2011 年 6 月 19 日 のアーカイブ

勘違いであったのだろう・・・か?

2011 年 6 月 19 日 日曜日

いつも スーパーの前のベンチに たむろしている おんちゃん じいちゃんたち
その中に 確か わたくしの 同級生Kくんの父が よくいた
その お方は わたくしの父の5つくらい上で
角田の町で ぶいぶいいわしていた「よたこう(与太公)」だったけれど
なぜか うちの父(裏番かよ!?)には 弱かったらしく
会えば必ず へこへこ状態だったようなのだ
K君も 地元じゃ 有名な よたこう・・・でも 心根は優しくて
小学六年の頃は よく一緒に遊んだっけな
角田で初めて 大手の 暴走族に入ったとか 麻薬に手を出したとか やくざやさんに 正式に入会したとか 轢き逃げたとか・・・とかとか あらゆるものに 携わっちまった君でした
んで 本日 母と買い物に行って
いつもの おぢちゃんたちもいて
野菜売り場の前あたりで 「おう!どうも」と 声かけられた
ああ Kくん父は 母に対して いつもご挨拶かけてくださるし・・・と わたくしも 一緒にご挨拶した
夕食時 Kくんの とうちゃんさあ・・・と 話したら ちちはは「?」顔
ほら 今日も 野菜売り場あたりで 声かけてくれたぢゃんか つったら
「あんたなにいってんの?今日 誰からも声なんてかけらんなかったっしょ。それに Kさん 亡くなったばっかりだよ」と 母
は?だって さっきさ・・・
「そろそろ四十九日あたりかな?」なんていわれた
あれれ?だって あん時 にこにこわらってたよ 違う人かなあ?
「どっちにしても 誰とも話してないよ おかさんは」
うむむ 
お~いKや 今どこで何しちょるかね?
あれこれやらかしたろうが 
20年位前に 地元の祭りで久しぶりに会ったとき
全身白尽くめのペアルックで 結婚相手らしき女の人と 肩車していた女の子・・・
ちゃんと 一緒に 楽しく暮らしていてくれたらいいなあ
おめえさんも いい父ちゃんであってくれよ~
亡き 父ちゃんが よかったよかった って 笑ってくれているんならいいんだけどさ
霊感なんかない・・・と 思っているけど
しばらく会っていない同級生や その父親に ふと 思い巡らせることになっちまった 父の日

我慢強い子さん

2011 年 6 月 19 日 日曜日

素手で触ったほうが いい気持ち(虫にゃ迷惑)いつの間にやら 葉っぱがほとんどなくなった苗から
お隣へ
葉っぱの芯まで 身体ゆすりながら がしゅがしゅがしゅがしゅ と 食らう
虫けらものの たくましさよ・・・など
室生犀星おぢちゃんを 思いながら
むしけらさまを 尊び なでさせていただく

さほど特別でもない父の日スペシャル

2011 年 6 月 19 日 日曜日

焼入れ前父の好きな「おふかす(赤飯)」買っときました
今朝 早起きして ぱんぱかぱ~ん!てな具合に
「父の日」スペシャルの発表をしようと ぼんやりおもっていたのに
不覚にも 寝坊
起きたときには ちちははの朝ごはん 終わる頃でした とほほ
でも 昨夜のうちに 赤飯のことは ご飯を炊く分量の関係上
母に伝えてあったので 朝ごはんで 食べてもらえたのがせめてもの救い
いつもなら お手紙とともに なにがしかの物を渡すのに
今回は すべて前後しちまいました
以前は好まなかった 入浴剤を 「気持ちよかった」というようになってきたので
ちょこっと 入浴剤 買いたして
餡子炊いて(なかなかの出来でしたぢゃ) 「ナンミックス」(震災中 再開したばかりの薬屋で売っていた粉・・・簡単かと思いきや 自分で パン作ったときと同じくらい時間も手間もかかるので 使わずに置いといた)の皮で包んで アンパンならぬ「アンナン」おやつ
スペインワイン(いただきもの)あけて いろいろチーズ&震災中に剥いといた かぼちゃの種のつまみ
もちろんすべて お相伴してしまう わたくし
今年は どうも あんちゃの中から ははのひちちのひを祝う想いが ちみっと ぬけおちたらしいとか まあ そういうこまごまなことは おいといて
なんとなく いつもの一日の感じでしたけど
そんな 一日を 過ごせることの「稀有」を かみしめながら
暮れていく 暮らしの幸せ
毎日毎日を ひたすら働くことで 築いてくれた 父の元で
はびこり放題の野の草みたいに いられる 申し訳なさと幸せを 
改めて 感謝する日

ご本を読む

2011 年 6 月 19 日 日曜日

血迷って(金銭的にそんなことしてる場合じゃないのに) 本購入
まあ 支払いモラトリアムですが
『仙台 本のはなし 24人でつくりました』(仙台文学館ゼミナール2009-2010 本つくりワークショップ)1200円
・・・仙台ゆかりの101人が 選んだ わが人生の一冊 とか(親戚の 新澤巖夫さん・・・究極の食中酒・伯楽星つくったひと、以前ご一緒にタップした ジュウリーデザイナー 種澤節鴻さんなど 顔見知りさんもいっぱいでうれしい)
気になる90歳の前衛芸術家 ダダカンこと糸井貫二さんへのインタビューとか
素通りできず うう わくわく
『イネ科ハンドブック』木場英久・茨木靖・勝山輝男 共著(文一総合出版)1600+税
・・・『イモムシハンドブック』でおなじみ 文一総合出版
とにかく「雑草」なんて 大雑把な放り方すんな!と 思う わたくしですが
反面 後から後から生えてくる この子達の一味に 辟易して よくみもせず むしり倒している方々の気持ちも わからなくはない
昔から イネ科の子達が 結構 好きだったのですが 植物図鑑に ちゃんと 載っていないことが もどかしかった
でもね この本 そんなもやもやを解消してくれた
それぞれちょいとずつちがって それぞれに子孫をつなげていくたくましさや その それぞれを見分けて分類して こんな美しい本にしてくださった著者の方に 拍手~!
『平凡倶楽部』こうの史代 著(平凡社)1200+税
・・・昨年出版されたものだし 戦中戦後の呉市を描いた『この世界の片隅に』で 文化庁メディア芸術祭の優秀賞を受賞したことで 見知った方もいらっしゃるかと 思いますが
あんちゃともども この方の本が好きで ほかの著作『街角花だより』『夕凪の町 桜の国』『長い道』『ぴっぴら帳』『こっこさん』『さんさん録』 全部うちにあるぞ
流行の絵柄とは ちょっと遠いところにあるけれど その温かな作風・視点が たまらなく好きですが
この本は 「初エッセイ集」とうたっていて 彼女の繊細さや 面白がり方のセンス てんこ盛りですわ 
「WEB平凡」(http://webheibon.jp/)に連載されていたものとのこと やるなあ 平凡社
『街の木のキモチ 樹木医のおもしろ路上診断』岩谷美苗 著(山と渓谷社)1400+税
・・・つい買ってしまった感じ
でも 赤瀬川源平さんあたりの路上観察もの好き+木も好きつったら=買っちゃう・・・だわね
久しぶりの 読む意欲 ゆるり楽しもうっと

衣替え

2011 年 6 月 19 日 日曜日

一昨日(金曜日)お脱ぎになったらしい今頃の季節
重い上着脱いで
かろやかに
さわやかに 
まぶしい
あのここのこ 
うちのにわでも ぴかぴかしてました