2016 年 3 月 31 日 のアーカイブ

保育の現場から

2016 年 3 月 31 日 木曜日

洪水などの 災害防止放水用の なんかなのですが 

おひさま原っぱ保育園では「ライオンさんの おうちの門」とか「檻」と 呼んで 

おさんぽの折りに 物語 膨らませたりしてるのですが

怖がる お子

たのしげに 呼び掛ける お子

いろいろ

まだ ことばに 結べぬ Sくん

怖がりなのだけど

果敢に 檻のところへと 進み出て

何をするかと 思ってたら

小さく「がぉっ」と 吼えてた

あぁ ことばより

吼えるって 原始だよなぁ なんて

改めて 思う

そして その声色のなかに

決して 威嚇ではなく

ご挨拶の 色合いが 含まれていたのが なんとなくではあるけど 伝わったりもして

一方的に 放っているのではない感じ

会話の 一端だ

すごいなぁ♪

おひさま原っぱ保育園

3月の 壁絵

残すところ 2日…てのに

昨日も 地味に 増やしましたる

洗濯物と

煉瓦と

蟻さん…

洗濯物は 気づかなかったようだけど

「蟻さんいるね」と 言われて

にやにや

煉瓦は 積むの 楽しかったけど

ちぎって 形だすのが 指の変なとこ 辛くなったので

スルーされたのを 幸い♪と

煉瓦のおうちまで 発展させないことにした

道楽だなぁ…

壁絵 最終日

仕上げ というよりも

最後の 増量…てな 感じ

洗濯物

草むら

たんぽぽ
 
つくし

かなちちょ

…昨年も かなちちょ 登場させたのだったな

ちまちま 増やしたので

剥がすの大変…と 思ったら

すぐすべて剥がさずに

新年度 ここから スタートして

4月担当の ゆきこせんせが

アレンジしたり 増やしたり変えたり…との 目論見なのだとか

いつも すみませぬ~

また よろしくお願い致します

乞うという病

2016 年 3 月 31 日 木曜日

既に この想い

この身を 差し出した後

ただ 黙って しおらしく

内向きに 巻いておりますが

返事を もらえぬうちは

どうとも 動けぬわけで

とりあえず 八方塞がりの 硝子の部屋にて

沈黙に 沈黙を 返すが如く

咲かずに おります

奥の奥の 蕊が

せめて 糜爛を 越える前に

どうか と

祈りの言葉さえ

闇に 吸い込まれるばかりで

その沈黙が

情けが 無情か 訳のわからぬまま

浮かぶ ことば ひとつ 

また ひとつ

花弁の うちへと 巻き込むほどに

膿んでゆく 日々

乞う…という 病

己に濾過装置を備えよ

2016 年 3 月 31 日 木曜日

泥水を吸い上げたとて

混じりけもない ましろな 花を咲かせる

そのものの まごうことなき色を 現す

あぁ 毒を吸い上げ

毒を吐くなどと

なんと 芸のない 己の有り様

濾過装置は 己の 身のうちに 備えよ

そう戒めたくて

白木蓮など 一鉢 買うてみる