
「ちいさな」
「ささいな」
比べれば そんな風
でも 何億年もの 道程で 得た 知恵を
余すところなく 隅々まで 満たして
生きている
巡りを 繋いで
結ばせている
偉大なる くせに
ちいささに 収めて
…あぁ なんて 大きい存在なのだろか
ひれ伏す

光がふってきた
見上げたら「っけなり」
照らされる
もう 痛みはない
ほら また あるきだせる
本日 あんちゃ ばんげは 外食だ てんで
あんちゃが 苦手だから…と 避けておるものを 用いた メニューにしてみる
ホタテ稚貝で 炊き込みご飯など いかがか?
誰にも訊かずに やっちゃうけど…
過去にやったことなんてないんだけど
あの 貝の 表面についてる ぐるぐるりが 見たかった…てのもある
ゴカイの一種らしいけど
前に 茹でて 引っこ抜いて 食べたら
シャコ海老みたいな 味わいで
なかなかに んまかった
本日は 茹でる前に
レンズで まじまじ見てみる
うぉ…
なかなかに 素敵な お姿
引っ張り出してみたら
蚯蚓のような肌あいなのね
口の辺りなんて
目黒の寄生虫館に 並んでる子のようでもありますな
うひぃ
まぁ 毒だとか
寄生されるとかでないけど
この姿みて 食べたい食べたい♪
…とはならないかな
まぁ わたくしは へっちゃらなんですけど
家族らを 巻き添えにはいたしませぬ(この子らは 炊き込まないからね)
台所窓辺で
わっしゃわっしゃと 伸び
なかには 白髪のようになってきた
豆苗草むらこんがらがっちゃったさんを
外へ 連れ出して
梳ってみた
なん十本あるだろか?
地植えしたら 駄目になるかも…と
不安はあるものの
ちょいとあちこちに 植えてみる
全部 根付いて グリーンピース実ったら
豆やさん 開けそうですわ
…なんつって
とらぬグリーンピースの豆算用
しかも すべて 植え終えてないのに 挫けてるし…
腰に 無理が来ないよう 一服しとるとことはいえ
腰重くなってる
むうぅ
蓮の 水盤
がしょがしょした 茎らを のけて
水足して置いたら
鶫(つぐみ)が 水浴びしはじまった
あわわ
蓮の根っこには 支障ないかとは 思うけど…
んでもって 水浴びてる 鶫を
雀っこさんらが 縁に留まって 見てるという
なんか 楽しそうだなぁ
うれしそうだなぁ
うれしいなぁ
仲間に入りたいなぁ
薔薇の病葉(わくらば)を 摘まんだら
比較的 健やかそうな 葉柄まで もげてしまい
ああぁ すまぬ と
水に挿しといたら
若葉が 育ってきた
ややや?
挿し木できるよな 枝でもないかな?と 思いつつ
どこまで 育つのか 見せてもらおう
水しか 吸い上げてないのに
みるみる いきいきぴかぴかなもんが 生えてくるって
すごいことだよなぁ
愛しい お前
その目 とらえたくて
追う
求める
皮膚の境界線 越えて
ひとつになりたいと
乞う
願う
お前を 呑み込んでしまえたら
何をするにも ひとつだ
やることなすこと見るものすべて 重なる
お前は わたくしで
わたくしが お前になるのだ
なんと 完全
なんと 甘美
そんな想いに 酔いしれながら
お前を呑み込んだ
しかし 気づく
ひとつであるのは
お前が見えぬということ
お前を追い求めた わたくしの目は
お前自身のものとなり
乞い願う 渇望 という 甘美を 失った
完全であるという 失望
そして わたくしは お前であることを やめた
お前であるという 視点が 引き剥がされた この目 の 欠落感
しかし よみがえる 追求
甘美
愛しいものと ひとつになりたい なれない ならない なりたくない 愛しいまま求めていたい…
求めながら 求めきらずにいる
欠落と 矛盾の歪みを いだく
愛しさの 迷宮
眼孔の 虚に
かつて 求めるために てばなした お前がいたのだ
鏡の 奥から
瞬く いとまに
甦った 遠い日の 記憶
石巻 田代島にゃんこ共和国 国民の わたくし&さなおば
このたび 国民の 特典「田代島の 牡蠣の潮煮」送っていただきましたる
にゃんこたちに盛り上げてもらっていた 田代島
震災があって 島の人たちも大変だったけれど
にゃんこたちとともに 立ち上がってゆこう ということで
復興のシンボルとして「田代島にゃんこ共和国」を 設立
国民登録(支援金)募って
それを 牡蠣養殖施設復興や にゃんこ支援に 回し
牡蠣が育った暁には
国民へ 特典として 牡蠣を送る…という 公約
法人登録もしてやっと 商品としても 送り出せる牡蠣が 育ち始めた矢先の 台風被害
そののち 再び たてなおし
五年目にして やっと 届きましたもの
本日 ありがたく いただきました(ヱビスさまとともに)
んまっ♪
5年の月日を 思いつつ
国民として やはり いつか国の土を 踏まねば と
改めて 心に思う ほろ酔いの ばんげ
先週 買った ガーベラ
本人(草) 本来望んでいる長さではないのではないか? くらいの 長さ
ラッピングから ほどくと しだいに しなってきたり
茎途中の どこかに 力が かかって
くなり と 折れたり しがちなのに
なんとか 保っててくれた
…とはいえ 緩い弧を描いて
しなりはじめていたのでした
そろそろ 短く切って
別の 花器にでも 入れなくちゃいかんな…と 思ってた
そんなある日 さきちゃんから おたんじょびおめでと 花束が届いて
一緒の 花瓶に ざば と 挿したらば
翌朝 なんだかガーベラが しなうのを やめたらしい様子
なんやら しゃきん と 真っ直ぐになってた
花束に添付されてた 薬剤を使ったわけではないのに
なんだなんだ?
薔薇から 押し上げる力でも 出てるんだろか?
すごいね 不思議だね と
ちちははも 感心しきり
「薔薇に 負げでらんねぇって 張り合ってんだべ」と 父
「こだんも ずっと まっすぐなガーベラ 見たことないね…おかさんも 頑張んなくてわがねぇなぃん(頑張らなくちゃいけないね)」と 母
うっし~の 水飲み場の 邪魔にならなきゃ どうでもいいけど…の あんちゃ
今しばらく 食卓で 華やいでてもらお
わたくしも 押し上げて もらおかなぁ
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