お子たち向けの　公演

うっかり　14:30からだと思い込み

本番三十分前　現場到着だってのに　

なぜ　こんなに余裕かまして　カレーランチのことなど　言っておるのだ　ベテランさんたちは…などと

出演者でもないくせに　ひっそり　呆れるというか焦るというか　

どきどきしておりました　わたくしですが

もう　お客様いらっしゃるのでは？と　言って　初めて

己の　時間間違いに　気づく

上野さんも「俺も　ちゃんと把握してないけど　いくらなんでもそれはないでしょう」と　笑われました

演奏の　形態によっては　多大なる　準備と緊張も　必要とされる　上野さん

きよしさまと「一緒の現場だからね　ふふふ」と　やさしく　笑ってらっしゃいました

お子達向け　公演

改めて　お客として　ゆったりと　観て

そういえば　こういう立場で　観なくなっていたなぁ　と思う

やってる側としての　視線になりがちだったかもね

日々　出逢い直してゆくことで

知った気になって　蓋をしてしまっていたもの

開けて　空けて

また　注ぎ込んでゆこう　と　思ったりもする

研ぎ澄まされた　能舞台やら

高みで　演ずることもある　きよしさんの

人々に囲まれて　やり取りしながら　おしゃべりしながら

それでも　遥かな　高みへとてを伸ばすような　作品

やはり　心の褌の紐　

きうぅっと　締め直したりもいたしました

よきひととき　ありがとうござりますた

ゆるりと　速度をゆるめて

ふかふかの　地面を　踏む

気のせいかな？

虫たちも　慌てて　逃げていかない

興味深い　オブジェなど　作ってらした　おぢちゃん（名前失念　すみませぬ）が

「いっぱいいろんなのおるよ　この間　ものすごくおっきい青虫（２０センチくらい！？も　指で表してくれた）」なんて　いってて

誰だったんだろ？見たかったなあ…

そんなこんな　虫めぐり撮影で　携帯電話のバッテリー切れて

山の中で　誰もいなかったら大変なことになってただろうに…なんて

慌てて　スタジオに　戻ったりもした（充電してもよいですよ～て　言ってもらってたから）

公演前の　顛末

レノアちゃん

一見　強面

でも　しゃがんだところに

ゆっくりと近づいてきてくれて

くんくんして

触れたところを　静かに　差し出すようにいて

お返しに　ぺろり　と　舐めてくれた

よくしてもらってるんだね

すりよりすぎない

こびない

拒絶しない

いい子だねぇ

そこの　ぢびたを　いきいきさせたまんま

楽しもう…てな　「アスパイア」

一応　フィットネスやら

スポーツクラブやら

アウトドアなど

うたい文句はついてましたが

そんな言葉から　立ち上がるイメージは

近代的に　整えられた施設

でも　ここ

みんなで　手を使って　樹を　切って

その手で　運んで　設えられたような風情

とても　人の　息づかいと　手と　思いが　あちこちに　感じられるところ

興味深くて

なんどもなんども　あちこちぐるぐるめぐってしゃがんで

ぺたし　と　座って　

ひたひたと　葉っぱ色の空気に　ひたされましたる

また来たいなぁ