2023 年 9 月 22 日 のアーカイブ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ 2023」その105

2023 年 9 月 22 日 金曜日

また ちと あきました

父を 救急車に乗せてもらうことになって 

また 長丁場かな…と

鞄に 保険証やら なんやらとともに 何冊か 本も入れた

はじめ 7月みたいに 奇跡的快復してくれるかな?と 待機していた 隔離待合室で

そののち 諦めたほうがいい宣言受けて 一旦帰宅…の途中で 呼び戻される 怒涛の 二転三転までの 電車の中

間に合ったかどうか 定かではない 息引き取りの 見送り…

「ご遺体 整えさせていただく間 濃厚接触家族控室にいてください」の間 

会葬周辺の 怒涛のあれこれの 合間にも ちょ とした 頭の切り替えに と 読んでたのは 今回の本

7days…と名乗るものの 7日ってどこいった!?だ

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まった てのが もはや 誰知る?

流行は おさまっても

そこから勝手に派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

ワンテーマ7日間…のはずが 今回もう 駄々並べ

一人で 遊び的 楽しさ哉

かつてもやりましたる「今読んだ」テーマ 2023年版

その105

『「国境なき医師団」を見に行く』いとうせいこう(講談社文庫)

みうらじゅんさんと 絡む 対談などでは 読んでいたけれど

いとうせいこうさん 著書は 読んだことなかった

ゆるく ゆかいで

思いがけない 粋な視点の 妙味 なんて印象ばかりだったけれど

なんとも これ

ちょ とした 軽やかな きっかけから

軽く扱えない 問題山積みの現場へと でかけてゆく その 真っ直ぐさ

機会を逃さず つなぎ続け

自分にできることとは…と 逃げることなく あらわせるまで 見据えようとする 真摯さ

「感傷」をも 蔑ろにせず

こぼれ落ちないように そっと 手のひらで掬うような 繊細さ

この本のあとにも「国境なき医師団」についての ご本を出し続けておられる

読み続け

考え続けねば!と 心に誓ってしまうではないか…

「祈る」ということ

2023 年 9 月 22 日 金曜日

特定の宗教の 信者ではない

森羅万象の 宇宙の営みの理みたいなものへの 信頼はあるけれど

なんとなく 宗教的なものを 浮かべてしまう「祈る」という言葉は 

用いるに 躊躇いがあった

でも わたくしのなかで 祈るような思いというものはあって

では その定義は何であろうか と 考える

以前も似たようなことを 書いたことがあるけれど

今改めて 巡らせてみる

思うこと

今までの 越し方…来し方 今いられることへの 感謝

そしてこの先ざき 願うことを 浮かべ

実り結ぶために そこへと邁進してゆきます!の 決意みたいなものを 噛み締め

それを どこか…此方から 彼方へと 差し出すような感じ

ここにあること動くことから より良きことが あたたかくやさしく 波紋のように ひろがりますようにという思い

きっと どんな宗教でも そんな感じのことなのだろうとは思うけれど

その思いを差し出す相手が 特定の「かみさま」ではないということなのだな

何もないところに 放ってる感じとも違う

やはり 何かへ…

それは あらゆる いのちたち とか

在る ものへの 投げかけなのだと思う

全く対象物がない 光もない状態で 一人で 喋ってみたことがあるけれど

それって ブラックホールに呑み込まれるような

喋ってる事自体が 実際今あるのか自分がやっていることなのかどうかもわからない感じ…よるべなさおぼつかなさこころもとなさ で あたまぐるぐるして おかしくなりそうになった事がある

いや そんなことやること自体 もう 傍から見たら あたまおかしいこういだってことも 充分承知之助だがな

ま…とにかく そんなこと思ったら

生きて 暮らしていること自体 祈りだな こりゃ とか 思う

先日 和紙造形作家 渡邊摩里さんの 作品展『遥かなる時空を越えて go beyond time and space』at 水主町の民家(かこまちのみんか)にて パントマイム作品 やらせていただいたときの 一場面

摩里さんの おともだち「かおりさん」が

摩里さん作品との 絶妙なる 均衡 角度で 撮ってくださった お写真

多分『とある いのちの こと』の

生まれ 出会う ちょ と 前のとこ

祈ってる場面ではないものの

形として「祈り」っぽい

でも やはり 作品を生み出す その物語を生きることも

「祈り」だものね と 思う

そうして生きていく

祈っていく

そんな思いを 改めて 並べさせてもらえました

ありがとうございます

そして はっきりとわかること

お衣装 裏返しぢゃん!!!