2016 年 1 月 15 日 のアーカイブ

まだまだ

2016 年 1 月 15 日 金曜日

野蒜海岸

いまも まだまだ 工事は続いている

変わらぬところと

変わってゆくところと

混在しながらも

波と共に

歳降り

砂寄せては 返す

あの日の前も

あの日も

そしてそれからのいまも…

海に向かう 鳥居ができていた

伝えられる謂れを 知らずとも

その先に たくさんの 思い

いのちが みえる

知らず 手を合わせる

どうか…

思いが いっせいに 出口へと 殺到して

口ごもる

言葉に 繋げられぬまま

目を閉じた

雪に焦がれる

2016 年 1 月 15 日 金曜日

絶え間なく 生まれ

数えきれぬほどなのに

この世に 同じものは二つとないという

それなのに その 完璧なる美を

惜しげもなく 溶かし 混じり 巡り

また 唯一無二として 生まれなおす

水よ

雪よ

生まれ出づる 想いも そんな 美しい有り様で いられたらよいのに…

あぁ 雪に 焦がれる

ちっぽけなる わたくし

北上するぞう

2016 年 1 月 15 日 金曜日

久しぶりの雪

やったぁ♪と 思ったり

むむむ 出掛けられるのか?と 焦ったり

ほわほわした 雪なんで

もう とけはじめてる

物理的には

出掛けるに支障はなさそぅ…ははは

なにはともあれ いくぞぅ

不安がってる 母を たのむぞ うっし~

なんつってたら

「俺も いんのに…」と ぷんむくれる父

いや もちろん 父が 頼りにならんとか言う意味ではないけんど まぁ なんつうか ほれ

心持ち やっこくしてくれるのは やはり うしたろうさんの 得意技だもんでね

こっそり 父のこともたのむぞ…なんて 囁いてみる 

出掛けられるのか?なんて 不安

雨散霧消…ならぬ雪散雲消か

北上するほどに

晴れ晴れる

昨夜 母が 痛みで 叫んだり

どうなることやら 続きでしたが

まぁ なんとか かんとか

おんなじことは ずっと続くわけではない

いいことも いいわけではないことも

道行きの途中で ばんげの 野菜などかって

再び北上

着いたところは

美女と野獣?癒しのキラキラ夢工房

石巻駅北通りの

オーナー 千田真理子さんに 会いに

「『つちびと』更に北へ プロジェクト」繋ぐために

パン工房 ficelle の パン食べに

そこへ集う ゆりさんにも 会いに(&ゆりさん作品も 再び手にするために)…

もう 企みを 実現させるために…とかいう ことよりも

会いたい人があるうれしさ

会ってほしい人たちに 届ける うれしさに

胸膨らませて…の 北上でした

「癒しのキラキラ夢工房」という お名前からも わかるように

きれいなもの

きらきらしたもの

安らぐ思い

素敵♪と 喜ぶ心

照れることなく まっすぐに あらわしたところ

なんとも 気持ちよくそのもので

つどうかたがた みなさん ほんとうに やわらかに にこにこきらきらしてらっさる

あぁ 素敵だなぁ

照れちゃって ついつい 鼻の穴に 指突っ込んじゃうような わたくしが お邪魔したら 申し訳ないくらい

…なのに みなさん ずっと たのしそうに にこにこにこにこしててくださって

受け取ってくださる具合が やさしすぎて

泣くかと思った…

可南さんのことも わたくしの 投稿で 見知っててくださって

「あぁ 好きな作家さん♪と 思ってたのに お名前 ちゃんと 覚えてなくて ごめんなさいね」なんて

きちんとした ご紹介の資料を お持ちするのも すっ飛ばしてしまった というに

パネルも 丁寧に 観て 受け取ってくださりました

詳細は 未定ですが

2月以降 みなさまに 来て よろこんでいただけるような形の

なんにゃらかとともに パネル展を やっていただきますはず

かわいらしい エントランスから のぼって

キラキラの 手作りグッヅやら パワーストーンの 数々を ゆったりみたら

再び 階段を降りると 丁寧に 酵母を 育てて 作られた こらだとこころにやさしいパン…パン工房 ficelle さんあり

この 2つのスペースのオーナーさんでもあるという パン工房の おねえさん

なんとも やわらかで 香ばしい 焼きたてパンのような 笑顔

ランチも んまかったです♪

こんな 素敵な人たちに 受け取ってもらえて うれしや♪

詳細は 決まり次第 お知らせいたしますで

どうか お近くのかたも そうでないかたも

ぜひぜひ キラキラ♪ 浴びに

ふかふか 味わいに

つちびとさんに まつわる じんわり…も たのしみに おでかけくださりませ

どんと祭めぐり

2016 年 1 月 15 日 金曜日

かつての どんと祭は

家中の 松飾りなど 正月ものと 神棚で 一年間守っててくれた 神様類の紙 集めもって

14日の 真夜中に 零時の時報と共に(15日の始まりの瞬間)

や~ほいほいほい~~!と 大きな声で 叫びながら

家の周りをぐるっと回って

そののち 神社へ 焚きあげしてもらいにいってた

本来「家督」といわれる 男が 先頭になってやるもんらしいが

そういう 季節行事大好きで 大切にしてた じいちゃんが 亡くなり

父も 抗がん剤の 影響抜けぬ 手足痺れたまんまの ここ数年

そして そんなこんなな ちょっと 目立ってしまうようなこと 苦手な あんちゃ

年々 昔ながらの真夜中行事ではなく

早目に 始まって 早目に終わるようになり

翌日が 成人の日の 休日ではなくなり

比較的 早目に 執り行うことに移り変わっていった

遅く行ったら 焚き火も 人っ子も 皆無…なんてな 状況だもんね

んで ここしばらく わたくしが むづぉ~さん(じいちゃん)乗り移ったように

や~ほいほいほい~!やっとります

今年もやはり うしろから あんちゃ 渋々ついてきて

もんのすごく 小声で ゃ~ほぃほぃっ と かわゆく 言って

そんなに 恥ずかしいのかおめぇは なんて

笑いたくなる気分を こらえつつ

大音量で ひとまわり

いつもの 「おでんずさん」へ

しか~し まだ 9時前だってのに

竹灯籠 消し始まってる 消防団のヒトビト

焚き火に 松飾り くべようとしたら

「あわわ そこにいれないで あらためてちゃんと 燃やすから!」と

そこの 焚き火自体 消化しかかってたりして 

なんだか 腰砕け

こちらの気持ちが 不完全燃焼

んで あんちゃが「ほかの 神社は どうなんだろうね?様子みてみたいなぁ」てんで

車で おはずまんさん→こんぴらさん→あおそさん→おしんめさん…と 巡ってみた

おはずまんさんの 情緒

こんぴらさん あおそさんの こじんまり感

ちっこいのに意外に 勢いまだまだ!の おしんめさん…

別当さんとか 宮司さんが 常におられる辺りの違いかなぁ

こんな風にあちこちめぐったの

はだか詣り参加したときは 別として

初めてだ

なかなかいいもんだね

きょうだいふたりは なんだか 満足気分だったものの

留守番 ちちははは

待ちぼうけ気分で ちみっと むっ なんてしてて

でも あちこちがたがたしてても

こうして揃って 正月行事の締めなどできて よかったね なんて

暁粥 すすりつつ

まぁ 穏やかな 団欒となりましたる