食べたいもの・・・と　思い浮べる前に
何かを見ると　それに刺激されて　あれこれ食べたくなる。
で、あれこれ　選んだりしちゃうけど
今日　病院の売店で　さほど食べたい気分でもない・・・とか言ってたのに
おにぎりミニカップラーメンプリン野菜ジュース　など手に取る。
あれれまてよ　わたくしの身体には　必要ないかもしれない過剰な塩分糖分かも。
「でもたべたいんだもん」な気分と「待ちなよ　さっきの必要としてるもの食べたい」な気分と　どっちがより　根っこの気分に近いのか。
嫌いなものがないから　決め手に欠けるから
目の前の刺激に反応して動く
でも　それが　目くらましされたような
自分有りきの　行動でなく
物ありきなのではないか・・・など　ふと「踊らされてる」感
ちみっと反省して　視点を　目の前の食べ物だけに合わせず
ちょいと自分に　寄せてみる。
結局は　ミニカップラーメンを　ほうれん草の味噌汁に変えただけだが
満足ぢゃ。

近々　退院してくるであろう　父の　布団を干していたら
早速　ぴち姫のものに
太陽のぬくもりと
ぴちのぬくもり（毛つき）で
きっと　寝心地　いいだろな
はやくかえってこ～い

タップ稽古へ　向かう車内で
ふと　まだ部屋にいるような感じ・・・ん？
今日は　なんとなく　頭さえないし、
その　ぼんにゃりのせいかと思ったが　さにあらず
どうも　こことこ　わたくしの部屋に漂っておる　猫マーキング臭が　ここでも！
歌う仕事もないし、風邪ひきの季節でもなかろうし
そろそろマスク依存症気味から脱出せねば・・・と
自分車の車内では　マスクはずしてみたのだが
いらん匂いがあちこちから漂ってきて　鼻忙しい。
窓を開けてるから　外から　来たのか？いやいや　走ってても　匂ってる。
どうやら　わたくしの身の回り。
ははあんちゃわたくし・・・で　病院行ったときは　漂ってなかった・・・ということは
さっきなかったもので今あるもの・・・稽古着入れてるリュックぢゃんか。
以前　うっし～にマーキングされてから　洗って　しばらく使わずにいたけど
その匂い？
いやちがうな　最近　こそっとやってくる
勢力拡大中の　でかいあいつのだ！
信号で止まるたびに　ここかなそこかなあそこかな・・・と　くんくん
んで、めっけましたさ　ポッケのあたり。
すでにぼろぼろほつれている　フェールラーベンのリュック
また　洗わなきゃな。

なにかしかかって　
ふと　右前足をあげたままになることがある　ぴち。
そんなんで　じっと　目を見られると
確かに何か主張しているのだろうな・・・と
人間側であれこれ　思い巡らす。
人使いの荒い・・・とこぼすこともあるが
共通言語を持たぬもの同士
共に暮らすことを　選んだのだから
当然のことだよな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここしばらく　制服のように　
 
桜のあしらってある　服・小物を　身につけていたけれど
今日　買い物途中で　
はらひらと　花びらが　舞い散るのを見て
そろそろ　これらとは　またしばしの　お別れか・・・など　しんみりする。
花鳥風月を　愛でる　和布に出逢ってからだな　
こんな気持で　ものを身につけるのは
 
・・・とくに　梅・桜の時期にね。
 
これからの季節の　
萌え出づる　若緑
菜の花や　山吹の　黄
桐の花や　藤の　薄紫
待ちかねる色に　心華やぐ

何故だか　季節外れなのに
でかい　大根どかんどかんと　何本かいただいた。
ここ数日　大根食　あれやこれや　続く。
過去　湯豆腐が　あまり得意でなかったのだが
「雪鍋」・・・豆腐を　大根おろしで　ことこと煮たやつのおかげで　好きになった。
「ひきな炒り」・・・人参と大根を　千六本に　切って　時々　油揚げやきのこ類も入れて
酒味醂醤油で炒め煮・・・これは　ず～と昔からの定番
せんキャベツやら　野菜切ったもんに　大根おろしをベースにして作ったドレッシングまがいのもの　ざぶ～っとかけて　「おろしコールスロー」・・・びしゃびしゃしてて　なんぢゃこりゃ？てな顔されたけど　まあまあな味
タイのグリーンカレーの具も　結構な確立で　大根入れちゃいますが、これは　どこぞかで　タイ出身の方から　ご馳走になったのだった。
大根の皮を　細く切って　鰹節と醤油かけて　しばし置いたものを　ばりばり食う・・・てのは　わたくしの　ジャグリングお師さま・マサヒロ水野氏　より　「絶品」と　伝え聞いたもの。
いつもやるのだが、今回の大根皮は　今ひとつ　勢いがないので
かえって　きんぴらにしちゃったほうが　美味いかも。　
あまり　工夫凝らしてると「頼むから　普通のもん作ってくれ」・・・てなるけど
こことこ　手堅い定番ものを好む父抜きの食卓なので　冒険メニューばかり。
今日の夕食も、定番ぽいふりして
ひきな炒りとひじき炒りを合体させて　黒豆と金時豆を塩ゆでしたもんまで入れちゃってたり　
セロリと糸寒天のおろし玉葱ドレッシング和え
硬めに炊いた　十六雑穀ご飯
昆布だし（大抵　煮干だし）の　もやしと油揚げの味噌汁
赤魚の付け焼き（焼き方間違って　皮焦げ焦げ）
「今日のメニュー、おとさんどれも食べられないね」などと　ははしみじみ言う。
いや　父戻ってきたらば　わしだって　それ向けに作るさ・・・そんなに　毎度毎度　つくるわけぢゃないが。
「二本立てで　メニュー作るの大変だし」
「いやいやみんなで　おんなじもの食えば　いいぢゃん　身体に良いはず。我慢できねえとか言う人いないよね・・・ま、たまにゃ　お楽しみメニューとか作ればいいよ」
・・・なんて　会話するほど　退院は　現実として　迫ってきてるんだわな。
嬉しさと　これからやってくるであろう　大変さと
いろいろごっちゃだけど
それなりに　楽しんで立ち向かうさね・・・と笑い合う