舞い散る花びらと共に

                                                                                         ここしばらく 制服のように鏡に映っている 私の襟元も桜柄和布 
 
桜のあしらってある 服・小物を 身につけていたけれど
今日 買い物途中で 
はらひらと 花びらが 舞い散るのを見て
そろそろ これらとは またしばしの お別れか・・・など しんみりする。
裏 梅柄 リバーシブルにあつらえた ジャンパースカート状のやつ花鳥風月を 愛でる 和布に出逢ってからだな 
こんな気持で ものを身につけるのは
 
・・・とくに 梅・桜の時期にね。
 
これからの季節の いただきものの銘仙羽織 ちょいとおなおし
萌え出づる 若緑
菜の花や 山吹の 黄
桐の花や 藤の 薄紫
待ちかねる色に 心華やぐ

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