
かつて 美術系の大学に行きたい と 思ったこともあったのだけど
デッサン力もなくて
それを鍛錬して 再挑戦するほどの熱意は いつか 失せて
気づけば 好き♪なことは それぞれそこそこばかりで
突っ込んでやってることってなに?て 立ち止まったりする
今でも 絵を描くのは 好きなのだけど
請われたり
必要…という きっかけがないと 動き出さないよなぁ と 思う
幼い頃は 毎日毎日 何かしら 描いていた
漫画的なものは
周囲の人々を 擬人化した兎に重ねて
日々の事を 面白おかしく
中学あたりでは 友人の恋心を 実らせる方向の「青春」な感じのもの(そのこは人間なのに 自分は 兎で 出ていた)
バレエ漫画の パクリ風…
でも いざ 今 紙を目の前にしても
さて 絵として描きたいものは なんなの?と フリーズしてしまいがち
ちゃんと描けないから…なんて ブレーキ 踏むのやめて
ぢっと 思い巡らせる
かつても 描きたいというよりは
いろんな色を 並べたり混ぜたり その変化の妙を 楽しみたい
山の端の 暮色を 愛でたい
手の形を 描きたい
…そんな ごくごく 部分的なことばかりが好きだったのかもしれない
漫画で描いていたことだって
日々の事の おかしみを あらわしたかったのだな
それをわけっこして 笑い合うのが 愛おしい時間だった
高校あたりから 文章やうたで それを あらわしたい…というあたりに ちょいと ずれ込んだ感じはするのだけど
この手で 面白い美しい愛おしい の 再確認をして
かたちなしてゆきたいのだろうな
…なんてなことを ぼやんと 浮かべながら
久しぶりに 己の手など 描いてみる
思った以上に でこぼこで
でも それがまた 愛おしい形かも なんて こじつけたりもしながら…
も少ししたら 母を 起こそうか
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