2014 年 11 月 26 日 のアーカイブ

挫けなくてよかった

2014 年 11 月 26 日 水曜日

保育仕事 上がり時間 3分前なのに

「今日コンサートでしょ?もう行ったほうがいいから」などと 園長先生に お気遣いいただいて

向かわせていただきました

「加藤登紀子ほろ酔いコンサート」

雨で 渋滞で 雪駄で…

開演時間 ちょいすぎたものの

挫けず参りました

挫けなくてよかった♪

花に寄る

2014 年 11 月 26 日 水曜日

花に 寄り居るひとときも 過ごさずにいたな と

日々の 支度の手際を 早回しにする

そんなときに限って 母の呼ぶ声

父には 届かぬ様子

朝の支度なのに

出掛ける準備してるのに…の 思いで くすぶりながら

取り急ぎ ポータブルトイレに 座ってもらって

また 支度のつづき

父 近くに来たのに わたくしが 助太刀したので 安心したのか

己の血圧はかりや 朝のドラマを見始める

再び母の呼ぶ声

二人とも聞いているはずだ

わたくしにも聞こえている

それでも 焦るこころで 弁当の おにぎりを握り続ける

これはなんだ?

よかれと思った 叱咤激励でもなく

ただの 当て付け無視ではないか

母の尻を出させたまま 呼び声にも 応えず

そんなにしてまで 握らねばならない おにぎりでもあるまいに

なんだか 自分の 鬼具合に 愕然とするほどだ

なまじ いい人になったような錯覚に陥っていたから 愕然としただけで

元々いい人なんかじゃないのにな

ばかだ

いい人なんていない

ひとが いい と 思えるようなことを なした 瞬間があるだけなのだ

ことほどさように みてみたまえ 己の毒を…

打ちのめされる寸どめで

とりあえず 崩れかかった おにぎりを まとめたのち

小走る

すまぬ

出掛ける寸前に すこし 花の近くによる

滴に うたれて 目が濡れる

あんた こんなとこきたからって なにか素敵なことが起こる訳じゃないんだからねっ と

叱られたような気にもなり

うん 心しておくよ

こんなぶざまなまま

思いしりながら 

また 暮らしていくよ

なるべく みんなが にこにこできるようなのがいいもんね

そんなことを ぶつぶついいながら 

でかける

百合にうたれる 鬼の朝