どんと祭めぐり

かつての どんと祭は

家中の 松飾りなど 正月ものと 神棚で 一年間守っててくれた 神様類の紙 集めもって

14日の 真夜中に 零時の時報と共に(15日の始まりの瞬間)

や~ほいほいほい~~!と 大きな声で 叫びながら

家の周りをぐるっと回って

そののち 神社へ 焚きあげしてもらいにいってた

本来「家督」といわれる 男が 先頭になってやるもんらしいが

そういう 季節行事大好きで 大切にしてた じいちゃんが 亡くなり

父も 抗がん剤の 影響抜けぬ 手足痺れたまんまの ここ数年

そして そんなこんなな ちょっと 目立ってしまうようなこと 苦手な あんちゃ

年々 昔ながらの真夜中行事ではなく

早目に 始まって 早目に終わるようになり

翌日が 成人の日の 休日ではなくなり

比較的 早目に 執り行うことに移り変わっていった

遅く行ったら 焚き火も 人っ子も 皆無…なんてな 状況だもんね

んで ここしばらく わたくしが むづぉ~さん(じいちゃん)乗り移ったように

や~ほいほいほい~!やっとります

今年もやはり うしろから あんちゃ 渋々ついてきて

もんのすごく 小声で ゃ~ほぃほぃっ と かわゆく 言って

そんなに 恥ずかしいのかおめぇは なんて

笑いたくなる気分を こらえつつ

大音量で ひとまわり

いつもの 「おでんずさん」へ

しか~し まだ 9時前だってのに

竹灯籠 消し始まってる 消防団のヒトビト

焚き火に 松飾り くべようとしたら

「あわわ そこにいれないで あらためてちゃんと 燃やすから!」と

そこの 焚き火自体 消化しかかってたりして 

なんだか 腰砕け

こちらの気持ちが 不完全燃焼

んで あんちゃが「ほかの 神社は どうなんだろうね?様子みてみたいなぁ」てんで

車で おはずまんさん→こんぴらさん→あおそさん→おしんめさん…と 巡ってみた

おはずまんさんの 情緒

こんぴらさん あおそさんの こじんまり感

ちっこいのに意外に 勢いまだまだ!の おしんめさん…

別当さんとか 宮司さんが 常におられる辺りの違いかなぁ

こんな風にあちこちめぐったの

はだか詣り参加したときは 別として

初めてだ

なかなかいいもんだね

きょうだいふたりは なんだか 満足気分だったものの

留守番 ちちははは

待ちぼうけ気分で ちみっと むっ なんてしてて

でも あちこちがたがたしてても

こうして揃って 正月行事の締めなどできて よかったね なんて

暁粥 すすりつつ

まぁ 穏やかな 団欒となりましたる

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