2010 年 4 月 16 日 のアーカイブ

おえらいさんたち

2010 年 4 月 16 日 金曜日

本日は 温かいご飯と混ぜると鰹節の香りがたつのだ
あらかじめ 皿に入れといたものでなく
たった今 手をかけてなにか 供したまへ・・・と 混ぜなおしをさせられ
新聞など見ずに こっちをかまえ・・・と 視界さえぎられ
やれ ここのドアから出るの 入るの・・・と
いつもとかわらぬ 態度。新聞より面白いのは確かだが
そういや 父病室にも 人間家族の写真でなく ぴちこさま写真
リハビリメニュー表の横に 看護師さんも にゃんこの絵で「森さんがんばれ」
なんて描いてくださって
猫の下僕一家であること ばればれですわ。
どんなきついこといっても(父なりのキツイジョークのつもり)
「でも この人 猫好きなんて めんこいとこあるから」てな 認識もあるかも。
父も「看護師みんな きついこというけど 悪気やいじわるじゃなく 愛情ある言いかたしてくれる」なんていってたな・・・悪気や意地悪なやつなんて いるか?て気もするが
世の中 いろいろ 心痛む事件起こしちゃう 人もいるからね。
それはさておき 猫に反応する人同士の 共感に助けられてもいるのだな・・・と 思う
ありがとう・・・今日も 偉ぶっててよいです。

空気中に何か?

2010 年 4 月 16 日 金曜日

最新設備が整っている病院の中に入ると
どうしてこうも ぼんにゃりと あったかくて 気だるくなるんだか
もしかして あれこれ思い煩うことなく 
ぼにゃ・・・と 治療に専念できるように
笑気ガスみたいなもん まいてるのか?なんてことを
勝手に想像していたら
さなおばも「なんか そんな気がするくらい ぼんやりしちゃう」と 意見一致した。
ははと おばと わたくしで ちち病室へ
一番 しゃっきりしてるの 父かもしれない・・・てなくらい
すっとぼけ三人
空気のせいぢゃなく性格か?
自力で ころころ4点杖によりかかりつつ トイレ行ったり
「美味くない」を理由に おかず残したり・・・を見守る。
頭にチャーシュー麺が浮かんで離れないから こんな淡白な味も素っ気も無いやつ食べられない・・・なんてな わがまま言い始まって こんにゃろな父ですが
元気になった証拠だな。
その想像力を駆使して 別のモン食っても べろの上に 味をよみがえらせよ
・・・といったら 「やだ」とな。
ま、そんなこんないいながら 笑ってんだから まあいいや。
最新の 人工肛門の種類なんかも見せてもらって
相変わらずな 一日のようでいて
人生初なこと ばんばん経験してるんだわ・・・と
漫然とやり過ごしそうになるのを 少~しだけ反省