また 受け取っていこう

誰かを

なにかを思う

受けとる 器が 

場所が

胸のうちにできる

失ったとしても

そのかたちは

抱えていた腕のかたちは

乗せていた 膝のあたたかみは

そのもののための場所は

失われない

他のものを思ったとしても

それはまた 別の かたち

別の場所

もうこれ以上 大切に思うものを 増やせない…なんてことはなくて

増えれば増えるほど

思う心の 裾野は 広がってゆくのかもしれない

そんなことを 思いながら

そんな風に 願いながら

空を仰ぐ

また うけとってゆこうとおもう

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