2019 年 9 月 30 日 のアーカイブ

残さず

2019 年 9 月 30 日 月曜日

先日

ばんげの支度が 遅くなりそうで

天婦羅揚がるまで 枝豆でも食べててね と

あぐりっとさんで 買った 秘伝豆 茹でたやつ

茶の間に 出した

二つほど 味見したら

ぱんぷくりんに 肥えふとって あまみうまみ ぱん♪と 弾ける感じ

んまぁ♪

天婦羅 揚げ終わったら ちと 冷めてしまってるだろうけど

きっとこれなら 冷めても美味しいだろな るる♪なんて

楽しみにしてましたものの

ごはんできたよぅ と 母とあんちゃ 呼んだら

あんちゃに 車椅子押してもらってきた 母の お膝に

空っぽの皿と

てんこ盛りもりになった 中身食べ終えた 豆の鞘容れ

…あれれ?全部食べたの?

「んまかったよ」

いや わたくしの分とか 残すという気持ちは?

「え~?だって 何も言わなかったから」

…てことで

自分の分 取り分けておかない わたくしが 悪うございました

んまかった 証しでもあるよね と

気持ち 収めようとしたけど

収まらん

本日 リベンジ的に 再び あぐりっとさんで

秘伝豆 買いましたる

悔いなきよう食うちゃりますわ~♪

初々しい恋人同士みたいに

2019 年 9 月 30 日 月曜日

先週土曜は

母と さなおばと 共に

父の病室を訪ねた

お熱 下がってきたとはいえ

視線定まらぬような 感じ

声をかける

目が泳ぐ

からだに触れる

焦点が 絞られてくる

今日は 母と さなさんときたんだよ~!と 耳元で 改めて 伝える

ゆっくりと 母のおる方へ視線向けて

ふわりと 左手を そちらへ 差し伸べた

「おとさん!おとさん! わがっかい?五十鈴だよ 早ぐ いぐなってね 待ってっかんなぃん!」と

父の 手を 握る 母

母が動かせるのは 右手なので

左手と 右手

ちょっと 握りなれてない 初々しい恋人同士みたいに

時々 ベッドの手すりに ぶつけたりしながらも

ずっと 繋いだまんま

ゆんゆん ゆすってた

何十年もの お互いの 日々

通じ合うものが

今できる すべてを持って いい方へ 流してくれるといい

頼むよっ!