだそうとしてみたりもして…

愚か?

いっそ 古のひとたちが

繋がりもない 星 星に

かたちを ものがたりを 纏わせて

のちのちの ひとを 言いくるめたように

ここから なにをか うみだしてまるめこんでしまえばいいのだ

煌めきを帯びた 何かの形が 見えてくる

初めてなのに懐かしい

2014 年 7 月 22 日 火曜日

打ち合わせ…というよりも

ただ単に みこちゃん ふきちゃんに 会いたかったのだな

なにかを決めるというよりも

どんなことが 生まれそうか

まずは みたりはなしたりやりとりをしたかったんだな

5月に 筆甫で 観た 映画『オロ』の 監督…みこちゃんの とうさまでもある 岩佐寿弥さんの お話(昨年5月に亡くなられた)

みこちゃんから うかがって

映画も 初めて 観たというのに

ゆっくりお話ししたのは 初めてだというのに

監督にさえ 何度か お会いしたことあるような気などもして

あぁ みこちゃんや ふきちゃんに ひさやさんが おられるのだな

…と 当たり前のようなことに あとから気づく

ふたりに 会わせてくださって ありがとう

会ってくださって ありがとう と

映画を観た日に 買った チベットの お香を 焚いた

初めてなのに 知っているような 空気をつれてくる

夏の夜風